第十三話 動き出す者たち



 たくさんの野太い声が、風に乗って聞こえてくる。早朝の爽やかな風を堪能していたマキトが、それに気づいた。


「今の声は?」

「さぁ?」


 隣にいるコートニーが首を傾げる。そして声が聞こえてきた東の方向を見た。


「シュトル王都のほうだね。あの声の感じ……騎士団っぽかったかな」

「戦いが始まったとか?」

「かもしれないね。ここからじゃ確かめようもないけど」


 コートニーの言葉に、マキトも納得せざるを得なかった。王都から大分離れた西の山のふもと。それが彼らの現在地であった。

 旅立ちから二週間、ようやくマキトたちは山を下りることができた。クラーレの家が相当な山奥にあったことを、嫌というほど思い知らされていた。

 険しい山道に飛び出してくる魔物、食料と寝床の確保、そして現在地の把握。どれもマキトにとっては厳しいモノがあったが、なんとか乗り越えてきた。

 仲間たちがいなければ、絶対に今日まで生き残れなかった。この二週間を思い返しながら、マキトはしみじみと思うのだった。


「どうしたの?」


 物思いにふけるマキトの顔を覗き込みながら、コートニーが聞いてくる。


「ん? あぁ、いや……険しい山だったなぁって思ってさ」


 とりあえず思っていた一つのことをマキトが答えると、コートニーは納得するかのように笑顔で頷いた。


「あー確かにね。今にして思えば、ボクもこの山に登ったのはムチャだったかも。来るときは魔物もあまり出なかったんだけど、単なる偶然だったんだろうし……マキトたちがいてくれて助かったよ。もし一人だったら、今頃生きていなかったと思うし」


 コートニーが照れくさそうに言うと、マキトが驚いた表情を浮かべ、そして苦笑気味に言った。


「……ビックリしたな。似たようなことを俺も考えてたよ」

「えっ? あ、そ、そうなんだ……」


 コートニーが頬を染め、恥ずかしそうに俯く。そしてマキトも頬を掻きながら、気まずそうに笑っていた。

 そんな二人の姿は絵になっていた。初々しいカップルとはこのことかと、誰かにそうツッコまれても仕方がないほどに。

 特にコートニーの顔立ちは、少女と見間違うほどの可憐さを誇っているため、尚更そう見えるのだった。

 お互いにこの微妙な空気をどうしようかと思っていたその時――――


「マスターっ! 早く朝ごはん食べましょうよーっ!」


 ラティの甲高い声が響き渡ってきた。見事に空気は吹き飛ばされ、二人は自然と笑い声を上げていた。

 そしてマキトは笑い声を収めつつ、コートニーのほうを向く。


「戻ろうか」

「うん!」


 返事をするコートニーの笑顔は、まさに男が見たら心を打ち砕かんばかりの輝かしさを持っていた。

 しかしマキトの視線は、既に三匹の魔物たちのほうに向けられており、彼の表情に気づくことはなかった。

 それが果たして幸だったのか不幸だったのかは、神のみぞ知ることであった。



 ◇ ◇ ◇



 王都から西へ、国境へと通ずる平原の道を、ネルソンとエステルは勢いよく馬車を走らせていた。

 二人は国王の命により、数日前にひっそりと王都を出発していたのだった。

 今のところ特に魔物も出てきておらず、実に快調であった。早朝の冷たい風に煽られながら、ネルソンは苦笑を浮かべる。


「そろそろ国王様が、討伐ミッション開始を大々的に宣言してる頃だろうなぁ」

「でしょうね。こうして耳を澄ませば、兵士たちの掛け声が聞こえてきそうです」

「いくらなんでも、そりゃあ流石にねぇだろ……と思いてぇけど、なんとなく俺もそんな気がしてきたかもな」


 実際にその予想が見事に当たっていることを、二人は知る由もない。

 とりあえず二人は、雑談がてら考えていたことを放り出し、今回のミッションの裏について改めて考えていくことにする。

 ネルソンは疑問に思っていたことがあり、それをエステルに聞いてみることに。


「名目上は親玉の様子を探ることではあるが……どう思うよ?」

「様子を見るついでに、お前たちの手で仕留めてこいと、僕にはそう聞こえた気がするんですがね」

「奇遇だな、俺もだ」


 要するに二人は、遠回しに親玉退治を命じられた、ということである。

 モノは言いようだと思いつつ、ネルソンはどことなく歯切れが悪そうに言った。


「けどまぁ、実際そうしたほうが良いっつーのも確かなんだよな。考えてみりゃ、悪人を援護する理由なんざ、これっぽっちもねぇんだからよ」

「そうなんですよね。まぁ僕から言わせれば、悪だから滅ぼすという考えも、安直に思えてなりませんけど。そもそも簡単にできることでもありませんし」


 エステルの言葉に同意するかのように、ネルソンは言った。


「悪を滅ぼし善を救う。言葉だけ聞けばカッコいいかもしれねぇが、現実は極めて過酷だ。血と泥と汗の入り混じった息苦しさ。それを知らねぇヤツが多すぎる」


 深いため息をつくネルソンに、エステルは前を向いたまま淡々と言う。


「一般国民ならまだしも、冒険者や騎士団の方々が、ということでしょう? 僕のところにも結構いたりしますよ。魔法の研究だけじゃないんですかって驚かれる方も、まんざら珍しくありませんからね」

