第4話 強迫性障害とストレス…。

強迫性障害とストレスの関係。

私は、この二つの関係は最悪の組み合わせだと思っています。

現代社会において、ストレス無く生活するのは極めて困難かと

思いますが…。

ストレスの蓄積された精神状態だと、悪影響が出るのは

言うまでもありません。

普通の人でも、ストレスから精神的なダメージを受けて

身体にまで反応が出る人も居ます。

この文章を読まれている方が普通の方なら、ストレスは

ためすぎないようにしてください。

ストレスは、普通の人にとっても恐ろしい存在です。

そして、ストレスから強迫性障害になる場合もあります。

私の場合もストレスから強迫性障害になった可能性もあります。

また、ほんの些細な出来事から強迫性障害を発症する場合もあります。


私の経験からお話しすると、私の場合は確認強迫が最も

強く出ていました。

特に、車を運転する時は悲惨で運転免許証を返した方が

良いのではないかと思うほど酷かったです。

ちなみに、私は運転が好きで、1日中でも運転をしている

ような人間です。(燃料代がお財布に優しくないけど…。)

家から車で片道約20分程度のお店に行ったはずなのに

お店に辿り着く事無く、丸1日をかけて家に帰った事もありました。

車を運転している時に、わずかな震動でも人を轢いてしまった

かもしれないと確認の日々でした。

走っては止まり、走っては止まり。

確認の為に現場に戻ったり、戻ったり…。

馬鹿馬鹿しいと思っていても、やめる事が出来ないのは

とても苦痛でした。

そして、くたくたで精神的にボロボロになって帰宅したら勿論…。

親からは激怒されました。

辛かったです。


そんな苦しみの中でも、どうすれば強迫性障害を治せるのかを

ずっと考えていました。

そして、時々、強迫性障害の症状が軽い時もあるのです。

強迫観念や強迫行為が多い時と少ない時の差は何なのか?


それを考えた時、浮上してきた答えがストレスだったのです。

当時の私は、ストレスと言うものが分かりませんでした。

そもそも、どう言うものをストレスと感じるのか分かりません

でした。

今の会社で、パワハラにあって、ダウンした事で初めて

ストレスの怖さを実感しました。

そして、強迫性障害の時も当時の私には分かりませんでしたが

考えられないほどのストレスを感じていました。

そして…。

比較的、ストレスを多く感じていた時は症状も酷かったです。

逆に、ストレスが少なかった時、症状は少し緩和されていました。


あと、プラスアルファで付け加えておくと疲れている時なんかも

強迫性障害の症状は、酷くなっています。

疲れが比較的、少なければ気持ち、症状は軽くなっています。


さて、それではどうやってストレスを減らしましょうか?

おそらく、強迫性障害で悩まれている方にとっては

こんな余裕のない状態で、ストレスを減らすなんて無理!

そう思われている方が多いと思います。


自分の行動がそもそもストレスの原因。

強迫性障害が治るまで、ストレスが軽くなる事はない。


大丈夫です。

どんなに強迫性障害の症状が酷くても、ストレスを軽減

させる事は出来ます。

勿論、すぐにストレスが解消できた!

とは思えません。(苦笑)

本当に徐々にストレスが軽減されていきます。

日々の積み重ねで軽減されていきます。

そして、ストレスを少し発散できたとしてもすぐに

元の状態に戻ってしまうのも強迫性障害の辛いところでは

あります。

ですが、ストレスをためないようにしようと言う心がけだけ

でも徐々に強迫性障害の症状は和らいでいくと私は思っています。


ちなみに、私の場合は、超絶ストレス発散が下手です。

こんな私でも、強迫性障害は完治とは言えないものの

ある程度の普通の生活が送れる状態までには回復していますので

皆さんも大丈夫です。

昨年もストレスでダウンしてしまいましたが何か?(ぉぃ!)

それでも、強迫性障害は悪化せずに済んでいます。

勿論、悪化させないように心掛けているのもありますし

油断をすれば、高速で悪化する事も分かっています。


さて、それでは、強迫性障害である方にとって何がストレス

発散の方法になるのか?

それは、100人居れば100人違う方法だと思います。


今の私であれば、強迫性障害が少し悪化したかも?

そう感じた時、アロマを試してみたりすると思います。

色々な香りに色々な効果があるみたいです。

気になる方は、ネットや本で調べてみてください。

ただ、アロマに関しても火に対する強迫観念が出る人や

コンセントに対する強迫観念を持たれている人にとっては

難しくなります。

私の場合は、ストーブやガス等、火に対する強迫を持っていた

時期もありますから、分かります。

なので、自分に合ったストレス解消法を見つけてみてください。

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