第7話 姉夫婦と妹と昼食中に、インテルへの提言

2000年7月に、姉夫婦から妹と一緒に食事に誘われました。まだ、義

理の兄には会っていなかったので、快く了解しました。

食事中に姉と妹がメールアドレスを聞いてきました。私にはメールアドレ

スを、直接会う可能性のある人間には教えないというポリシーがあったの

で、メールは大嫌いということにして、メールアドレスは教えませんでし

た。この食事会の目的は、姉と妹が一緒になって私のメールアドレスを聞

き出すことが目的でした。エシュロンを使用する日米両政府の前では、血

縁関係、婚姻関係などは、悪用されることはあっても、自らを守ることに

は役立たず、何の価値もないことに気がつかされました。ここで、メール

アドレスを姉や妹に教えていれば、後にメールアドレスの漏洩元を特定で

きなくなってしまったと思いました。2000年5月に友人達がメールア

ドレスを入手しようとしていることに違和感を感じていなければ、メール

アドレスを渡していたかもしれませんでした。危ないところで、間一髪と

いったところでした。後に、義理の兄もエシュロンに関わる連中とつなが

っていると確信したのですが、私に対する監視網は大変なものです。更に、

義理の兄は、会話の内容から、私がノートPCを所有していないことを知

っているようでしたが、わざわざノートPC用の携帯バックをプレゼント

してくれました。違和感はありましたが、義理の兄が、ノートPCに対す

る意見を収集する目的があることは認識しました。そこで、私も義理の兄

がどのような人間であるのか、まだよくは知らないので、確認する必要も

ありますし、試しに情報を伝えてみることにしました。私は、PADが売

れているので、ノートPCとPADの間にも必ず新しい市場はあると指摘

し、バッテリー持続時間(10時間)と携帯性の良いノートPCを作成可

能なトランスメタのプロセッサを高く評価していると伝えました。ただ、

無線通信の将来性も高く評価していたのですが、無線通信については伝え

ませんでした。その後の成り行きを確認するのには中途半端な情報のほう

が影響について確認しやすいからと思ったからでした。私の意見が採用さ

れただけでは確信は持てませんが、中途半端な意見が採用され、後に再び

情報の収集に動けば確認でき、確信も持てると思いました。2000年8

月24日、ZDnetニュースサイトを読んでいると、インテルが従来(

ほんの1~2ヶ月前)からのプロセッサに関する見解とは異なるモバイル

用プロセッサについて、突然発表しました。このモバイル専用プロセッサ

は、2つの点で従来のインテルの見解とは異なりました。まずは、クロ

ック重視でないということでした。クロックは高くないが、平均消費電力

と熱設計電力に優れ、処理能力も高いというプロセッサでした。これなら

私の意見である、PADとノートPCの中間のような、バッテリー持続時

間と携帯性の良いノートPC向きのモバイル用プロセッサでした。インテ

ルは、バッテリー持続時間に深く関係する平均消費電力については、重視

していましたが、熱設計電力は軽視していました。インテルのクロック重

視の考え方から、ノートメーカーのほうで高い熱設計電力値のプロセッサ

をノートPCに搭載するよう対処するべきで、インテルはノートPCでも

クロック重視を追求するという見解でした。この見解を一変させました。

次には、インテルは、デスクトップ用プロセッサと基本的には同じアーキ

テクチャのプロセッサをモバイル用として製造、販売していました。しか

し、この新しいモバイル用プロセッサは、デスクトップ用プロセッサとは

全く異なるアーキテクチャを持っているモバイル専用プロセッサというこ

とでした。更に、突然さを印象づけ、驚かされたのはたのは、インテルの

担当副社長が発表し、そのモバイル専用プロセッサのための部門を新設し

た上で、そのインテルの担当副社長は内容については全く分からないとい

う発言を行っている点でした。上述のような状況を検討すると、このモバ

イル専用プロセッサに関する決定は、インテルの副社長より上の人間が情

報を入手し、短時間の間に決定を行ったということになると思いました。

米国企業らしく、人間、時間と金をかけて、緻密にマーケティングが行わ

れた場合は、担当副社長であれば、説明を受け、意見を求められるはずで

すから、内容を理解しているはずだと思いました。従来までの見解を一変

させるわけですから、トップの意思も不可欠であろうことも想像できまし

た。しかも、無線通信については何の説明もありませんでした。ZDne

tニュースサイトによると1999年から無線通信に積極的に投資を行っ

ているインテルが、無線通信の将来性を疑うはずはなく、無線通信に対し

