第16話 言霊の力…。

皆さんは、言霊と言うものを知っていますか?

言葉に宿る力の様なものですね。

良い言葉は、人をプラスにさせ…。

悪い言葉は、人をマイナスにさせると言うイメージで

良いのかどうかは、謎ですが…。(汗)


まぁ、今の時代、簡単に言うのはダメかもしれませんが

いじめとか?

いじめに使われる言葉に良い言葉はありません。

悪い言葉には、悪い言霊が宿っています。

それを、上手に回避できれば良いのですが、心の弱い

人には回避は出来ません。

どんなに強い心を持っている人でも、その状況が続けば

いつかはボロボロになってしまいます。

そして、行きつく先が自殺や自殺未遂と言う悲しい結果。

ちょっと、例えが悪いですが、今の世の中を見ていると

いじめとか言うものが、例えになりやすいと思いました。

虐待とか殺人とか、この日本も終わったなと思います。


さてさて、何故に強迫性障害の内容なのに言霊?

そう思った読者が何人、居るのだろうか?

ぇ?

読者が居ない?(悲)

そんな、悲しい事は言わないでください。


それでは、本題に入りましょうか?(今更っ!? 更サラッ!?)


強迫性障害に陥っていると、自分を責めたりしていませんか?


『 べっ、別に…。 自分を攻めたりはしていないんだからねっ! 』


と、言う人もまぁまぁ、ツンデレにならないで素直に聞いてください。


私の強迫性障害が酷かった時、バカバカしい行為をやめたくても

やめられない日々が続いて、時にはベッドの中で泣いた事も

ありました。

あの時は、壊れていく自分を見ている事しか出来ませんでした。

壊れていくのが分かるのは、とても苦しく辛く、闇でした。


そんな時、自分をよく責めていました。


『 何度も確認しているんだから、同じだろバカ…。 』


『 何回、確認しているんだ!? バカか? 』


『 この精神異常者! 』


『 確認した記憶が無いとか、おかしいんじゃない? 』


『 他人から見たら、終わった人だな。 』


こうやって、書いてみると分かりますけど…。

自虐も良い所ですよね。


決して、良い言葉とは言えないです。

悪い言葉です。

悪い言霊です。

どんどん、自分を傷つけていきます。


いじめは人から傷つけられるけど、自分で自分を傷つける程

バカバカしいものはありません。


別に良いんです。

今の自分を嫌わずに、認めてあげれば大丈夫なのですよ☆


大事なのは、治そうと言う強い心と自分を認める事です。


『 昨日より確認回数が減っているから、頑張った自分☆ 』


みたいに、少しずつ褒めてあげれば良いのです。


昨日より調子が悪かった事を気にしなくても良いのです。


『 昨日より調子は悪かったけど、焦らず行けば良い☆ 』


こんな感じで、悪い言霊より良い言霊を自分自身に投げかけて

いけば目に見えなくても症状は少しずつ緩和しているのです。


自分を責める事は、強迫性障害悪化への道です。

今の自分を責めるのではなく、認めましょう。

ゆっくり、あなたのペースで進んでいけば良いのです。


昔見ていた、普通の日常を夢見て………。

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