第26話 プムギモーで儲けろ!!

「ぷむー」

「よしよしかわゆいのう~、ほれ松坂牛だぞーん」

「プムー‼」

「アホ草」

 まるで孫娘にでれでれのおじいちゃんのような声をだしているのはわれらが主人公戦田ヶ原チュウさんである。愛すべきペットプムギモーに餌ずけをしているのだ

「いや~ペットが死んだら自分も死にたくなるという人がいるのもわかってきたな、もしお前が死んだら俺も自殺してこの作品が終わってしまうかもしれない、だから死なないでくれよな」

「アホ草その2」

 実はこの会話今日で25回目、今月分を入れると125回にも及ぶ、よくまぁそんなこと言ってられるなぁとも思うが数えるほうも数えるほうで暇なんだなぁと思う

「この可愛さ、全世界の人におせーてあげたいなぁ」

「今日で14回目」

「!!!」

「ん?なにか思いついた顔とセリフ、これは巻き込まれる前に…」

「そうだプムギモーのグッズを販売しよう!手伝えバカ君」

 バカの肩に手を置きにやけるチュウその人

「手遅れか」

 おそらくこうゆう時のチュウは獲物を逃がさないけして

如何なるどんな手を使ってでも手ごまを増やす男今はその状態にある

「ノートやボールーペンといった文房具からタオルやお菓子といったおみあげ物まで発展させれば…大儲けだ」

「プムギモーの為から私利私欲のためになってきている」

「違うぞ、もうかれば餌だいも稼げるんだ、つまりお前の負担も減るんだぞ」

 目から鱗 確かにそうだ

「やらせてもらおう、そのビジネスのった」


「元天才塾バッタもんコースの飛蝗 紋太君だ」

「どうも、このたびはこの工場で商品製造を受け持ってくれるみたいで」

「そうだ、これラインナップね、デザインも私だ」

 そこには200を超える商品が連なっていた

・ボールペン、消しゴム、ノート、下敷きetc…

「すっげー数」

「さぁ全国展開だ!!」

 こうして”プムギモー全国展開プロジェクトが始まった”

チュウさんはまずテレビの力を使った、どういうわけか朝のニュース番組に出演プムギモーは早速TVデビューし、その姿は全国に電波に乗って発進された。

次にマンガ”プムギモーくん”を(すべてチュウの手書き)をマンガ雑誌に連載を始めた。これにより子供の心もつかんださらにその雑誌に商品情報をカラーで掲載宣伝もバッチリであった

「社長プムギモー関連グッズすべて売り上げは順調です」

「そうか」

「おい、誰だこの女」

「誰ってあれだよ、秘書ってやつ、ここまで話が大きくなるとマネージャーが必要なってくるからな」

 あれから一周間、プムギモーは社会現象になった

各地でプムギモーグッズが売られ完売となっていた

「いいね~ほらバカこのプムギモーボールペンとか特にいいだろ」

 その商品はボールペンの上にプムギモーがのっかっているというものであり、頭をノックすると芯がでるというものであった

「しかもこれ背中のレバーを押すと手が動くんだぜ、本当は目も光らせたかったんだけど」

「それは気持ち悪いだろ…、てかチュウよ、これもはやプムギモーの為じゃなくてお前の私利私欲の為になってないか?」

 ギク

「そそそそんなこと」

「なってるんだな、よしこのビジネスは終わりだ」

「嫌だ、ちょっとバカさん勘弁してくださいよ~」

(やばいなバカの奴本気だ、なにかてを打たないと…)

 しかしバカが手を打つ前に自体は起きた

「なに!さすがにもうやめろだと!!」

「そうだ、さすがにネタ切れだろう。なんだプムギモー割りばしってただの割りばしじゃねいかこんなのぼったくりもいいところだ」

「なんだと、その名のとおりだよちゃんと俺がプムギモーという文字をボールペンで書いているしだな…」

「とにかくうちの工場じゃあもう生産しないからな」

「ほらな、愛情が欲望に代わっていることを見抜かれているんだよ」

 しかしチュウさんの顔はあきらめている顔ではなかった


「次のニュースです、海外でプムギモーのニセグッズを売っていた男が逮捕されました男は”俺がオリジナルだ!”と謎の主張を繰り返しており…」

「なんとも悲惨なオチだ」







「おい作者お前ももうネタ切れなんじゃ」

「そんなことはない!次はもっと長いの書きます!お楽しみに」



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