第18話 強迫性障害と睡眠…。

皆さんは、睡眠と言うものをどの様に考えていますか?

起きて活動して、寝るのが日常?

それが、当たり前な私達にとっては、あまり考える事の

無い課題かもしれません。

少なくとも、睡眠に関する研究に携わっていない人にとっては…。


さてさて、いきなりですが、働き過ぎですね日本人は…。

何処かで聞いたような言葉ですが、本当に日本人は働き

過ぎなのか日本でしか働いた事の無い私には、分かりません。(笑)

まぁ、私が今まで勤めてきた会社も働き過ぎかもしれませんね。

それによって、体調を崩したりもしていましたし…。


そんな日本で暮らしている私達ですが、学生も社会人も忙しいですね。

何かと…。

忙しいので、時間を作ろうと思ったら睡眠時間を削るのが手っ取り早いです。

今、睡眠時間を犠牲にして、やりたい事をしている人は多いのでは

無いでしょうか?


勿論、ここまでの話は普通の人にも当てはまる事ですけどね。

強迫性障害やうつ病などを持たれている人にとっては、また別の

忙しさや辛さがあると思います。

寝逃げをしてリセットする人も多いのではないでしょうか?

でも、ただ単に嫌な思いをして寝逃げするのは勿体ないです。

寝逃げも悪い寝逃げではなくて、良い寝逃げにしていきましょう☆


そんな訳で、本題に入っていきます。

強迫性障害と睡眠の関係。

私は、ここも重要視しています。

強迫性障害を治していくにあたって、質の良い睡眠時間をとる事は

かなり大切な事だと思っています。

ただ、人が生きる上で睡眠が必要と言うだけではなく、これからは

意識して睡眠をとるようにしましょう。

少しずつ、変化があるかもしれませんよ?


ちなみに、睡眠不足が続いてしまうとストレスがたまりうつ病を

発症する事もあるそうです。

実は私、かつては、バスの運転手をしていた事がありました。

当時は、路線バスの運転手をしていました。(メインで…。)

他の運転手さんと同じように仕事をしていれば、睡眠時間は

短かったです。

私は、よく寝るタイプの人だったので、ハードワークでした。

結局、睡眠不足が続いて、精神的に崩壊してしまいました。

キレやすくなっていたり、攻撃的になっていたり…。

無理矢理、起きて会社へ行き、ガムをかみながら始発のバスを

運行していた事もありました。

深夜が近い最終便のバスを運行する際には、スルメを

かみしめながら走っていた事もありました。

拘束時間が、15時間を超える系統を走る時は辛かったです。

15時間、会社に居たとしましょう?(実際は、バスで外…。)

まぁ、出勤する為に起きた時間を入れます。

16時間30分ですね。

これに、帰宅して少しご飯を食べてお酒を飲んでお風呂に入って

テレビを見る時間を加えます。

だいたい、2時間くらいで終わらせるとして、18時間30分。

お布団に入って寝付くまでが、30分程度とします。

19時間ですね。

さぁ、1日24時間から起きていた時間を引きましょう。


24時間 - 19時間 = 5時間。


寝られた時間は、5時間です。

これは、まだ良い方で家が遠い人なんかは睡眠時間が

3~4時間しかないと嘆いている人も居ました。

皆が出来ている仕事だから、自分も出来る!

これは、間違った考え方です。

人には向き不向きが絶対にある訳で、皆と同じ事をしても

体調を崩したり、精神を病む事はあります。

自分に合った仕事を見つけなければなりません。


ちなみに、ハンディを背負ってバス会社で運転手をしましたが

それでも最後は、耐えきれずに退職しました。

ちなみに、退職する少し前から強迫性障害を発症していました。


私の平均睡眠時間は、9時間前後です。(誰も聞いていない。)


ちなみに、睡眠の効果としては次の様なものがあげられます。


◇ 脳と身体の疲れが軽減される。

◇ ストレスが軽減される。

◇ 身体の成長や老化の防止。

◇ 病気の予防。

◇ 太りにくくなる。

◇ 効率よく作業ができる。


などなどです。

肉体労働の人は、身体の疲れが軽減され、デスクワークや

車の運転をよくする人は、脳の疲れが軽減されます。

身体の成長に関しては、大人には関係ないかなって思います。

身長とか伸びないし…。

そして、老化の防止は気になる人は多いのではないでしょうか?


