第59話 節電
B子に色仕掛けでねだられ、ご主人様は仕方なく炬燵を買う事になった。
「……動機は兎も角」
A子は呆れ顔でため息をつく。
「確かにエアコンよりは省エネになると思います。
今年の猛暑で電気料金が結構バカになりませんでしたから、冬は工夫してみると良いかもしれません」
「炬燵で鍋を突くと確かに風情はあるしな」
「でしょ? でしょ?」
B子はご主人様に抱きついたまま大喜びする。
「……いい加減離れなさいアンタ」
「いやーこれはこれで」
ボリュームたっぷりの脂肪を押しつけられてご主人様はだらしない顔で苦笑いしていた。
「これだから巨乳好きってヤツは……」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます