07 行方知らずの少女達


2月2日14時30分頃、事務所応接間。俺は依頼人と話をしていた。

今回の依頼の内容はこうだ。来年度中学二年生になる13歳の一人娘、五十嵐いがらしはるかが家出をしてしまい、一週間の間消息不明なので探し出して欲しいとのことだ。

事件や事故に巻き込まれたのではなく家出だと話しているのは娘の部屋に直筆のメモが残してあり、そこには「私はピアノを続けたい。お父さんとお母さんにはわかってもらえない。だから家出をします。探さないでください」と、書き残されていたからだ。携帯電話や衣服、財布などは持ち出されておらず、ほぼ手ぶらに近い状態で家出してしまっているらしい。

友人や親戚に連絡をしたが手掛かりはなく、警察に捜索願を出したとのこと。

それでも目撃証言なども一切ない。残されたメモや遺留品などを受け取る。

メモには力強い文字で先程聞かされた言葉が書き込まれている。

母親が言うには家出をした理由は、長年続けていたピアノ教室を辞めさせ、進学校に入学できるように学習塾に通わせようとしたからだそうだ。

娘は音楽関係の進路に進むつもりだったらしい。そこで意見が対立してしまい、両親を説得することができなかったのでやむを得ず強行手段にでた、ということらしい。

母親は娘のことを考えずに自分たちの意見を押し付けてしまったことをとても後悔していた。


親という者は子供に自分たちの意見を押し付けがちなものである。子供には子供の意見や主張がある。それを捻じ曲げてしまうのは酷な話だ。

大切な一人娘が居なくなった事でそのことを改めて思い知らされたらしい。これからは娘の意見を尊重してあげたい、だから早く帰ってきてほしいのだと―


一通り話を聞き終える。依頼人の母親がよろしくお願いしますと深々と頭を下げている。帰りを見送ると杏莉さんが話しかけてくる。

「なにかわかったことはありますか?」

「ん~・・・現状言えるのは娘さんの単独の行動ではないんじゃないかって事ぐらいかな。なんの準備もなしに中学生の女の子が一週間も自宅に帰らないってのは色々な面で不可能だろ。そうなると誘拐の線を疑うわけなんだが、メモには脅されて書かれたような感じはない。強い意志で自分で書いたって感じだ。ってことは自分の意志で家出をしたのは事実だが、それを支援している第三者がいるのかもしれないと思ってな。そいつがどこかに匿っているのかもしれない。まぁそうだとして動機が全然わかんねぇけどなぁ・・・」

実際にメモには五十嵐遥の思念が残っていた。両親がわかってくれるまで戻らない、といったような強い意志を感じた。

そんな少女の意志を逆手にとって裏で暗躍しているような人間がいるのではないか、というのが俺の考えだ。

「さすが慧さんですね・・・もうそこまで考えているなんて」

「いやぁ、証拠とか確証は無いしなんとなくそう思っただけなんだがな。とにかく調査だ。なんにせよ現状じゃ情報が足りねぇ」

「はい!頑張ってくださいね!」

「おうよ!このオレサマに任せろ!」

自分の胸を右手の親指で指さしながら自信満々に答える。


いつもどおり上空から思念を探す。この捜査方法にもだいぶ慣れてきた気がする。

(これは俺が魔法使いだからできる芸当だが、一ノ瀬遼太という人物は一体どのような方法で調査してたんだろうなぁ)

ふとそんな疑問が浮かび上がる。地道に足で稼ぐような調査をしていたのかと思うとぞっとした。とても俺には真似できない。

五十嵐遥の自宅から円を描くようにくまなく探っていく。しかし彼女の思念の痕跡は一向に見当たらない。

調査を始めてから4時間。念入りに探したはずなのだが全く気配を感じ取ることができなかった。まるで一瞬で消えてしまったかのようだった。

(こりゃまいったな。だいぶ魔法の技量は上がってるはずなんだが収穫ゼロか・・・)

