<Chapter 8/JK>
J「さてと、そろそろお会計にしよっか?」
K「そうね。えーと、アンタが三九九円で私が四九九円……細かいのあったかなー」
J「五〇円玉七枚でもいいかな?」
K「百円玉持ってなかったのアンタ?!」
J「でも、千円札で払うよりはいいと思うんだよ。そっちだって、ピッタリあるんでしょ?」
K「ちょっと待って……確かにピッタリあったわ。これで二人とも丁度だけど、小銭ばっかりですごく迷惑ね……」
J「えー、でもきっと大丈夫だって! 向こうもプロなんだし!」
K「さっきのウェイトレスさん、多分バイトだと思うけど……」
JK、レジへと向かう。
W「ありがとうございました。お会計、八九八円になります」
K「すいません、かなり細かいですけどこれでお願いします……」
Kが二人分の小銭をまとめて出すと、Wはレジのベルトコンベアにその小銭を全て流し込む。するとレジスターが、自動で計算をしてくれた。
W「ひぃ、ふぅ、みぃ……丁度ですね、ありがとうございましたー!」
K「ご、ご馳走様でした……」
JK、店から出る。
J「……凄かったね」
K「うん、ハイテクを感じたよ私」
J「だから言ったでしょ~、プロを舐めちゃいけないって!」
K「そうね、レジ作ってるメーカーのこと舐めてたわ」
J「そっち?! ホント、Kは変なとこばっか見てるなぁ~」
K「悪かったわね。ささ、帰りましょっか!」
J「うん、そうだね! じゃあ、また明日っ!」
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