第21話 カウンセリング…。
治すのが難しい強迫性障害。
さて、強迫性障害を治す方法の手段の一つとして
心理カウンセラーの様な立場から、話をしていきたいと
思います。
かなり、簡略化して説明していきますので、極めたいと思った
人は、ネットなどで調べてみてください。
カウンセリングの種類も色々とありますので…。
ここでは、私が強迫性障害を治すために用いたカウンセリングを
紹介します。
勿論、カウンセリングは、カウンセラーさんが居て1対1の様な
環境で進めていくものですが、強迫性障害自体は、カウンセラーと
言うよりは、自分との対話と言う感じで受け止めていただければ
幸いです。
◇ 認知療法 ◇
まずは、強迫性障害になってしまった自分を否定するのではなく
受け入れます。
これは、自己肯定と言って自分を認める事です。
ネットなどで調べていると、自分には価値があると言う考え方も
あるようですが、そこまで大きくなくては良いです。
自分の今の状態、存在を認められたら大丈夫です。
強迫性障害になった自分を認めて、そこから強迫性障害を
治す力が自分にはあると前向きになるだけで大丈夫です。
◇ 認知行動療法 ◇
こちらは、強迫性障害に対して、かなり真剣に向き合っている
療法になると思います。
こちらは、紙に書きだす方法です。
勿論、そんな余裕がなければ頭の中で考えるだけでも大丈夫です。
まずは、強迫性障害の環境を考えましょう。
例えば、確認強迫に悩まされている人は、何が不安な環境に
なるかを考えます。
玄関の鍵を例題にしましょう。
環境 → 玄関の鍵をしめたかどうかが気になる。
それに伴う気分や感情を考えます。
気分・感情 → 気になって仕方がない。
それに対して行う行動は何でしょうか?
行動 → 玄関の鍵がしまっているか、確認に戻る。(何回も…。)
そんな自分に対して、どう思うのでしょうか?
自分に対して…。 → 周囲から見ると、変に思われてしまう。
確認をせずに、無視した場合と確認に戻った場合の身体の
反応を考えましょう。
無視した場合 → 不安に支配されてしまう。
確認に戻った場合 → 安心はするけど、繰り返してしまう。
上記の様な事から、総合的に見てみます。
これらを打ち消すために、自分がどうするのが一番
安心できるのか?
対処 → 何度も気が済むまで確認する。
こんな感じになると思います。
この様に、強迫性障害の症状を部分的に見ていくと
ちょっと新しい発見が出来るかもしれません。
◇ フォーカシング ◇
聞きなれない言葉ですが、内容は簡単です☆(笑)
簡単に言うと、心の中に居る自分と向き合うだけです。
強迫行為をしろと命令する心の中の自分と対話するのです。
こちらは、向き不向きがあるようですが、私には向きました。
一人っ子の性ですか?(笑)
ちなみに、距離感は大事です。
リアルでも同じだと思いますけど、心の中の自分に近づき
すぎるのも距離を置きすぎるのもダメなので適度な距離で
接していきましょう。
フォーカシングを行うには、適した環境があります。
1.時間に余裕がある時に行う。
2.静かな場所を選びます。
はい、私は寝る前に行いますね。
お布団の中で…。
対話中に寝落ちする事も多々あります。
そんな時は、次の日の夜にでも自分に謝っておけば
大丈夫です。
まぁ、謝った日に寝落ちする事も多々ありますけど何か?(笑)
こちらは、色々とイメージも関わってくると思いますが
普通に話せば大丈夫です。
話し方の例としては…。
『お前(強迫行為をしろと命令する自分)、確認させ過ぎじゃない?』
すると、何かしら答えてくれると思います。
『不安なんだから、仕方ねぇだろ?』
こんな感じで対話を続けていくだけです。
一人遊び的な要素がありますけど、向く人にはかなりの効果が
あると思います。
◇ 芸術療法 ◇
簡単に言ってしまえば、ただの芸術活動です。
私の場合は、絵を描くのが好きでしたから絵を描いたりしていました。
絵って、不思議と作者の感情が入ってしまうのです。(汗)
キャラクターを描いた時に、ガチでその時の精神状態が分かります。
キャラクターの表情が、まさに自分の心そのものなので…。
たまに、目をそらしたくなる時もあります。
こちらはですね。
芸術と言う事で、絵を考える人も多いかと思いますけど…。
音楽であったり、粘土であったり、フィギュアであったり何でも
良いのです。
芸術療法は、自分の好きな芸術活動をする事でストレスを
緩和させてくれます。
ストレスを緩和させる事は、強迫性障害には大切な事なので
取り入れてみる価値はあると思います。
妄想でもなんでも良いのです。
自分の好きな事をひたすらする!
それで、大丈夫です。
と、何種類か紹介しましたが…。
つくづく、私には文章力が無いなぁと感じました。(悲)
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