今日という日に。

僕はいまだかつてない絶望を感じている。

どうしたいのかわからなくて

どうしていいかわからなくて

僕はここから動き出せずにいるんだ。

ここから眺める外の景色は

今の濁った瞳で見ても

とても美しいものだとわかるのに、

僕は　憧れよりも恐怖を抱いて

動くことを選べない。

動けなくて嫌になる。

だけど　動かなくていいよと言われるとがっかりする。

僕はこの美しい景色の中には必要ないのだと

そう言われているようで　情けなくなる。

どうしたらいいんだろうと悩みながら、

どうもしたくないと願っている。

今　僕は動けない。

その言葉だけが唯一の真実であればいいと願っている。

　　　　　　　　　　　　　　～今、僕は動けない～

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