第百九話 ガーディアン・フォレスト
タゼリスが洞窟の中を進んでいく光景を、マキトたちは追って観察していた。
洞窟の中までは流石にあまり変化もないだろうと思っていたが、その考えはすぐに覆されることになる。
自分たちが訪れたときにはなかった道があったのだ。一本道ではない、ちゃんと二股ないし三股に分かれている、れっきとした迷路であった。
「とても同じ洞窟とは思えませんね」
「ワシの若い頃に、何回か落盤があった。これは恐らくその前の状態だろう」
周囲を見渡しながら、ジャクレンとセルジオが言う。
そんな中、タゼリスは一心不乱に洞窟の中を突き進んでいた。
行き止まりに突き当たっては戻り、飛び出してくる魔物を切り刻み、そして再び行き止まりに遭遇しては苛立ちを見せつつ戻る。これを何度も何度も繰り返し、それでも決して立ち止まらず、着々と洞窟の奥へと進んでいく。
とうとう疲れ果てて座り込むが、数分後にはよろめきながらも立ち上がり、虚ろな目で再び歩き出す。
一見、死に急いでいるのかと思わされるが、タゼリスの目には、ちゃんと光が宿っていることにマキトは気づく。苛立ちを剥き出しにしている点からも、ただ単に逃げてきたワケではないことは明白だった。
タゼリスは何か目的があるのだ。洞窟の最深部に、その答えがあるのだろう。
そう思いながらマキトは、タゼリスの行動をジッと見守っていた。
頭の上、左肩、そして腕の中にいる魔物たちに、ほんの密かなありがたみを感じながら。
「結構深く潜ってるのです」
「うむ。これは流石に想像しておらんかったな。まさかこんなに深いとは……」
ラティの言葉にセルジオが頷く。二人の言うとおり、タゼリスは既に地下を数階ほど降りていた。
襲い掛かってくる野生の魔物たちも皆、更に狂暴性を増している。とてもじゃないが、一人で訪れるには危険過ぎる場所であることは明白だ。ランクの高い腕利きの冒険者パーティでさえ、突破は容易でないだろう。
そんな高難度とも言える洞窟を、タゼリスはたった一人で進んでいる。この時点ではまだタゼリスは長老の座についていない。それ以前に、長老候補に選ばれているかどうかも怪しいくらいだ。
そんな彼をここまで突き動かすのは、やはり故郷への想いだろう。
エルフの里を救いたい。その一心でここまで進んできた底力。流石は後の長老様だとセルジオは思う。
「あ、どうやら最下層のようですよ?」
ジャクレンの声で、セルジオは我に返る。目の前には一体の小さな魔物がいた。
小さくデフォルメされており、どの動物にも当てはまらないと言える外見。しかしそれはれっきとした魔物であることはよく分かる。
ジッと見ていたマキトは、思い浮かべた率直な感想を口に出す。
「なんかロップルみたいな魔物だな」
「うむ。しかしフェアリー・シップとは明らかに違う。あれは霊獣……しかもリムのように他の動物の原型も見られんから、恐らくは不定型に値するモノだろう」
「不定型……魔物にはそんな種類があるのか」
「まぁもっとも、滅多にお目にかかることはできんがの」
セルジオの説明にマキトが驚いている前では、タゼリスが必死な表情で霊獣に語り掛けていた。
『やっと見つけたぞ。お前の力が必要だ。里を救うために、力を貸してくれ!』
しかし霊獣は答えず、小さな魔力をタゼリスに放った。明らかに命中させる意思はない威嚇射撃。しかし確実にタゼリスの頬を綺麗にかすめており、本気で狙われれば一瞬でやられることが見て取れる。
それを全身で感じながら、タゼリスはニヤリと笑みを浮かべた。
『……良いぜ。必ず従えてやる……うらあああぁぁーーーーっ!!』
タゼリスは全力で霊獣に立ち向かっていく。霊獣もまた、膨大な魔力でタゼリスを迎え撃つ。
やがて霊獣は、自身に自然の魔力を集めて取り込んでいった。そして姿形を大きく変え、二足歩行でヒトと獣を足して二で割ったような姿に変化を遂げる。
『グウウオオォォォーーーーッ!!』
『なにっ!?』
瞬く間に大型の魔物化となった霊獣は、その巨大な腕を振り回す。洞窟の壁をいとも簡単に崩すその腕力は、凄まじく膨大であることが伺える。
それを見たタゼリスの表情は、恐れながらもどこかワクワクしたような笑みを浮かべていた。
『なるほどな……それがお前の力ってことか。相手にとって不足はねぇな!』
両者の激しい攻撃がとめどなく繰り広げられる。洞窟の中を、魔力と剣がぶつかり合う音が響き渡る。攻撃の余波で洞窟の壁や天井が傷付いていく。崩落する可能性など全くのお構いなし状態だ。
