天高く
体が飛んでいく。
ふわふわ浮かぶのではなく
一瞬のうちに
天高く飛んでいくのだ。
天高く飛んだなら、
いつか地上を見下ろしてみたいと、
そう願っていたはずなのに、
天高く飛んだ僕は
まだまだ遠い空を仰いでいた。
空は遠く。
まだまだ遠く。
僕の気持ちは
まだまだ空を恋い慕い、
何よりも強いあこがれとなるのだ。
~天高く~
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