「それですぐに辞めてくヤツも、結構いたりするんだよな。まぁ、それでも俺んところは、割かし少ないほうではあるけどよ」

「宮廷魔導師でも割と少ないほうなんですよ。何だかんだで、皆揃って僕について来てくれるんですよね。でも理由が分からないんですよね。ネルソンはどうしてだと思いますか?」


 首をかしげながら、素直に疑問に思っているエステル。それに対して、ネルソンは呆れた表情を浮かべながら言う。


「そりゃおめぇ……ムダにだらしない姿を見せまくってるからだろ? きったねぇ部屋を堂々と見せられるなんざ、おめぇを差し置いていねぇよ。要はアレだ。色々な意味で目を離しておけねぇって、そう思われてんのさ」

「えー? そんな理由で残ってたんですか、あの子たちは?」


 心外そうに言うエステルに、ネルソンはニヤニヤした笑みを浮かべる。


「ま、中にゃいるだろうぜ。お前の魔法の才能に惚れ込んだヤツってのがな」

「そうですかねぇ? ただ好き勝手にやってるだけなんですが……」


 エステルの言葉を聞いた瞬間、今度はネルソンの表情が引きつった。


「頼むから爆発事故だけは起こすなよ? スフォリア王国の宮廷魔導師が……正確には候補の一人だったか? とにかくそんな感じのヤツが、魔法の研究で大爆発を起こしたってウワサを聞いたからな」

「あー僕も聞きましたね。でも大丈夫ですよ、気をつけてますから」

「本当かよ……」


 胡散臭いと思いながらも、ネルソンはとりあえず、この話は区切ったほうが良さそうだと判断した。

 さっきまでエステルのことについて語っていたため、今度は自分に対して話してみようと、ネルソンは考えた。


「まーそれはともかくとしてだ。俺のほうは相当マシなほうだと思うぜ? アイツらには色々と面倒を見てやってるからな」

「いや、あなたの場合、美味しいお茶で餌付けしただけじゃないですか。チラッと小耳に挟みましたよ? ネルソンさんのお茶があるから、自分も騎士団で頑張れるんだって。むしろ僕はそれで納得しましたけどね」

「……ソイツは聞きたくなかったぜ」


 表情を引きつらせるネルソンに、エステルは笑みを浮かべる。


「普通に考えれば、それとなく予想もできたかと。けど、普通にあなたの兄貴分に惚れたって方もいるでしょうから、気にしなくて良いんじゃないですかね?」

「あー、そりゃどーも!」


 すっかり拗ねてしまったネルソンに対し、エステルは楽しそうに笑う。

 そしてエステルは小さく咳払いをし、表情をキリッと整え、前方を見据えながら言うのだった。


「さて、随分とムダ話をしてしまいましたね。早く盗賊の親玉を探しましょう」

「急に話切り上げやがったな……まぁ、同意はするけどよ」


 それから会話は途切れ、二人は改めて盗賊の親分探しに集中する。

 会話をしながらも気配は探っていたのだが、単体ないし少人数で動いている盗賊らしき気配は感じられない。

 恐らく今頃は、王都近くで激戦が繰り広げられていることだろう。

 このまま成果を出さずに戻ろうモノなら、国王や大臣に叱られるだけではなく、部下たちへの示しも付かない。なので、いないならいないという証拠を見つけるためにも、二人は全力を注いで目標を探すのだった。



