第14話「13話までの、あらすじと登場人物」
第十四話(番外)ーー『第13話までの、あらすじと登場人物』
【13話までのあらすじ】
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
警察庁「組織対策犯罪課」特命捜査官の鷺森橙子は、命を受けて同僚の柿山捜査官と、名古屋に本社を持つ新興IT企業「FDC.COM」の内偵を進めることになった。「企業舎弟」としての確たる証拠を掴み、小野田を失脚潰すというのが、捜査方針であるが、一方でFDCは「贈賄」と「インサイダー取引」の容疑で東京地検が動き出し、ターゲットになっていた。
FDC社長、小野田健斗は実の父親が暴力団「共生会」元三代目会長、岩田耕三の息子であるという出生の秘密を持っていたが、引退し死を目前にする岩田耕三を実の父親と認め受け入れて生きていくことになる。橙子は捜査の糸口を掴むべく「フリーライター、斎藤亜希」として小野田に近づく。小野田は「サイトウアキ」に女として興味を持つが、一抹の疑念は拭きれないでいた。
名古屋の「大川組」(全国規模指定暴力団、「山一組」の直系組織)とFDCの繋がりが見えてくるが、地元愛知県警の「組対」でもそっから先が崩せずにいた。橙子はさらに踏み込んだ内偵が必要だと決意する。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【次話予告】*************************
橙子の元恋人、羽田健太(東京地検特捜部検事)は捜査途上「小野田健斗と矢神真咲」の関係を知るがその現場に橙子の姿を見つけ過去の苦い記憶が蘇るも、今現在の橙子の姿を見て一度消えた灯が再び、、、
男と女の見えない愛憎の糸が徐々に絡みあっていく。
***********************************
【13話までの登場人物】
*
警察庁 組織犯罪対策部 特命捜査課 勤務
*小野田健斗(38歳) 京大法学部卒 IT企業 FDC.COM CEO
名古屋に本社を置くFDC.COMの社長。裏の顔は「エリートやくざ」
政財界へと手を伸ばし、胸に秘めた「野望」を持っている。
*木戸一郎(41歳)京都大学法学部卒 警察官僚キャリア
橙子の上司「特命捜査課」課長(警視正) 青瓢箪と呼ばれる。
出世欲強い野心家
*柿山純一郎(52歳)大阪の二流大卒のノンキャリ。橙子と同じ特命捜査官 後方支援を担当
【小野田の側近達】ーーーーー
*柴田大輔:国士舘大学卒 空手部主将 専務取締役
*明石吾郎:京都大学法学部卒 ハーバードMBA 経営戦略室室長 常務取締
*滝川一正:「情報分析マーケティング担当」元大手SE サイバー攻撃部隊配下に持つ 常務取締役
*丹波 茂:「開発担当」専務取締役
*矢神真咲 企業法務専門の「笹川法律事務所」から派遣されている弁護士 小野田の女でもある
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
*小野田順次 石川県能登出身 金沢で板前。健斗の戸籍上の父 健斗3歳の時失踪
*小野田希和子 健斗の母、元祇園の売れっ子芸妓 健斗出産後、祇園で仕出屋を開業(64歳)
*岩田耕三 【共生会】三代目会長 2013年 廃業引退 京都嵯峨野で隠居生活 小野田健斗の実父
*篠田瑛一 【共生会】四代目会長 名古屋広域指定暴力団【大川組】により四代目にされる
*羽田健太 中央大学法学部法科大学院卒 (36歳) 東京地検特捜部に配属される。 かつての橙子の恋人
*斎藤亜希 フリーライター(秀文社所属) 鷺森橙子の潜入捜査用コード
*袴田幸太郎 政府与党「政友党」 幹事長
*森祐介 29歳 早稲田政経卒「FDC証券」社長
*浅井正樹「東海コンサルタント」社長
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます