近年、ブランド価値や商標を守るため、様々な名産品に基準を設けるという動きが多いと聞きます。確かにそういった「ニセモノ」を排除する動きはけだし正しいようにも見えてしまいますが、もしその動きが暴走したとしたら……?テーマこそ「寿司」ですが、解釈次第ではかなりのディストピアかもしれない、奇妙ながらも少しだけ怖い、もしもの世界の短編作品です。
回転寿司チェーンとか海外では変わり種の寿司が流行っていて、それに意見を投げ込むような作品だったと思います。変わっていく寿司文化について考えさせられるところがあった。
たしかに他国では独自の文化を守る制度はたくさんありますし、この寿司警察は面白い発想ですね。最近のお寿司屋さんに行くと「これ食べられるのか?」と思うようなとんでもお寿司を見かけます。創作とはいえシャリに何でも乗っけりゃいいってもんじゃない!そんな心の代弁をしてくれた作品でした(笑)
たまにTVでやってる海外の寿司とかすごいもんな~って、ちょっと本当にSUSHIポリス必要なんじゃないかって思ってしまいました(笑)寿司法令は絶対なのですね……
寿司刑務所ではカッパが収容されて、お母さん…とつぶやきながらさぎょうをしているのでしょうか…もっとぶっ飛んだ内容も次回期待してます!