これ以上この方法で調査をしても埒が明かなそうなので今日のところは引き上げることにする。

ガックリと肩を落としながら事務所に帰る。杏莉さんが笑顔で出迎えてくれるのが少し心苦しかった。

「慧さん、おかえりなさい。・・・あの、どうかしたんですか?」

「このオレサマに任せろと言ったな・・・あれは嘘だ・・・。ちょっとぐらい情報を得られると思ってたんだが、なんもみつかんなかったわ」

「う~ん、まだ初日ですし、だいじょぶですよ」

そういって晩ご飯を準備してくれている。内心かなり落ち込んではいたが杏莉さんの料理が目の前に運ばれてくるだけでだいぶ立ち直ることができた。

食事を終えると杏莉さんが口を開き話し始める。

「ちょっと気になることがあったので慧さんがいない間に調べてたんです。一ヵ月ぐらい前にもテレビで中学生ぐらいの女子が家出をしたと取り上げていた気がして。調べていてわかったんですが一ヵ月前ぐらい前と二ヵ月ぐらい前に同じように家出をしている少女がいたみたいです」

「マジで?」

「はい、どちらも今回の依頼と似たような状況だったらしくて現在も行方はわかっていないそうです。他にも家出をしたという記録はあったんですがそれはすぐに見つかったらしくて。この二件は今回の依頼となにか関連性があるんじゃないかと思ったんですが・・・」

杏莉さんから資料を見せてもらう。

中学生の少女の家出、メモが残してあった、荷物などはほとんど持ち出されていない。確かに類似点が多い。

「ん~確かに似てるな、今回の家出の内容と。杏莉さんはこの3人の家出が同一犯によって仕組まれた物だと考えてる訳だな?」

「はい、そうなんです。慧さんが出かける前に話していたことが事実だと仮定すると、この3人の家出はどこかでつながってるんじゃないかって」

流石は名探偵の娘といったところだろうか。おかげで今後の調査の方針が出来上がった。

拳を握り、親指を立てて杏莉さんのほうへ突き出す。

「杏莉さん、グッジョブ!正直普通に探しても見つからなそうだったからこの情報はかなり役立つかもしれない。ありがとな」  

「いえ、調べてたら偶然・・・捜査の協力ができてよかったです」

杏莉さんは少し照れながら話している。そんな杏莉さんのひざ元に陸がピョコンと乗っかってくる。彼もまた、褒め称えているつもりなのだろうか?

「そういえば親父さんの残した資料の中にも少女失踪だとかのファイルがあった気がするな」

確かにファイルにはそのような事件がまとめられていたはずだ。

杏莉さんは困った表情をしながら話し始める。

「確かにありましたね・・・。今回の家出の件となにか関わりがあるのかもしれません。ただ二ヵ月以上前の事件なので父も知っているはずなのですが、父はその事件の事はなにも話していなかったんですよね」

杏莉さんの父親、一ノ瀬遼太は正義感溢れる名探偵だ。

書斎には過去に解決した事件もファイリングされており内容は連続殺人、誘拐、強盗等、多岐にわたっていた。

どれも警察が手を焼いていた難事件だったが捜査を協力して事件を解決していたらしい。

本当に底知れない人物だ。

そんな人のことだ、この事件を調べていても不思議ではなさそうなのだが事件の概要以外は特になにも残されていなかったらしい。

「う~ん・・・わからん!とりあえず明日は杏莉さんが調べてくれた資料を元に、そっちの家族に事情を聞きに行ってみるよ」

「はい、なにか手掛かりが見つかるといいんですけど」

「まぁなんとかなるさ!このオレサマにまか・・・いや、なんでもねぇ」

危うく同じことを繰り返すところだった。立てかけたフラグを心の中でバキっとへし折る。

「ふふっ、慧さんならきっと見つけることができますよ」

屈託のない笑顔、なにも疑う事のない瞳で見つめられる。

そんな顔で見つめられると流石に色々と困る。

「は、ははは・・・ま、まぁ続きはまた明日だな」

そういって席を立つ。

「はい、明日もよろしくお願いします」

いつものように見送られる。もうすっかり慣れてしまった流れだ。

明日はなにかを掴む事ができるだろうか?


2月3日14時頃、一ノ瀬家。

昨日の杏莉さんが与えてくれたヒントを元にパソコンで過去の情報をかき集める。

調べた結果、似たような家出事件は4件あり、依頼を含めると合計5件。

一番最初にあったと思われる事件は三ヵ月前の物だった。

俺は日が浅い事件から遡って調査をすることにする。

1件目と2件目の家族からはすぐに話を聞くことができた。

同年代の少女、家出のメモ、残された荷物、存在しない目撃証言・・・。

その他にも、とある共通点が浮き彫りになる。家出をした動機だ。

2件とも家族内でトラブルがあり、娘が家庭内で居場所を失っているような状態にあった。

3件目は顕著にそれが表れていた。3件目の家族を見つけるのには少し時間がかかった。

父親は出張中。母親は実家に帰っていたからだ。

なんとか母親の居場所を見つけ出し、事情を聞き出すことができた。内容はこうだ。

父親は最近仕事があまりうまくいっておらず、家にいるときは家族に対して暴力を振るっていたようだ。

それに出張先で浮気を繰り返していたらしい。それを指摘するにも暴力を振るわれるのが怖くてなにも言えずにいたそうだ。

母親と娘はそんな父親の態度に日々怯えて暮らしていた。ところがある日、娘はメモを残して家出をしてしまった。

そして二ヶ月もの間、連絡はおろか、目撃証言もなく完全に消息を絶ってしまっていた。

取り残された母親への暴力はさらにひどくなっていき、最終的に実家へと帰り別居をしている状態にあった。

「もし娘が無事でいてくれて、帰ってきてくれたらなら相談をしたいんです。夫と離婚をしておばあちゃんの家で暮らしましょうって」

「約束はできない。だが、もしあなたの娘さんに出会うことがあればその時はそのことを伝える」

そういうと母親は深々と頭を下げた。


思春期の真っただ中の少女にとって、離婚というものがどれほどの影響を与えるかは俺には解らない。

しかし現状を考えるとその選択肢もやむを得ないのかもしれない。

他人の家庭の事情に口を挟むつもりはなかったが複雑な気分になる。

家族の事を想い続けるというのは当たり前のことのようで、実際はとても難しいことなのではないか?と―


日も暮れてきた17時頃、色々な考えが交錯しつつも4件目の家族の家に着く。

恐らくこの事件の最初の被害者であろう人物が住んでいた場所だ。

当初、この少女の目撃証言は多数存在していてすぐに見つかると思われていた。

しかし足取りは途中で途絶えてしまい、そこから一向に消息が掴めていないらしい。

古ぼけたアパートのチャイムを鳴らすと母親らしき人物が顔を出す。

露出度の高いワンピースの上に、薄手のボレロを羽織り、濃い目の化粧と、年齢の割に派手な見た目で、いかにも水商売の仕事をしてるといった感じだ。

こちらを睨みつけながら口を開く。

「・・・アンタ誰?」

「俺は岩﨑、探偵をしている者だ。家出した少女の捜索依頼を受けて調査をしている。ここを尋ねたのは似たような状況で家出をした少女がいると聞いてなにか手掛かりが得られないかと思ったからだ」

「アタシ探偵に仕事なんて頼んでないわよ」

そういうとドアを閉められそうになる。慌ててドアを押さえて彼女を引き留める。

「少し話を聞きたいだけだ。すぐに終わる」

「もうウンザリなの。なにも話すことなんてないのよ。それとも何?なんか話したらカネでもくれるの?」

「・・・居なくなったあなたの娘の居場所を探す。それでどうだ?」

「は?三ヵ月も見つかってないのよ?もう死んでるに決まってるでしょ?」

「今のところ、そのような事実は確認されていない。俺はまだ生きていると考えている」

「そう・・・まぁどっちでもいいわ。それで?アンタになにしたら満足して帰ってくれるワケ?」

「娘さんの残していった物でなにかあれば見せてもらいたい」

「あっそ、ならちょうどいいわ」

そういうと彼女は玄関内に置いてあるゴミ袋の中から小さなぬいぐるみを取り出しそれを俺に投げつけてきた。

「これ、あの子のぬいぐるみ。あの子戻ってこないから捨てるつもりだったのよ」

俺はそのぬいぐるみをまじまじと見ていた。古ぼけたクマのぬいぐるみだ。

手足はほつれて今にも千切れそうになっている。

「娘さんが家出をした理由に心当たりはないか?」

「さ・・・さぁ、知らないわよ、そんなこと」

「・・・家庭で何かトラブルなどはなかったか?」

「なんでそんなことアンタに話さなきゃいけないのよ!?どうでもいいでしょ!?」

これでは埒が明かない。俺はこの女の心を読むことにした。すると―

「もういいでしょ!?アタシこれから仕事なの!とっとと帰ってよ!!」

「・・・ああ、時間を取らせて悪かった」

バン!と音を立ててドアが閉められる。

そのドアはもう二度と開くことがないだろう、そう思えるぐらい固く閉ざされているように見えた。

女の心の中を読み取った結果、少女が家出をした理由がわかった。

あの女は自分の娘に命令して、援助交際や売春をさせていたようだ。

実の娘を売って、それで得たカネを私利私欲のために使い込んでいた。

思春期まっただ中の少女が自分の意思とは関係なく、非道なおこないを強制されていた。そんな現実に耐えられなくなって家出をしたのだろう。

俺の手元に残されたぬいぐるみから思念を探る。

最初は自分の母の為に、と思って耐えていたらしい。

しかし次第に母の命令がエスカレートしていき、少女の心は壊れてしまう寸前だったようだ。

これほどまでに歪んだ思念を読み取るのは初めてだ。

軽く目眩を起こしてしまう。次第に怒りがこみ上げてきた。

(こんなクソみてぇな事、許せるワケがねぇだろ・・・!)

