第8話 人を喰らう獣
強敵は無人兵器の攻撃をかわすが避けられない攻撃も多々あり、岩にたたきつけられてしまった。
俺たちは一機じゃ勝てないと判断し、仲間たちと出撃した。
そのころ強敵は装甲がはがれ、フレームが露出するほどのダメージを負っていた。
そのとき、ふと無人兵器の咆哮が俺たちの部隊に向け放たれた。
それは超音波砲と呼ばれるものだった。
まともにくらってしまった俺たちの機体は片目のカメラアイが破壊され、右肩装甲が
破損、足の一部はフレームが露出。
あっという間に地面にたたきつけられた。
まるで生きた恐竜だ。
俺たちの機体も想像以上のダメージを受けてしまった。
遠距離を避けていたのはこのためか、だが近距離なら大破はまぬがれないはずだ。
ブレードアンテナも破損してしまった。
強敵が苦戦するわけだ。
無人兵器のしっぽがとどめをさそうと迫ってきた。そのとき
岩にたたきつけられた強敵が猛スピードで飛んできた。
俺たちを庇うために。
しっぽではたかれ上空に高く舞い上がった強敵の機体はそのまま地面にたたきつけられてしまう。
頭にきたおれは機体に100%以上の出力をださせた。
岩が次々と上空に舞がった
黒い装甲はみるみるうちに紅く染まっていく
機体の目は赤から緑にかわった。
そうして俺と俺の機体と強敵と無人兵器の戦いが始まろうとしていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます