第4話 戦場

硝煙漂う戦場に俺は戦闘していた

敵部隊の機体に容赦なく銃を向け、剣で貫いた

飛び散った油が血のようにこびりつく

今回の任務は民間人を救出と敵部隊の殲滅だ

俺の機体は市民からみれば英雄だ  だが敵からすれば悪魔にちがいない

しっかし・・・・・なんと噛みごたえのない部隊だ

隊長をかばって死にに来る

性能も腕も俺の方が上なのに、倒れた機体を踏みつけ

市民をねらったことを懺悔させたかった

なのに向かってくる

結局はなしにならず部隊は壊滅

隊長機だけがのこったのだ。

そして

隊長機の発砲前に腕を切断し

コックピットに何回も殴り 装甲が壊れるまで

そして降伏したところに

銃をむけた。

今回は珍しく敵国から俺たちの国えと寝返ったのだ。

戦場では時としてこういうことも起こりうるのだ。

市街地近くだったため。

パイロットを殺さずに済んでホッとしたのだ。

英雄が人を手にかけるのを誰が見たがるだろう。

俺たちの国は悪魔と英雄の両方に契約しているのだ。

殲滅戦ならまだしもこんな町の近くに来ていた部隊だ。

なのに市民は敵部隊を殺したときにも歓喜したのだ。

それが俺には理解できなかったのだ。

そうこういう不条理こそが戦場なのだ。

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