タゼリスにはもはや、目の前の霊獣しか見えていない。どれだけ吹き飛ばされても立ち上がり、霊獣に向かって飛び出す姿は、鬼のような気配すら感じられる。
次第に霊獣が押されていく。タゼリスの攻撃は更に激しくなり、とうとう決着の時が訪れるのだった。
『はぁ……はぁ……』
ガランと剣が地面を転がる音が響き渡る。大の字になって荒い息を吐くタゼリスの表情に、笑顔が宿っていた。
そのすぐ傍では、霊獣が元の小さな姿に戻り、大人しい状態で座り込んでいた。もう体力が尽きてこれ以上戦えないのか、それとも戦いが終わったことを判断しただけなのかは、マキトたちに判断することはできなかった。
やがてタゼリスが仰向けのまま、視線を霊獣に向け、そして願う。
『故郷を……里を戦火から守りたいんだ。俺と一緒に来て、里を守ってくれ!』
タゼリスの叫びに霊獣は頷く。そして霊獣は再び魔力を集め、瞬く間にお互いの傷を回復させ、そしてタゼリスとともに地上へと向かった。
その様子を見守りながら、ジャクレンが引きつった表情で呟いた。
「霊獣はあくまで、彼の力を確かめていたのですね。その気になれば、いつでも傷を回復させることが出来ていたのですから」
「うむ……ウワサには聞いていたが、これはワシの想像以上だな」
セルジオとジャクレンが驚いている隣で、マキトとラティは、守り神の別の部分に注目していた。
「さっきの霊獣の力、なんだかラティの変身と似ている感じだったな」
「えぇ。わたしもそう思いましたけど……トランス能力とは違う気がするのです」
ラティが考える素振りを見せながらそう言った。
「そうか……まぁどっちにしても、あれが守り神の特殊能力ってことだよな」
「恐らくそうだと思うのです」
マキトとラティが会話をしている間に、霊獣とタゼリスが洞窟の外に出ていた。すると霊獣が、すぐさま何かを感じ取っていた。そして、膨大な森の魔力を集めて姿形を変え、大型の獣となった。
タゼリスを背中に乗せて走り出した瞬間、急激に目の前の光景が、恐ろしい速さでビュンと動き出した。一瞬、自分たちも風に乗っていると錯覚するほどに。
「うわ……こりゃ凄いな……」
マキトが呆然としながら呟いた。続いてラティも目を見開きながら口を開く。
「キラータイガーでも、ここまでの速さは出せないのです」
「恐らくは、魔力の量が関係しているのだろう。あれほどの膨大な魔力だ。凄まじい力を蓄えていたとしても不思議ではない」
セルジオの説明に納得しつつ、マキトたちはタゼリスたちの行動を追っていく。
霊獣とタゼリスの活躍で、エルフの里はあっという間に助かった。まさかの霊獣の登場に、襲ってきた兵士たちは撤退を余儀なくされ、タゼリスと霊獣はあっという間に里の英雄と化してしまったのである。
霊獣は正式にタゼリスの仲間として、里に身を寄せることが決まった。タゼリスから新たにガーディアン・フォレストという名前が与えられ、その後も里を戦火から守るべく、フォレストとタゼリスは活躍する。
フォレストはたちまち、里の人々から人気を集めていた。
普段は小動物みたいな外見から可愛がられ、戦いになればその勇ましさから、ありがたい存在だと崇められる。
そしてフォレストもまた、チヤホヤされることで気分を良くしていく。それに便乗するかのように、タゼリスもまた気分良く笑う姿が多くなった。
ここまで黙って見てきたマキトは、なんとなく妙な気持ちに駆られていた。
「なーんか嫌な感じがするな」
「えぇ。わたしもそんな気がするのです」
返事こそしなかったが、マキトとラティの言葉には、セルジオとジャクレンも心の中で頷いていた。
この先、彼らがどうなるのか。なんとなくだが想像できてしまったのだ。
「あ、どうやら戦争が終わったみたいなのですよ」
里の人々が涙を流して万歳をしている様子が、目の前に映し出されている。ラティの言うとおり、長い長い戦争時代に幕が降ろされたのだと想像できる。
タゼリスもフォレストにお疲れさまとねぎらっていた。フォレストも争いがなくなったことを喜んでいた。
これで世界は平和になり、戦火を恐れることなく静かに過ごせる。里の誰もがそう思っていた。
それから数年の月日が、あっという間に流れた。
タゼリスは正式に里の長老に就任。今まで以上に仕事に追われる日々が続いた。そしてフォレストも、守り神として崇められ、里の平和を守ってきた。
そんなある日、ちょっとしたイザコザが飛び込んできた。突如、スフォリア王都の騎士たちが里に現れ、フォレストをこちらへ渡すよう要求してきたのである。応じなければ火を放つぞという脅し付きで。
