第5話 最低限の情報を選ぶ事…。

私達が普段、なんとなく流しているテレビやラジオ。

新聞、本、今では当たり前になったネット環境。

私達は、日常生活において様々な環境で情報を得ています。

その情報量は、半端な量ではありません。

ただ、この情報が強迫性障害を悪化させる場合もあります。

例えば、好きで見ているテレビやラジオ、本はストレス無く

普通に見たり聞いたり、読んだり出来ると思います。

問題は、便利になったネット環境とテレビで流れるニュースです。

勿論、新聞にも若干の問題はあります。

ネット上には、良い情報もあれば悪い情報もあります。

正しい情報もあれば、間違った情報もあります。

勿論、私が今、書いているこの内容も間違った情報であり、悪い

情報かもしれません。

ネット上で情報を得るのであれば、自分に合った情報だけを

選ぶのが良いと思います。

自分に合わない情報(記事)からは、なるべく目をそらす事です。

自分に合わない情報(記事)を見続ける事で、精神部分が徐々に

蝕まれていきます。(病んでいきます。)

また、それと同じ事がニュースでも言えます。

ただ、ニュースに関して言うならば、選り好みは出来ないので

いっその事、ニュースを見ないようにする方が良いと思います。

新聞であれば、テレビ欄と4コマ漫画くらいにする等…。

細菌に関する強迫を持っている方にとっては、食中毒等が

気になる力が大きくなると思います。

また、外に出るのが怖い強迫を持たれている方が交通事故の

ニュースを見たり、歩行者に車が突っ込んだと言うニュースを

見てしまうと、それも強迫が大きくなると思います。

そして、最近、よくあるのが殺人事件です。

昔から殺人事件が多かったのかどうかは、分かりませんが…。

私的には、殺されるのが当たり前なのかなと言う印象を受け

始めました。

こちらは、強迫によって人に苦手な意識を持っている方だけでは

なく、対人恐怖症や人に対して怖いイメージを持っていて

コミュニケーション能力が構築できない人にとっても見ない方が

望ましいと言えます。

人に対して、恐怖を増すばかりの情報になってしまいます。

私の場合も強迫と対人緊張(恐怖)で、最近は、ニュースと

距離を置いています。

ニュースを毎日、見ていた時と比べ入ってくる情報量は少ないので

少し気持ち的には、楽になっています。

ただ、これにも症状は緩和される反面、デメリットもあります。

それは、周囲の話についていけなくなる可能性です。

学生であれば、ニュースを見ていないからと言うのもありですが

社会人になって、ニュースを見ていないというのは、やはり抵抗が

ありますよね。

仕事上の人間関係で、ニュースの話が出ない場合は良いのですが…。

中には、ニュースが好きでニュースの話題しかしない人もたまに

居ますよね。

そう言う人と関わる場合は、ニュースも少しは見た方が良いのかなと

思います。

毎日は見なくても、何日かおきくらいに・・・。


本当に、便利な世の中であり、何処か窮屈さを感じてしまう

世の中です。


自分に合った情報を選んで、マイペースで歩んでいきましょう。

勿論、強迫性障害がある程度、回復したのであれば他の情報を

見る事も大丈夫です。

むしろ、他の情報を見る事も大事です。

あくまで、強迫性障害の症状を緩和させるための手段の一つです。

必要な情報だけ見ると言うのは…。

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