第14話 怪奇!トマト男!!他6本
「なぁこんなの拾ったんだけど」
全身複雑骨折により包帯グルグル巻きのバカが言う
「ん?なんだそれディスクみたいだけが」
「金と銀と銅の3枚、さっきそこで拾った」
チュウはディスクだと言っていたが模様がついておりDVDBDの読み取り機に入れるとエラーもしくは壊れてしまいそうな感じである
「まぁ拾ったからと言ってなんか事件にまき」
ピンポーン
「だよなぁ、無理だよなぁ」
そう無理である
「よしバカ出ろ」
「えーだって見る限り変な奴なんだもん」
「変だと?どういう風にもうちょっとやそっとじゃ」と
ぶつぶついいながらドアの丸窓から覗き込むと
トマトがいた
「出落ちかよー」
ピンポーン
「おいこれで7度目だよどうするんだよ」
「知るか、もとはと言えばお前が」
「これが関係してると決まったわけじゃ」
するといきなりチャイムの音が鳴りやむ
「あれなんで」ドドドドドッド
その瞬間連続してドアになにかが当たる音が響く
「まさかあいつ銃で撃ってきたのか!!」
「やべーやつじゃん早く逃げないと、てかトマトが銃って」
「トマトが銃を使ってなにが悪い」
ついに喋ったというか喋れた
そしてドアは開かれる
「無理やり邪魔するぜぇ、俺の名前はトマト男 栄光なる
ニンニン軍団怪人第一号様だ」
二人は思ったやべーやつが来たと
前々回プムギモーとかいう謎生物が登場したのに今度もこれ
巨大トマトに白い手足が生え、その真ん中にはいかつい顔があった
「ニンニン軍団?怪人?そんなのが一体なんのようだ」
「そいつが持っているディスクを返してもらいにきた、それは大事なものなんだことと次第によっては貴様らを始末しなければならない」
やっぱり
「なぜそんな大切なものがなぜ地面に」
「実はそれは捨てにいくはずだったものなんだ、ゴミ捨て係の私がな」
「パシリじゃん」
「捨てるものなら俺達が捨てといてやるよ」
「ダメだ」
顔を近づける怪人
「うぉ!近い近い」
「私が処分しなくては、もういいお前殺しそれを」
「うっとおしい」
手を斜めに空気を切る
「ん?涼しい…あれないないない」
トマト男の一部が切断されていた
「耳がーーー耳がーーー」
「そこ耳だったんだ」
「これぞ自分流神拳奥義 空気切斬」
すると怪人は外に向かって走りだした 窓ガラスに向かって
バリーーーーン
「あのバカ窓ガラスを突き破って外に出やがった」
「てかあいつ地面でのたうちまわってるぞ」
見ると着地に失敗した+ガラスが全身に刺さり悲鳴をあげながら転がっていた、するとこちらに気がついたのかこちらを見て
「貴様ら許さんぞ!!!ニンニン軍団の総力を挙げて貴様らをこの世から消してやるいますぐにだーーー」
そういいながら怪人トマト男はどこかに向かって走りだし逃げてしまった
「・・・どうする」
「どうするってなぁ、とりあえずそのディスクとやらを捨てに、いや売りに行くか」
「売るのか?」
「ああ、とりあえず値段が知りたい」
そういいながら外に出る二人すると
「???なんだお前ら、いや見た目で分かるわあのニンニン軍団ってやつだろ」
今度は5人、醤油容れみたいのと鼻そのものと携帯電話(ガラケー)と
かりんとうそのものと土星みたいなやつ
「鬼気 しょうゆ男」
「脅威 鼻詰まり男」
「恐怖 携帯着信男」
「怪異 かりんとう男」
「死神 土星男」
聞いてもなにのに自己紹介する怪人共
「ざこキャラだからな、すこしでも読者に名前を覚えてほしいんだろ」
「そうだ死ねーーーーー」
するとチュウは向かってくる敵に構える そして
「自分流神拳奥義 モウコーンフェスティバル」
チュウの全身の毛という毛がハリネズミのように逆立ち怪人にささる
「はや…」
「さてとお前でいいやおい怪人A」
近くにいた怪人Aに話かける
「いや俺の名前は 鬼気しょう」
「名前なんてどうでもいいんだよ、お前らの基地とかあるんだろ、それと目的、といってもどうせ世界征服とか言うんだろ」
「そうですけど、世界征服を目論む悪の秘密結社で、基地は」
「基地は」
「それを言う必要はない」
すると後ろから声がする
「こんどはなんだ やばい オケラ男か?」
そういいながら後ろを振り向くとそこにいたのは
「そいつはあとで処刑だ怪人ごとき腐るほどいるからな、しかしわれらが幹部は、われらが総統は一人しかいないそれを失わせるわけにはいかないのだわかるかわれらの邪魔をする下等な生物よ」
犬がいた
人面犬という訳ではなくただの犬 そう犬がいたのだ
そいつがしゃべっていた
「今度はしゃべる犬かよ」
「たしか今幹部とか言ってたよなお前幹部なのか?というかそれほどまでにでかい組織なのかニンニン軍団とやらは」
「その通り 我が名は幹部が一人 狗神博士だ おもに怪人のデザインと管理を行っている。製作はまた別だ」
「ご丁寧にどーも」
「さてディスクを渡してもらおうか」
そういった瞬間チュウは駆け出し犬を吹き飛ばしていた
「これって動物虐待に入らないよな」
「はえーもう倒したのか」
「バカな、この私が」
「さて吐いてもらおうかお前らの基地の場所を」
「ふん誰が」
「ならお前の頭に聞く 奥義 脳農能」
そういうと人差し指を犬の額につけた
「なーる、じゃあな」
「わかったのか?」「ああ行くぞ」
「ばかめ、残りの幹部はけた違いよ」
続く
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