応援コメント

梅枝 その五」への応援コメント

  • 朝顔というと、光源氏や蛍兵部卿宮にはいとこにあたる女性ですな。光源氏と関わった女性の中では珍しくプラトニックな関係を貫いた、朝顔の巻のヒロイン……うむ、懐かしい。

    今回は、そんな朝顔からの和歌ですな。

    花の香は散りにし枝にとまらねど
    うつらむ袖に浅くしまめや
    (この薫物の花の香りは、花が散ったように女盛りを過ぎた私には役立ちませんが、たきしめてくださる若い姫君のお袖には深く薫ることだと思いますわ)

    私みたいな年増の女が使っても役に立たないから、あなたのお若い姫君のためにこの薫物を使ってください。そういうメッセージですね。

    いとこの光源氏がこの時期に39歳だから、朝顔もそれぐらい……おっと、誰か来たようだ。

    作者からの返信

    女性の年齢を調べてはいけない(戒め)