【第2部】 第1話 『銃撃!』

 ある日、仕事場でお泊りした後、ぼけぼけ状態でビルの屋上に上がりました。


「いい眺めだなあ!」


 ところが、そこに、ビルの壁を登ってきたのは、なんとヘリコプター!


 正体不明のヘリから、やましんに向け、機銃掃射が行われたのです。


「あわわわわ。」


 壁の影に逃げるやましん!


 しかし!


 反対側の壁からも、ヘリが浮かび上がってきて、同じように銃撃してきます。


「こりゃあ、たまんないや。」


 階段に逃げるやましん。


 しか~し!


 次には、沢山の兵士さんたちが、大きな機関銃を持って多数現れ、やましんを狙い撃ちにしてくるのでした。


 弾が、バンバン体を通過してゆきます。


 ま、夢の中ですからね、ちょっと体が、ぷちぷちはするけれど、たちまち死にはしません。


 とはいえ、下からも兵士さんたちがたくさん上がって来るし、向こうからも、まだ、いっぱい来るし、ついに、追い詰められたやましん!


「もうだめだあ・・・。」


 と、まじに、あせったのです。


「ああ、これが夢であれば、よかったのに・・・。」


 こうなると、さすがに『夢』でも、これ以上先には、もうゆけなくなります。


 そこで、お目覚め、と、なりました。


「ぎょわ~~~~。疲れたあ~~~!」


 お手洗いには行ったものの、それ以上動くことはできず、その日はそのまま夜までダウンしました。


 つい一週間ほど前の、朝の事であります。


 誰かが、やましんを狙っている!!


 いやいや、自分が狙ってるんですけどもね。


                      続く・・・・・


    ??????   ??????   ????? 


 


(第2部開始特別付録!)

 【似たような夢の例!】 カクヨム内『葵さん』(やましん(テンパー))よりの抜粋 



【 夕闇の中のような薄暗い職場で、若い係長さんあたりから、また、叱られておりました。


「いつになったら、いったい、出来るようになるの!」


 あの、ぼくのほうが、上役なんですけど・・・・・これ、あとから追加です・・・


 ぼくは、職場の建物の中を逃げ回りました。


 掃除用具の収蔵庫に逃げ込みます。


 でも、そこにも人がいて、ぼくの居場所はありません。


 どこに逃げ回っても、ぼくのいるべき場所はないのでした。


 空から、針の雨が降り注ぎます。


 頑丈な建物の中でも、その雨はますます激しく、撃ちつけられるのです。


 『会場案内』の看板を持ち上げて防ごうとしましたが、そのくらいは突き抜けて


しまって、もう、体中に針が突き刺さるのです。


 裏のボイラー室の陰に隠れても、あらゆる方向から撃ち抜かれてしまいます。


「痛い痛い!」


 ぼくは起き上がりました。


 汗びっしょりで、からだ中が冷たくなって、緊張しています。


 はあはあ言いながら、ぼくは部屋中を見回しました。 】


 ・・・・・まあ、こうした、銃撃されるらしき夢は、やましんの夢の、『定番番組』です!

 
















 







 







 










 


 



 





 












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