て何のアナウンスされなかったのは不自然のようにに思いました。以上か

ら、米国流のマーケティングに基づいて決定されたのではなく、私の意見

に飛びついたのだと思いました。しかし、私でさえ、インテルの従来の姿

勢から、インテルはハイエンド、トランスメタはローエンドと住み分ける

と考えていたので、驚きました。そして、義理の兄は、インテルとは全く

関係のない、日本の三菱系企業の人事部に勤務していました。インテル本

社の米国人の社長と義理の兄は、一体どこでどうつながるのか、一体いく

つの企業が関わり、何人の人間を経由して情報が伝えられたのか、信じら

れない気持ちで、混乱させられました。インテルは更に、ノートPCとP

ADの間に新しい市場があるなら、PADと携帯電話の間にも新しい市場

があると考え、このような市場向けのプロセッサに対しても攻勢をかける

ようでした。PADと携帯電話の間の新しい市場は、日本企業が取るべき

と考え伏せておいたのですが、全く、貪欲な会社で、油断も隙もなく、脱

帽ものでした。


2000年10月に、NECが液晶の消費電力を抑えて、バッテリー容量

を増やして、バッテリー持続時間が10時間にもなるCrusoe搭載の

ノートPC”Lavie NX”を発売しました。NECもどこからか、

私の情報を入手したのだと思いました。しかし、このノートPCの売れ行

きは期待を下回るものでした。これは当然の結果だと思いました。バッテ

リー持続時間と携帯性だけでは、以前から存在している市場であり、新し

い市場を形成するはずはないと思っていました。インターネットに接続で

きないノートPCは、大きくて、重たいPADに過ぎないと思っていまし

た。無線通信機能も装備し、インターネットに接続できるようになって、

新しい市場を形成する可能性があると思っていました。インテルは、この

状況を見ていて、バッテリー持続時間と携帯性の良いノートPC向けの

モバイル専用プロセッサに関して不安になりました。私の予想通り、反応

がありました。武田光哉部長代理が後輩の中間和久を連れて、昼食中の私

の隣の席に座り、次世代ノートについて意見を求めてきました。

もちろん武田信行部長代理は私がノートPCを所有もしていないし、使用

もしていないことは知っていました。

なぜ、ノートPCについて聞きにくるのかはあまりにも不自然でした。

既に、私の意見は、義理の兄から伝えられ、インテルに採用されている状

態なので、私の意見は間違いであるとインテル思われるのも嫌なので、

無線通信の重要性も伝えました。よほど確証が得たいのか、武田光哉部長

代理が後輩の中間和久を連れて、再び昼食中の私に再び接近し、同じ質問

を時間を置いて再び、質問してきました。うるさいと思いながら、同じよ

うに返事をしておきました。何度も同じ質問をされるのは迷惑なので、悪

巧みが明るみに出るぞと警告するために、顧客であるインテルの名前を持

ち出して、インテルがノートPCと無線通信を結びつけて新しい市場を切

り開くだろうと追加しておきました。要するに、インテルに自分でどうに

かしろと言うことを伝えました。



私はノートPCを使用も所有もしていないので当然と言えば当然ですが、

何ゆえこのようなことを聞くのか不自然でした。また、ZDnetニュー

スサイトによるとインテルはネットワーク関連に積極的な企業として、1

999年頃から、無線通信にも積極的ではありましたが、ネットワーク部

門とモバイル用プロセッサ部門は別々で交流もなく、積極的にノートPC

と無線通信を組み合わせるという考えはありませんでした。よく言われる、

セクショナリズムというものでした。しかし、私の意見を入手したので、

2002年1月に、バッテリー持続時間(平均消費電力)が良くて、携帯

性(熱設計電力)の良い、無線通信機能を備えた新しいモバイル専用プロ

セッサとチップセットを発表しました。発表しただけでも、マーケットの

反応はよくインテルは満足しているように思いました。これが、200

3年3月の発売開始時には、3億ドルもの巨費を投じキャンペーンを行い、

開発コードネームBaniasと呼ばれていた、Pentium Mプロ

セッサ、Centrinoチップセットの誕生の裏側です。そして、イン

テルは私のことを高く評価しました。インテルは、西京エレクトロン株式

会社にとって顧客ですが、裏でもつながっているとこを確信しました。以

前、後輩の中間和久は、私が自宅で使用しているPCにはインテル製のP

entiumプロセッサを使用していないことについて質問し、インテル

製のPentiumプロセッサを使用するように勧めてきたことを思い出

しました。ちょうどこのころに発売されたインテル製のPentiumⅢ

プロセッサにはCPUIDという命令セットが追加され、プロセッサのシ

リアル番号を取得できるようになったときだったので、違和感を感じてい

ました。(プロセッサ・シリアル・ナンバは、インテルがPentium

Ⅲで導入しましたが、プライバシーの懸念のために、この後のモデルでは

実装されていないとされています。)そして、インテル製のPentiu

mⅢプロセッサの使用をやんわりと断りました。プロセッサのシリアル番

号を取得については、社会的に安全な方法があるにも関わらず、社会的に

危険な方法を採用しているので、インテルはプロセッサのシリアル番号を

取得を故意に反社会的な目的のために導入したのだろうと感じています。

例え、PentiumⅢプロセッサを出荷するときには、CPUIDとい

う命令セットが無効で、プロセッサのシリアル番号を取得できないように

なっていたとしても、ウィルス、ワーム、スパイウェア等の反社会的な

プログラムがCPUIDという命令セットを有効にして、プロセッサの

シリアル番号を悪用した後でプロセッサIDを無効にすれば、

PentiumⅢプロセッサを使用しているPCの所有者に気が付かれず

にプロセッサのシリアル番号を反社会的な目的のために利用可能だという

ことです。そして、プロセッサのシリアル番号を社会的に安全に利用する

方法とは、プロセッサのピンに”プロセッサのシリアル番号の取得を有効

にする”というピンを指定し、ハードウェア的なインターロックを行うと

いう方法です。これなら、プロセッサIDを利用するときだけプロセッサ

のシリアル番号を有効にすることができ、PentiumⅢプロセッサを

使用しているPCの所有者に気が付かれずにプロセッサのシリアル番号を

悪用されることがなくなります。さらに、PentiumⅢプロセッサに

は、数百本ものピンがあります。

PentiumⅢプロセッサに”プロセッサのシリアル番号の取得を有効

にする”というピンを指定するという方法は費用も安く、現実的で、確実

な方法です。このような現実的で、確実な方法があるにも関わらず、危険

な方法を採用したことがプロセッサのシリアル番号を反社会的なことに悪

用するために導入したと感じている理由です。しばらくしてから、他の後

輩の田中からも同じような質問を受け、同じようにインテル製のPent

iumⅢプロセッサを勧められました。他にも不自然なことがありました。

私の所属するグループでは全ての人がデュアルプロセッサのPCを使用し

ていましたが、他のグループから移動してきた私はシングルプロセッサの

PCを使用していました。PCを買い換えるときには、使用者がPCを選

択することができるので、私はデュアルプロセッサのPCを購入したいと

考えていました。しかし、武田光哉部長代理の素振りから、デュアルプ

ロセッサのPCを使用させたくはないように感じました。武田光哉部長代

理は、先にPCを買い換える同僚の谷本秀征にシングルプロセッサのPC

を買わせ、その購入金額を次に購入するPCの購入金額に決めました。予

算の上から私にシングルプロセッサを購入させ、使用させようと画策して

いるようでした。シングルプロセッサのPCを購入させるだけなら、シン

グルプロセッサのPCを購入するように指示すればよいはずでした。

私にシングルプロセッサのPCを使用させようとしていることを故意に隠

していることに悪意を感じました。私はなぜデュアルプロセッサのPCを

使用させないのか違和感を感じました。この違和感を確認するためには、

デュアルプロセッサのPCを購入して様子を見たいと思いました。

PCは半年もすれば、価格は下落し、半年前はシングルプロセッサのPC

しか買えない予算でも、半年後にはデュアルプロセッサのPCが購入でき

ることもありました。そんなことは武田光哉部長代理も理解しているよう

で、石坂敏夫GLを利用して、私に早くPCを購入するように催促させま

した。そこで、予算範囲内のデュアルプロセッサのPCを探してみること

にしました。こんなときにはインターネットが役に立ちました。比較的簡

単に予算内のデュアルプロセッサのPCを見つけることができ、購入し、

使用することができました。武田光哉部長代理が悔しそうな顔をしていま

した。性能的には部内では一番よいPCを使用することができるようにな

りました。その後の反応を見ていると、グループを移動したり、何らかの

理由でPCが余ったときに、山田裕嗣GLがシングルプロセッサのPCを

勧めてくることが続きました。

しかし、このころのインテルCPUは、PentiumⅢプロセッサでは

ありませんでした。つまり、CPUIDという命令セットを使用して、

プロセッサのシリアル番号を取得できなくなっても、シングルCPUであ

ればなんらかの悪意のある動作をさせることができるということです。

