作者の信念は「いいゴブリンは死んだゴブリンだけだ」です。何故ならば彼らに与えられた役割は「悪役」だからです。
悪党は首尾一貫して悪党であり、善人は首尾一貫して善良です。そのため善良なゴブリンやダークエルフは登場しないのです。（混血児の少女＝女占い師はあくまでも人間の母親を持つ「ハーフエルフ」です）
同じ理由で原則的に「悪いデュラハン」も登場しません。世界観的にはどこかに堕ちたデュラハン（ついでに男のデュラハンとか不細工なデュラハンも）はいるはずですが、作中では一貫して「高潔な美女のデュラハン」しか登場しません。現時点までで確立されたくっころは善悪のぶつかり合いがテーマであるからです。それを揺るがすような要素は今後も入れる予定はありません。


追記：作者が現在同時連載している「銀河縦断ふたりぼっち」の主要登場人物のひとりはいわゆる「よいゴブリン」に近いと言えば近いです（戦闘力はゴブリンと比較になりませんが）。参考までに。

世界は同じですがところ変わればと言う感じですね。作者もいろいろ試してく所存です。