戦争で活躍したガーディアン・フォレストの存在は、当然王都にもウワサとして広まっていた。戦争こそ終わったが、王都を守る道具として、フォレストを手に入れたがる欲求が消えたわけではなかったのだ。
当然、里の人々は猛反対。王都の兵士がニヤリと笑い、里に火を放ち、総攻撃を仕掛けようとした。
ここでフォレストが立ち上がり、怒りとともに兵士たちをなぎ倒していく。成す術もなく吹き飛ばされ、次々と動きが止まっていく。
しかし、ここで予想外の事態に発展してしまうのだった。
「な……!」
マキトは思わず声を上げた。突如フォレストの体から、急激に魔力が抜けていったのだ。
巨大な二足歩行の獣姿が、みるみる小さくなり、普通の四足歩行の獣と化する。戦闘力も漠然と下がり、また動ける兵士たちによって、フォレストは吹き飛ばされてしまうのだった。
「恐らく、己の力を酷使し過ぎたが故に、体が無意識に制御したのだろう。戦争が終わるまでの数年間、守り神は休みなく働いておったからな」
「大きなツケが回ってきた……ということでしょうね」
セルジオとジャクレンが淡々と語る目の前では、兵士たちによって次々と攻撃されるフォレストの姿があった。
マキトたちは拳を震わせながら、イライラした表情を浮かべていた。加勢できないのが悔しいのだ。これはあくまで過去の映像であり、ただ黙って見ていることしかできない。
そして事態は、一番最悪な方向に転がってしまう。
『タゼリスさんっ!!』
里の人々の誰かが叫んだ。フォレストを庇って、タゼリスが攻撃を受けたのだ。
タゼリスは血を吐きながら吹き飛ばされ、もう立ち上がることが出来ない。フォレストが無事であることを知るなり、笑みを浮かべて目を閉じた。
そのまま二度と、タゼリスが目を覚ますことはなかった。
「事故で亡くなったとは知っておったが……まさかこういうことだったとはな」
セルジオは生まれてこそいたが、幼い頃の出来事であるため、記憶が非常に曖昧だった。タゼリスが事故で命を失ったという情報も、大人になってから、改めて調べて分かった程度である。
何せ当時の里の大人たちが、誰一人として語ろうとしなかったのだ。この展開は流石のセルジオも予想だにしていなかったが。
そして更に、里の人々が起こした行動は、マキトたちを驚愕させるのだった。
「なんだよ……これ……」
マキトは目の前の光景に呆然とする。今まで守り神として崇めていたフォレストを里の人々が取り囲み、こぞって怒りと憎しみをぶつけ始めたのだ。
止まない罵声。いくつも投げられる石、その他固い資材、そして武器と魔法。それを成されるがままにフォレストは受け続ける。
よく見ると、フォレストはただ怯えているだけであり、何故ここまで皆が怒っているのかが理解できてない様子であった。動かないタゼリスに手を伸ばすも、人々の容赦ない攻撃が、タゼリスとフォレストの距離を開かせていく。
『キサマを守り神にしたのが間違いだった!』
『やっぱり魔物は魔物だったんだ! 恩を仇で返しやがって!』
『守るんなら最後まで守れってんだよ! この役立たずの大バカヤロウが!!』
『ヒトの命を奪うことしか取り柄がないなんて……サイテーだわ!』
『最初から分かってたさ。絶対こーゆーことになるってな!』
もはや守り神と崇めていた姿はカケラもない。むしろそれは演技であり、これこそが本音だったのではとすら思えてしまう。
しかし、どちらも本音であることは間違いなかった。人々は確かに、フォレストを守り神として心の底から信頼していたのだ。それが思わぬ形で裏切られたと思い込んでしまい、今に至るというワケだ。
これだけ見れば、里の人々の手のひら返しが目立つだけだが、ジャクレンはそれ以外にも注目すべき点があると思っていた。
「里の方々が煽りに煽った……それは確かに大きいかもしれません。しかし、守り神自身も、どこか調子に乗っていた。チヤホヤされることを当然としている態度がどこかにあった。少なくとも僕にはそう見えましたね」
「……守り神にも悪かった部分があった?」
マキトの呟きに、セルジオが頷いた。
「そうだな。ワシもジャクレン殿の意見には賛成だ。それにしても……なんという醜い姿を晒しておるモノだな。子孫として実に情けなく思うぞ」
セルジオはやれやれと首を横に振りつつ、今度は守り神のほうに視線を向ける。
「それに恐らくだが……守り神はどうしてこうなったのかも、まるで理解などしておらんだろうな。莫大な強さこそあれど、中身は純粋な子供に過ぎんかった」
その言葉を聞いたマキトの中に、一つの疑問が浮かぶ。
「でもさ、洞窟でタゼリスの長老さんを試してたけど……」
「恐らくそれが、守り神が持つ最低限の判断能力だったのでしょう。つまりそれ以外の常識能力があるようでなかった。人々はそれに気づくことがなかった」
ジャクレンの言葉にセルジオは頷きながら続ける。
「そして守り神もまた、人々と暮らしていながら、自ら勉強しようとしなかった。当たり前という名の大切な部分をずっと見過ごしてきた。いわばその報いを、互いに受けておるとも捉えられる」
「報い……」
再び呆然とした表情となり、マキトはフォレストのほうに視線を戻す。
フォレストは里の人々や魔導師たちに倒され、再びこの洞窟の奥底へと連れてこられた。そして魔導師が数人がかりで、強力な魔法陣を施し、動けないフォレストをその魔法陣の中心に配置する。
魔導師たちはフォレストを封印するつもりでいるのだ。
抹殺するべきだと主張する者も少なからずいたが、魔力を吸収することで簡単に傷を癒してしまうフォレストは、封印するのが精いっぱいなのだった。
魔法陣が発動され、フォレストは魔法陣ごと更に地中の奥深くへ沈んでいった。その際に発生した衝撃が強すぎたらしく、洞窟が大きく揺れて崩れ始めた。
洞窟の下層部全域は完全に崩落してしまい、入り口付近の一本道を残して、迷宮は完全に消滅してしまうのだった。
その後、崩れた後の洞窟の一番奥に社が立てられた。そこには封印したモノと同じ魔法陣が仕込まれており、これで再封印も難しくないだろうと、魔導師が額の汗を拭いながら言う。
そしてマキトたちは、現代の洞窟に戻る。目の前の社を見つめながら、セルジオが呟いた。
「守り神の封印……まさかこのような真実が隠されておったとはな。再封印のための魔法陣は、もはや無意味も同然。さぞかしご先祖様は、頭を抱えておられることだろうな」
セルジオが思わず苦笑を浮かべたその時――
『たすけて……だれか……こわいよ……』
声が聞こえるとともに、社が青白く光り出した。洞窟が揺れ動き、地下から青白く光る大岩がせり上がってくる。
「マスター、今の声……」
「聞こえたのか?」
「はい!」
ラティにも声が聞こえたことに驚きつつ、マキトは大岩を凝視する。大岩が自然とひび割れを起こし、やがて粉々に粉砕してしまった。
「なんと……ここで封印が解かれてしまうとは……」
セルジオが目を見開きながら呟く。青白い光が徐々に収まり、一体の小さな存在がゆっくりと降りてきた。
「守り神だよな?」
「えぇ、さっき見たのと同じなのです」
マキトとラティが呟いたその瞬間、フォレストはゆっくりと目を開ける。
ぼんやりとした視界が段々とハッキリ映って来て、やがてマキトたちがそこにいることが判断できた。
するとフォレストは、再び目をギュッと閉じてしまった。
『どうしてぼくをいじめるの? ぼくがなにをしたの? ひとはこわい、でも、くらいのはもっとこわいよ……たすけて、だれか……』
プルプルと震えながらフォレストは言う。言葉がそのままマキトたちの脳内に、直接伝わってきていた。
ここでマキトは、言葉に対して一つ思うところがあった。
「そうやって、ずっと誰かを呼んでたのか?」
今の言葉は勿論のこと、今朝から聞こえてきた声も、恐らく自分に対しての言葉ではなかったのだとマキトは思った。
ここでラティが、更なる疑問を浮かべる。
「マスターに声が届いたのは、単なる偶然なのでしょうか?」
「さぁな。それよりも……」
マキトは再び、怯えきっているフォレストに視線を戻す。
「このまま放ってはおけないけど、一体どうすりゃいいんだ?」
「どうやらあの子の体には、まだ封印の魔法が纏わりついているみたいなのです。なんとかして、取り除いてあげたいのですけど……」
ラティの気持ちは確かにもっともだが、そもそもどうやってそんなことが出来るのだろうか。
ため息交じりに、そんな疑問をマキトが浮かべた、まさにその時だった。
「くきゅーっ!」
「えっ、リ、リム!?」
突如マキトの肩の上から、リムが地面に飛び降りた。いきなりどうしたんだと尋ねる前に、リムが振り向きながら、鳴き声で何かを語り掛けてくる。
ラティが通訳するべく聞き取っていると、突如ポカンと呆けた表情を浮かべ、思わずリムに問いかけるのだった。
「え? あの子の魔法を浄化する……ですか?」
ラティの質問に、リムはそのとおりだと言わんばかりに、コクリと頷いた。
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