【006】


審判らしき生徒が出てきて、「スタート!」と大きな声で言った。


それを聞いた俺とレイカは、一斉に……


「「カード召喚‼︎」


その言葉に反応する様に、魔法陣が誕生し光がモンスターの形をかたどっていく。


初めて召喚する場合は、レア度が普通のモンスターしか召喚出来ない。 なので


「がおおおおおお〜!」と召喚されたのは、レア度が普通の【ポロゴン】と呼ばれるモンスターだ。


レイカは【アリス】の情報道理の、モンスター【ユア・イルド】。


「ふっ何その雑魚モンスター!」とレイカは、馬鹿にするように笑う。


しかしレイカの使うモンスターに勝てるかは、わからない。


「行くわよ…【ユア・イルド】 カードスキル【遺跡の鉄槌】!」空の上にユア・イルドは飛び、ポロゴンに飛び蹴りをする。


ポロゴンはあっけなく、体力が亡くなり消えて行く。

その呆気なさに、言葉もでなかった……


「この程度で、【Aクラス】?【Aクラス】が穢れるわ」と冷たく言い放ち去って行った。


すると【アリス】は……


「大丈夫、あなたが弱くない事は知っているから」



……………次の日……………




「ライラ、あんた負けたんだからお金寄越しなさい」レイカは獲物を屠る表情をし俺を見る。


「私、持っていませんよ?」すると一発殴ってきた。


これがお嬢様ってか……


先生に助けを求め様とはしたが、面倒臭い事になりそうなのでやめた。




放課後


アリスに呼ばれた。


「レイカが、校舎の裏の道に来てって言ってたよ〜 貴方一人だけだと危ないと思うから隠れるねー」


俺とアリスは、校舎裏道へと向かった。



「ライラ、誰も連れて来てないよね?」とレイカは言う。


「はい」するとレイカは、楽しそうに笑い、仲間を呼ぶ。


同じグループだ。


「カイラ、レミゼやれ!」すると仲間二人は、俺を殴ろうとするが流石にこれを受けたら気絶どころじゃないと思い避けた。


「何で避けるのあんた!」







一方、ライラ、レイカを見て性的な笑いを取る男が居るのに俺は、気付いていた。

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