<Chapter 9/AHO>
A「今日家を出る時、鍵を手に取ろうと思ったんだけどな。偶然下にゴミ箱があって、その中に鍵がインしちまったんだよ。これが現物なんだけどな」
O「見せんでええわ! 何でわざわざゴミ箱から拾ってきたのを見せようとすんだよお前っ?! 飼い主に掘り起こしたモノをいちいち見せるイヌか!」
H「ところで、さっきの話に戻るけど。あっちのレジに女子高生が居るな、今ちょうど会計してるぞ」
O「あぁ、確かにそーだけど……それがどうしたってんだよ」
A「あれは……玉ねぎドンの女子高生っ?!」
O「玉ねぎドンって一体何だよ?! 何でそんな変なあだ名勝手に付けてんのお前っ?!」
A「おい見てみろよ、しかもその隣にいるヤツ! アイツ耳にゴミ付いてんぞ!」
O「ピアスだよっ! 見りゃわかるだろ、ってかピアスをゴミ呼ばわりするなよっ!」
H「まぁそんな女子高生とか見てないでよ、俺のコイツを見てくれよ。コイツをどう思う?」
O「だから見せんでえぇってのお前ら! ファミレスで何見せびらかしてんだよお前!」
H「いや、ソーセージ食ったから補充する必要があるかなって」
O「補充?! 何のっ?!」
A「俺、先に店出てるぞー。Oも騒いでないでとっとと帰る支度しろって」
O「言われたくない、お前らには絶対言われたくねーセリフ第一位だよそれ!」
H「あ、ウェイトレスさんお会計ー」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます