第7話 片腕と悪魔と紅き炎
紅い炎をまとった俺の機体はとまらない、強敵は切先をぶつけてきた
機体性能100%以上の機体には通用はしない。
剣がぶつかりあい、強敵のほうの剣が空に舞い上がったのだ。
銃をむけてきても無駄だ。
逆に銃を破壊したのだ、仲間たちは敵基地の武器・弾薬すら破壊
俺も負けていられない。
強敵は格闘戦に移行した。
だが・・・・・・・・武器がなければこちらが有利なのは確定だ。
拳と剣と銃がまじわるなか、ついに相手は疲弊していく
そして
上空に舞い上がった俺の機体は強敵の拳をかすめ、強敵の機体の片腕を
剣で切り落とした。
その瞬間、油が血のように飛び散った。
互いに次の構えをした、そのとき 上空に舞い上がった剣の破片が敵基地の
司令塔を破壊したのだ。
これにより強敵の所属する国の部隊は撤退した。
司令官は剣の破片が突き刺さった時に死亡したらしい。
紅い炎が消え 俺の機体はフルの状態を停止した。
格納庫にて
俺は強敵のことを考えていた、ヒガンバナシステムと対等に渡り合える奴
機体性能の差は歴然だ。
俺の機体も悲鳴をあげていた。
だが普通の機体では渡り合うようになるには数カ月は必要だ。
俺の機体もすごく破損している。
ちかぢか改修は必要のようだ。
ヒガンバナシステムは絶対的勝利が確定するおそろしいシステムだ
またあいつとはたたかうだろう。
とある国の無人兵器が暴走していたと連絡が入った
強敵はただ一人でたたかっていた。
修理されて腕は元通りだった・・・・・・・が
あきらかにおかしい
遠距離を避けている、ただ近接に持ち込みノックアウト狙っているかのようだ
そいつは煙のなかから姿を現した
まるで現代にティラノサウルスがよみがったかのような
姿だった。
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