第4話 サバイブ:転入生と襲撃

脱出を果たし俺はまた学生に戻る。


「あ!おはようございます!」


「ああ!君は転入生の。家近いんだ!」

「通学路も一緒です

そう言えば今日また転入生くるらしいですよ!!」


「ああそう! 」


その転入生は、どんな人なのか

男なのか女なのか?

そんな事を話しながら教室に入る

すると皆ウキウキしていた。

「はーい皆転入生だ!

自己紹介どうぞ!」


「綾凪 彩芽です。よろしく…」



「あやなぎ あやめさん?なんか暗くないですかあの子」

「そうだね」



「質問ありますか?…まぁ、 なくても構わないのだけれど。」


「なんか…質問しずらいな…」


「う…うん

あのあやめさん」


「はい。」


うわ呼んだ瞬間からここに振り向くまでの時間はや…ホラー映画みたいに振り向いたぞ…今、


「あの。趣味は?」


「趣味は、FPS、サバゲー。エアガンの手入れ 一番好きな銃はSRのPSG1です。

アサルトなら…M4A1。サブマシンガンなら

USJ。ハンドガンなら、デザートイーグル。

です。他に質問は?」

う、うわぁ…ゲームしそうに見えない。

髪型はショートいやあれはセミロングか?

学生服…


「彩芽さんの最近のマイブームは?」


「これ…」

「そ、それは!!!

レックスキーホルダー…」


「あら、知ってるのね。貴方に興味がありますお名前は?」

え。いきなり告白!?

とりあえず名乗っておくか…


「宮田…秋穂」


「そう。よろしくね、秋穂」


いきなり呼び捨て!?

うーん…謎だ

それより…


「秋穂…お前。」


クラスの男子の視線が気になる…


「え。えーと。どうしましたか?…皆さ…

…うっ」

「転入生にいきなり呼び捨て…しかも告白だと?」

「イヤイヤ!流石にいきなりはないだろ!!

ち、違いますよね?彩芽さん」


「告白のつもりだけれど?」

「認めたっ!!?」

「しかもなんのためらいもなく!!

秋穂さん」


「お、おい鈴原?…何を考えて。」


「放課後。校舎裏に来てくれますか…秋穂さん」


「鈴原…目が笑ってないぞ。」

「放課後校舎裏に」


「絶対やだぁぁぁ!!」


「はいはい静かに秋穂よかったな…」


「えっえっ?」

「彩芽、席はどこが」

「そこ。秋穂の隣」


「即答だなおい!

他にも空いてるんだぞ?」

「いえ。他の男子には興味ないので」

教室の男子生徒達の涙の声が聞こえる…

「よ、よろしく」

「秋穂。寒い…」

「あ、あのぉ… 彩芽さん?

なぜ教室の中で僕に抱きついていらっしゃるのでしょうか?」

「ダメ…?」

や、ヤバいその顔が可愛い…

「え、えーと彩芽さん?」


「彩芽でいい」


「流石に呼び捨てと言うわけには」


「えっ…?ダメ?」

「分かった分かったから!

それじゃえーと…彩芽。よろしく」


「うん末長く」


「ちょっとまてーい!」

はぁ…なんでこうなるんだ?

「貴方が…Aね?」


「っ!!…まさかこのために俺の隣に来たのか?」

「そうよ。私は、Aya よろしく」

「さっきの俺に興味があるって話は?」


「あれは本当よ」


「そ、そうですか…」

幸い今の会話は、小声だったので周りには気づかれなかった。

だがこの子がメンバーなら、あの時来た協力者は一体?


「やっぱり…彼女もメンバーですか…

ボスから話は聞いていましたが。

まさかこんなにも早く巡り会えるとは

K…そしてAya. Ryoです」

「やっぱりお前か…あの時の無線の声で大体分かったよ、よろしく。

ここでは、仮にも俺たちは学生だからな?いいな?」

「ええ」


「分かっていますよ」


スターン!!!


突然激しいSRの発砲音がする…



「いやぁぁぁ!!いずみちゃーん!!!」


「っ!!! 嘘だろ?」


「私を狙ったみたいね」


「襲撃…ボスから何も聞いてない」


「くっ!! 皆、外に出てください!!」


「どうする?」


「こんな事初めてですよ?」


「ボスっ一体何が起きていると言うの?」

(周りは大丈夫か?)


「小声だから大丈夫よ」


(どうやら。Aya君を狙った襲撃のようだ

K 狙撃手を見つけ出し洗いざらい敵の情報を履かせるんだ)


「了解…今回の装備は?」

(今送る


続く

サバイブ:転入生と襲撃。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

サバイブ @kazuki2011

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