第14話 一番、深刻な症状を狙う…。

強迫性障害と言っても、1つだけではなく数種類の

強迫観念を持たれている方も多いと思います。

1つだけの強迫観念であれば、その症状を治す事に

集中すれば良いと思います。

また、2つの強迫観念であれば、どちらの強迫が

日常生活において深刻かを考えて、深刻な方を治す

のが良いと思います。

問題は、3つ以上の強迫観念を持たれている場合です。

この場合は、とりあえずメモ用紙を用意します。

そんなに大きなメモ用紙じゃなくても、小さいメモ用紙で

大丈夫ですし、無ければ印刷用紙でもなんでも良いです。

メモ用紙 & 白い紙を数枚用意します。

そこに、自分が持っている強迫観念を書いていきます。

1枚につき強迫観念を1つ書きます。


例えば、紙が3枚(3種類の強迫観念)出来たとします。

それを並べます。

横でも縦でも、少数派だと思いますが斜めでもOKです。

それを見て、自分の強迫観念の中で一番、深刻な物から

順番に並べます。

そして、1番深刻な強迫観念を軽くするようにします。


私の経験上、強迫性障害は、1番深刻な強迫観念を

軽くする事で、徐々に追加されていった強迫観念も

軽くなっていくと思います。

おそらく、日常生活に支障が出ていると思った最初の

強迫観念が1番、深刻なのではないかと思います。


また、確認に対する強迫行為の場合は、数え切れない

ほどの症状を持っている人も居ると思います。

私が今、簡単に思いつくだけで7種類、書けと言われたら

こんな感じですぐに出てきます。


1.鍵をかけたかどうかの確認。

2.火を消したかどうかの確認。

3.コンセントを抜いたかどうかの確認。

4.エアコンをとめたかの確認。

5.窓をしめたかの確認。

6.パソコンをちゃんと終了させているかどうかの確認。

7.車のサイドブレーキの確認。


火を消したかどうかの確認については、そこからも

多くの物が連想されます。

ガスやストーブ等も火に関係します。


確認強迫の種類は、あげていくときりが無いし…。

先程の様に確認の中で、どの症状が辛いかを紙に

書き出すのであれば、まとめて書くのが良いと思います。


例えば、火に関する事であれば、ガス・ストーブと

分けずに火でひとまとめにします。

車の半ドアの確認・サイドブレーキの確認・ライトの

消し忘れなどであれば、車関係などでまとめます。

それだけで、紙に書く枚数も激減します。


そして、その中で深刻なものから症状を軽くしていけば

良いのです。


上の7種類の中で、今の私を苦しめるのはやっぱり

車のサイドブレーキの確認ですね。

車関係です。

半ドアも勿論、気になりますしね。(汗)

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