第10話 大幅改修と揺れ動く国々
俺は格納庫にきていた。
恋人が休憩中に「ねぇ・・・・・あんたの機体思い切って両腕改修しようかなっておもってね、あんた格闘メインにしましょうか?おあつらえむきだし」といったことに始まる。
ちょうどそれで今、両手の改修が始まっていた。
右手に備え付けられるのは大きな爪がついたクローアーム、通称デーモンビースト
由来は手のひらに銃 手の中に 武器のウェポンも入っているのだ。
剣のオプションパーツは手裏剣としても使えるのだ。さらに銃もついてくる。
バックパックは新造されることになっている。
バリアシステムやエネルギー変換システムついてくる様子だ。
壊れた左手、そこが問題だ。
格闘メインでも銃は備えられるのだ、恋人はそこに頭を抱えていた。
そのころ世界各国の争いは激化の一途をたどっていたのだ。
次々とTvで流れるロボたちの戦闘が格納庫でも流れていた。
強敵は出撃していない。
おそらく大幅改修中だろう、強敵の国とは協力してたたかう協定が結ばれたからだ。
俺が目に付いたのはたった一機だった。
剣しか装備していない。機体はたった一機で敵部隊を後退させた。
こいつともいずれやりあうだろう。
機体は重装甲だった。
強敵の機体も大幅な改修中のためともに出撃できない。
だが・・・・・・こいつがいずれ倒すべき相手ではないとわかった。
強敵もそうだが、腕が立ちすぎると逆に司令官を死なせてしまうことが
多々あるのだ。
その頃、とある国で巨大兵器の起動実験が行われていた。
俺が無人兵器を倒してから一か月、世界の国々は揺れ動いていたのだ。
この巨大兵器がやがて世界を戦乱の炎で包み込むことさえ知らずに
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