 ◇ ◇ ◇



「くそっ! どいつもこいつも……一体全体どこへ消えちまったってんだ?」


 草の根をかき分けながら、消えた下っ端たちを探す盗賊の親分。その表情はとても険しいモノであった。それだけ焦りと不安が募り募っているということだ。

 闇商人との取引現場から飛び出して、二週間が経過していた。消えた下っ端たちは未だ見つからない。それでも親分は諦めなかった。

 赤いスカーフの男と難を逃れた下っ端二人は、改めて親分の凄さに驚いていた。

 寝る間も惜しんで探し回り、襲ってくる魔物を全て眼力のみで退けている。この人は本当に人間なのかと、そう思いたくなってきていた。

 シュトル王国は他の大陸に比べるとやや小さめではあるが、それでもかなり広いことは確かだ。何の情報もなしにしらみつぶしに探すというのが、そもそも無謀な話なのだ。

 これで見つかればそれこそ奇跡だ。親分はその奇跡に賭けているのだ。

 冒険者や商人が通りかかれば、その者たちに無理やり話を聞くこともできた。しかしそれは、二つの理由によって全くできなかった。

 まず一つ目の理由として、盗賊たちが大陸中央の平原を嗅ぎ回っている、という情報が流れたことにある。

 証拠らしい証拠は何もなかったが、悪い情報ほど皆は慎重になりがちだ。盗賊ともなれば、絶対的に関わらないに越したことはない。

 そう思って進路を変更したりと、極力平原を歩かないよう配慮されていた。

 更に王都で発令された盗賊集団討伐ミッション。これが二つ目の理由であった。これによって冒険者や商人が、王都を出入りすることが制限されたのだ。

 おかげで親分たちが血眼になって探している間、冒険者や商人は一人として、平原を通ることはなかった。

 普通なら疑問に思いそうなモノだが、冷静さを失っている親分に、そんなことを判断する余裕などなかった。

 そして赤いスカーフの男や他の下っ端たちも、親分が心配な点から察することはできなかった。


「そう焦らないでくださいよ親分。落ち着いていかないと、見つかるモンも見つからなくなっちまいますぜ?」


 赤いスカーフの男は、流石にこのままでは親分が倒れてしまうと思い、未だ捜索の手を休めてない親分に声をかける。


「うるせぇっ! テメェは黙って死に物狂いで探しやがれってんだ!」


 親分は振り向くこともせず、殆ど反射的に叫ぶ。こりゃあ聞く耳を持ってないなと、赤いスカーフの男は困った表情を浮かべる。


「あのバカヤロウども、まんまと罠にハマるようなマネしやがって……いや、その前にアレだな。俺の部下に手を出したヤツに、どれだけ愚かなことをしたのか、身を持って思い知らせてやらねぇとな。俺様の愛の深さを、この拳を持って叩き込んでやるぜ!」


 その独り言は、赤いスカーフの男や下っ端二人にも届いていた。

 三人は思わず笑みを浮かべてしまう。どれだけ皆を心配しているのか、実に親分らしい言い分に心を打たれたのだ。

 下っ端二人は頷きあい、明るい声で親分に言った。


「親分は少し休んでいてください。俺たちは少しばかり、あっちの離れたところを探してみやす!」

「何か見つかったら、すぐ知らせに戻るッス! 少しぐらいは俺たちにも、活躍の場をくれてほしいッスよ!」


 下っ端二人は勢いよく茂みの中に入り、そのまま奥へと進んでいった。


「ちっ、若造どもが……」

「そう言わないでくださいよ。あの二人も親分を心配してるんです。俺も同じですよ。今のアンタは疲れてる。このままじゃ倒れるのがオチですよ」

「ナメたこと言ってんじゃねぇぞ! 俺はそこまでヤワじゃねぇってんだ!」

「あーはいはい、お小言は後でたっぷりと聞きますから、今はアイツらに任せて、親分は少し休んでいてくださいって」


 赤いスカーフの男にあしらわれるように言われた親分は、怒りに任せて何かを言い返そうとしたが、上手く言葉が出てこなかった。

 頭が回らないだけじゃなく、どことなく体の動きも鈍っている気がした。奇しくも足を止めたことで少しばかりの休憩に繋がり、蓄えていた疲労を実感する機会に繋がったのである。

 しばし無言のまま震えていた親分は、目を閉じながら項垂れる。


「……わーったよ、しょーがねぇな!」


 このままじゃ思うように体が動かせないことを悟った親分は、悔しそうに唸りながら力なく叫んだ。そして道脇の土手に座り込み、赤いスカーフの男が用意した水筒を奪い取り、中身を一気に飲み干した。

 そんな親分の様子を見て、赤いスカーフの男が笑みを浮かべたその時であった。


『ぎゃあああぁぁーーーっ!』


 下っ端二人の叫び声が響き渡る。明らかな異常事態を示していた。


「お、親分っ!」

「ちいっ、今度は一体何だってんだ?」


 親分と赤いスカーフの男が立ち上がると、茂みの奥から三人の人影が出てきた。

 その三人は、クラーレの元へ送り込んだ盗賊たちであった。赤いバンダナを頭に巻いた男、スキンヘッドの男、そしてツンツン頭の男。確かな特徴がある故に、見間違いようもなかった。

