1次面接


 

 1次面接

 「まずは我が党に公募した動機をお願いします」「はい。私はかねてより今の中央集権体制ではこの国の未来はないと思っています。その為の道州制。そして地方から国を変えると言う理念がまさに私の考えと合致しておりました」「わかりました。ところで高杉さん。どうだろう比例区ではなく選挙区で出て見てはくれないか」「いやーそれは全く頭にありません。地元の方々とも相談して比例区ならとのことですからそれ以外では出ません」はっきりと答え神戸を後にした。帰りの新幹線で「こりゃーやっぱりダメかな。まっそうなったらそれはそれでしょうがねーや。仕事を終えての新幹線の車中はこれが最高だよな」ビールだ。至福の時だ。 

 3日後連絡が来た。結果は2次面接を行うから再び神戸に来いと言うことだ。

 

 

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