第89話 ついてない。

 B子の悲鳴が轟いた。

 それを聞いて、買い物から帰ってきたばかりのA子が慌てて声がした風呂場へ駆けつけた。


「B子、あれほどご主人様に手を出すなと言ったでしょ!」

「A子、何でお前まで笑ってる!」

「いえ、この間プレイしたエロゲーのシチュエーションにそっくりだったんで」

「知るかっ! つーかお前気づいていなかったのか!」

「はあ?」

「たつこにチ○コが付いて無いっ!」

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