 しかし三人の外見は、明らかに普通とは言い難かった。緑色に変色した体と、生気の宿ってない目が、なんとも言えない不気味さを醸し出している。

 しかし親分からしてみれば、それらは些細な問題でしかなかった。一度に大量の部下が消えたショックがとても大きかったのだろう。

 現に親分の浮かべている表情は、涙交じりの笑みであった。


「お前ら……無事だったのか?」


 笑みを浮かべながら親分が声をかけるが、三人はまるで反応を見せない。それでも親分は、いつも見せている調子を装い、更に話しかける。


「どうしたんだ、そんな変な体の色をしちまって? さてはアレだろ? 立て続けに挑んでやられてきたってところか。ったくバカヤロウが……俺がいつも言ってるだろう。潔く負けを認めるのも、大事な……」


 親分の言葉が止まる。紫色の長く尖った爪が、親分の体を貫いていたのだ。

 当然その爪は、赤いバンダナの男の指から伸びているモノである。さっきまでは伸びていなかったモノが、まるで魔法のように生えていたのだ。

 自分の部下に刺されたこともあって、親分は痛みと混乱で、酷く動揺していた。

 これは夢なのか、だとしたら早く覚めてくれと、グルグルと渦巻く頭の中で必死に訴えながら。

 爪が遠慮なく抜かれたことで、親分の体から血が噴き出す。

 普通なら既に倒れているハズなのに、親分は必死に手を伸ばす。もう何も考えることすらできない、無意識の状態であった。

 親分がドサッとその場に倒れる。唖然としていた赤いスカーフの男が我に返り、真っ赤に激怒しながら、赤いバンダナの男を睨みつける。


「て、てめぇ! 血迷ったか、この大バカヤロウが!」


 赤いスカーフの男が腰からナイフを出し、赤いバンダナの男に迫る。

 しかしその瞬間、体中に衝撃が走り、後ろに吹き飛ばされる。スキンヘッドの男のパンチが、目にも止まらぬ速さで打ち込まれたのだ。更にツンツン頭の男が続く形で、赤紫色に染まった長剣を生み出し、赤いスカーフの男に突き立てる。

 その衝撃で、赤いスカーフの男は声にならない叫びを発し、そのまま絶命する。その傍では親分も既に、息が絶え絶えとなっていた。


「バカ……ヤロ……が…は……っ」


 親分の口から少量の血が飛び出し、やがてガクッと動きが止まる。その表情に絶望感は見られず、むしろ小さな笑みを浮かべていた。

 まるで出来の悪い部下に手を焼きながらも、内心ではとても大事に思っている、そんな感じのような。

 しかし残念ながらその笑みは、三人に全くもって届いていなかった。

 一仕事終えたと言わんばかりの薄ら笑いとともに、三人はそのまま去っていく。

 もはやその姿は魔物同然であり、人間らしさを完全に失っている。それどころか魔物さえも、恐怖を覚えて逃げ出しかねないほどであった。


「やった、ぞ……おれ、たち……つよい……」


 赤いバンダナの男が途切れ途切れに呟きながら、ゆっくりと歩き出す。

 そのままどこかへ向かおうと、再び茂みの中に潜り込んだ、その時であった。


「ふやああぁーーっ! な、なんなのですかこれはあぁーっ?」


 甲高い女の子の声が響き渡る。ラティの声であった。

 その後ろから、二人の少年と二匹の魔物が駆けつける。マキトとコートニー、そしてスラキチとロップルであった。

 マキトが親分と赤いスカーフの男の亡骸を見て、口に手を添えながら驚愕する。


「うっわ、なんだよコレは? 酷いやられようだぞ?」

「魔物にでもやられたんじゃないかな。てゆーか、そうとしか考えられないよ」


 表情を強張らせながら、コートニーが仮説を立てる。

 あまりの無残な姿に恐怖を感じたロップルは、マキトの体によじ登り、ヒシッと肩にしがみ付いた。

 その時、スラキチが茂みの奥から、何かが近づいてくる気配を感じ取った。


「ピキィーッ!」

「な、どうしたんだ、スラキチ……って、アイツらは……」


 茂みの中から、再び三人の姿が出てくる。ラティやマキトたちの声に反応し、まるで引き寄せられるように歩いてきた。


「ふえぇっ! な、なんかすっごい不気味なのですうぅーっ!」


 ラティが泣き叫びながら、マキトの後ろに隠れる。

 その言葉にマキトは、確かにそうだよなぁと、心の中で思っていた。それぐらい不気味な姿だと思っていた矢先、三人の姿に疑問を覚える。まるでどこかで会ったような感触であった。

 ここ数日間の記憶を掘り起こしていくと、数日前に見かけた三人の特徴が、目の前にいる三人と重なることに気づいた。

 マキトは表情を引きつらせながら、頭に思い浮かべた予測を口に出す。


「なぁ、もしかしてアイツら、あの時の盗賊たちじゃないのか?」


 それを聞いたコートニーや魔物たちは、あまりの驚愕に言葉を失うのだった。


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