まだ、インテルは何か隠している可能性が高いことを示しています。

さらに、山田裕嗣GLは機会を見つけては、使用しているPCの性能が十

分か聞いてきまました。私が使用しているのは比較的新しいPCで、デュ

アルプロセッサのPCで、部内で性能はトップクラスでした。この状況で

他の社員に新しいPCを勧めるなら分かりますが、比較的新しいPCで、

デュアルプロセッサのPCを使用している私にシングルプロセッサのPC

を勧めてくるのには、はっきりとした違和感を感じました。既に、私はデ

ュアルプロセッサのPCを購入し、使用しているのだから、デュアルプロ

セッサのPCを使用させたくない理由は予算でないことがはっきりしまし

た。理由を伏せたまま、私にシングルプロセッサのPCを使用させようと

努力していることから反社会的な目的だろうと判断しました。反社会的で

はない理由に対して考えてみました。大きさや騒音ならはっきりと言える

と思うし、他にデュアルプロセッサのPCを使用している社員はいるので

違うと思いました。反社会的な理由についても考えてみました。TCPヘ

ッダには、テストやデバックで使用するオプションという領域があります。

スパイウェアを使用して、ここにプロセッサIDを入れて盗聴に利用して

いるのではと思いました。2つのプロセッサIDには対応していないので、

シングルプロセッサのPCである必要があるのだと思いました。このよう

な方法なら、メールだけでなく、他の多くのパケット、もしかしたら全て

のパケットを盗聴できるのだと思いました。インテルのライバルメーカー

のAMDプロセッサが有力な選択肢として使用できるの現在の社会状況で

は、危険と思われるインテル製のPentiumプロセッサをわざわざ

選択する必要はないと思いました。これまでのことを総合的に考えて判断

すると、インテル製のシングルプロセッサのプロセッサのPCにはエシュ

ロンなどの反社会的な盗聴行為に利用する目的で導入されたのだ思ってい

ます。インテルがこの内容を知ってもなお、エシュロンに対して沈黙を守

るようなら、インテルもエシュロを匿うことで、エシュロンに協力し、エ

シュロンを日本社会に広めていることになると思います。このようにして、

エシュロンの闇がどんどんと広がっていくのだと思いました。

そして、姉や妹が行ったこと、つまり、メールアドレスの入手しようとし

たこと、私がノートPCを使用していないことを知った上で、ノートPC

に関する情報の入手したことは、武田光哉部長代理が行ったことと全く同

じ動きなのでした。さらに、その後は、姉夫婦から私のメールアドレスに

対する詮索はありませんでした。この動きも武田光哉部長代理、藤縄正、

野口一成、渡辺純夫と同じ動きでした。よって、義理の兄は、西京エレク

トロン株式会社の一味であると確信しました。義理の兄が結婚した目的さ

えも疑わしいと思いました。


1年後の2001年11月頃に、父が入院しました。そのときに再び妹と

会いました。まだ、しつこくメールアドレスを教えろと言ってきました。

妹は金に意地汚い上に、電話おろか、年賀状でさえ、兄の自分に出さない

ような人間です。いざという時のためにという胡散臭い名目でメールアド

レスを聞き出そうとしてきます。私のメールアドレスをエシュロン一味に

伝えればそれなりの金になるのだろうと思いました。たとえどんな事をし

ても、親子や姉妹の縁が切れて無くなるわけではないので、何をやっても

構わないとうい感じで、血縁関係というのは全く厄介きわまりないです。

既にエシュロン一味である日米両政府には、メールアドレスは渡ってしま

っていました。エシュロン一味に対する作戦も実行され、一段落していま

した。現在使用しているメールアドレスが今後使用される期間は長くはな

いことも分かっていました。金に意地汚い妹に思い知らせてやる必要があ

ると思いました。そこで、妹にメールを送信するからメールアドレスを教

えてくれと言いました。妹にメールを送信するということは、エシュロン

一味が妹のメールアドレスを入手するということです。妹はいくら金を貰

ったのか知りませんが、妹はエシュロン一味の奴隷になったということで

す。妹のメールを盗聴することで、妹のプライバシーがエシュロン一味に

すべて伝わり、いかようにでも妹をコントロールすることができるからで

す。昔からわかっていたことですが、妹も日本人らしくクソ猿ということ

がわかりました。 日本社会はエシュロンの蔓延やエシュロンで盗聴され

ていることに気がつくことさえできないバカ猿とエシュロンへの協力を惜

しまず、決して裏切ることのないクソ猿とで成り立っているということが

はっきりしました。

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