そして、ここに来ると睡眠の大切さを分かってくれた人も

多く居るとは思いますが、あれですよ。

ただ、寝るだけでは勿体ないので、質の良い睡眠をとりたいですね。

質の悪い睡眠をとってしまうと、日常生活に悪影響が出ます。


例えば、たくさん寝たはずなのに眠い。

頭が働かない。

などですね。

質の悪い睡眠だったために、日中も辛いのです。


ちなみに、睡眠に入りにくい人やなかなか眠れない人の中には

ストレスが原因で眠れない人も多いそうです。

また、寝られたとしてもストレスが原因で質の悪い睡眠に

なってしまうそうです。

かと言って、この世の中。

ストレス無しで生きられるような環境ではないですよね。

行くとこ行くとこ、ストレスだらけです。


寝付きが悪い人は、病院で睡眠薬を処方してもらうのも

良いと思いますし、最近では、ドラッグストアにも睡眠に

関する薬が売られていたりします。

まぁ、どちらも長期的な利用は依存になってしまうので

数回、使用する程度が望ましいと思います。

私は、交通事故に巻き込まれてから数年間、睡眠薬を

使用してきましたが、薬漬けの生活は嫌だなと思い

ある時から、睡眠薬を半分に割って飲んだり飲まないように

したり試行錯誤して、今では飲まなくても寝られるように

なりました。

睡眠薬無しで寝られるようになるまで、半年近くはかかり

ましたので、かなり睡眠薬に依存していた部分があると

思います。

飲まないと眠れないという気持ちさえ、最初はありましたから…。


さて、睡眠の種類については皆様、ご存じでしょうか?

聞いたことある! って言う人も居るかもしれません。

それは、レム睡眠とノンレム睡眠です。


レム睡眠とは、浅い眠りです。

この時に、人は夢を見るそうです。

ちなみに、目覚めの準備段階でもあるので、この時に

起きると脳がスッキリした状態で起きられるそうです。

でもさ?

悪夢とかで目覚めた時は、最悪だと思うのは私だけでしょうか?


もう一つのノンレム睡眠は、深い眠りです。

この時に起きると、熟睡していた状態からなので目覚めが

悪くなるそうです。


私に当てはめて考えると、よく夢を見るタイプの人なので

レム睡眠しかとれていないのかな?

とか思ってしまいます。

常に、睡眠が浅い状態?

ちなみに、この2つの睡眠をバランス良くとる事が質の良い

睡眠らしいですよ。

難しいですよね。

寝てからの事なんて、分からないし…。


それでは、質の良い睡眠をとれた時の影響はどうなのでしょう?


◇ 疲労回復☆

◇ 脂肪燃焼☆

◇ 免疫力アップ☆

◇ 効率よく、作業が出来る☆

◇ ストレスが軽減される☆

◇ 肌の質感が良くなる☆


などなど、質の良い睡眠には色々、良い事があるみたいです☆


私の目の下のクマがとれないのは、悪い睡眠の影響なのか?

謎です。


ちなみにですね。

今日からすぐに出来る、質の良い睡眠をとる方法があります。

多分、すぐに出来るけど出来ないと思う。

私には、無理です。


・寝る前のテレビ & 携帯 & ゲームは控える。

・寝る前のカフェインを含んだ物は控える。


まず、私はベッドに入ってからもテレビはつけていますし

携帯も使用していますしね。

カフェインは、クリア簡単かもしれないけどテレビとかは…。

寝落ちした時のために、テレビのタイマー設定している

くらいだし…。(汗)

勿論、毎日ではないですけどね?


ちなみに、参考になるかどうかは分かりませんが、私が

質の良い睡眠をとるためにしている事を紹介します。


・アロマ

アロマですね。

アロマの香りにも色々な効能があるので、その時に合わせた

香りを使用しています。

値段が少し高くて、あまり豊富な種類は持っていません。

100円均一のアロマは、あまり良く無いらしいです。

100円均一を悪く言う訳ではありませんよ?

気になる人は、ネットで調べてみてください☆


・入浴剤

入浴剤にも色々な香りがありますので、香りで選んだり

効能で選んだりして使用しています。


・シャンプー & リンス

こちらも、100円前後で売られている使い切りのものを

使用して気分転換をしています。

シャンプーにも色々な香りがあって、好きです♪

こちらは、男性よりは女性の方が分かってくれそう?


ちなみに、ベッドに入ってからは楽しい事を考えるようにします。


強迫性障害が酷かった時やうつ病などで苦しんでいた時は

苦しさや辛さを引きずったまま寝ていて、よく悪夢を見ていました。

それだけでも、目覚めは最悪ですし、憂鬱になりました。

寝る前は、無理矢理にでも楽しい事を考えるのが良いそうです。

最初は、難しかったのですが繰り返し行っているうちに徐々に

慣れてきました。

なので、最近は悪夢は激減し、楽しい夢をよく見るようになりました。

そうなると、目覚めも気分は良いですし…。(悪夢よりはね?)

目覚めたら、夢の中で生きていたいと凄い現実逃避感に襲われます

けど何か?(汗)


少なくとも、苦しさや辛さを抱えて眠りに落ちてしまうよりは

今の方が断然、良い睡眠がとれていると私は感じています。

どうでしょうか?

睡眠に対してのイメージが変わった人が居てくれれば幸いです。


強迫性障害を治すためにも、しっかり睡眠をとりストレスを軽減させ

次の日も、強迫性障害と闘う力を養いましょう☆

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る