俺の周りに電撃がほとばしる。バチバチと激しい音を立てながら俺の怒りを体現するかの如く火花を散らしている。手に持っていたぬいぐるみに火の粉が飛んでくる。

それを見て我に返る。火の粉を払いながら魔法でぬいぐるみを修繕する。

(落ち着け、俺。とにかく今は捜査だ)

なんとか今日一日の間に関連性のありそうな人々から事情を聞き出し、残していった物からいなくなった少女達の思念を読み取ることができた。

後はこの思念を辿っていけば少女達を見つけることができるかもしれない。

この事件はおそらく魔法使いが関わっている。行き場を失った少女の心に付け入り、表面上は家出という形を取り次々と誘拐しているのだろう。

一番最初に誘拐されたと思われるぬいぐるみの少女は計画的な犯行ではなく、家出をして町を彷徨っているところを連れ去ったのだろう。

最初は目撃証言があったこと、その後突如として行方が掴めなくなったことからそう考えるのが自然だ。

その後の犯行は計画的なものだ。家出をする理由があるような少女に白羽の矢を立て、すべての痕跡を残さないように誘拐している。

後で起きた4つの事件には証拠はないかもしれない。

しかし一番最初の事件に関しては突発的に行った犯行の可能性がある。

もしかすると犯人の証拠隠滅が不十分で、痕跡を見つけることができるかもしれない。

しかし先程の女の言うとおり、家出をしてからもう三ヵ月も経過している。

最悪の場合、殺されていてもおかしくはない。

そして生きていて見つけ出す事ができたとしても誘拐犯が素直に少女たちを解放するとは思えない。また例の放火魔の時のように戦闘になる可能性は十分にある。

俺はぬいぐるみの少女の思念を探る。すると予想どおり痕跡を感知することができた。

だいぶ離れた位置まで移動している。中学生の少女が徒歩で移動したにしては遠すぎる。俺は確信する。この痕跡を辿れば事件が解決できると―

(とはいえ、今すぐに向かうのは得策とはいえねぇか・・・)

今日一日の捜査でそれなりに消耗をしていた。

一刻も早く見つけたいところだが万全の状態で挑むことにする。

「たっだいま~」

「慧さん、おかえりなさい。今日はぬいぐるみですか?」

「ん?ああ、これな。家出した女の子の私物だよ。成り行きで預かったんだ」

「そうなんですか。あ、晩ご飯の準備出来てるので冷めないうちにどうぞ」

「いぇ~い!ありがたくいただくぜぇ~!」

いつもどおりおいしそうな食事が並べられている。頂きますと一礼をする。


俺は今日の事を思い出していた。誰かが自分の帰りを待っている事。

それが普通のことのようで実は特別なこと、とても大切な事なのだと。

「・・・なんつーか、いつもありがとな」

「・・・?どうしたんですか?急に」

「いや、なんとなくね」

「・・・私の方こそいつもありがとうございます」

「・・・暖かいうちに食べないとだな」


そういって食事を始める。食べ終わってから彼女に今日の事を話し始める。

4件の家出の関連性、俺の推測、一番最初に居なくなった少女の家庭の事情、そして―

「たぶん明日には居場所がわかると思う」

杏莉さんはなにか考え事をしている。やがて自分の考えをまとめ終えたのか話し始める。

「なんだか誘拐というより、保護をしているような感じですね」

「・・・え?」

俺は自分が考えもしなかったことを言われて驚いた。

「いえ、なんとなくそんなふうに思っただけなんです。特に一番最初の女の子の話を考えると・・・。傷ついた女の子たちに手を差し伸べてその場から救い出してあげてるような気がして」

俺は犯人が私利私欲のために誘拐をしているのだと思っていた。

しかし杏莉さんにはそうは思えないらしい。

「・・・家出を偽装したのは犯行を隠すためじゃなくて、実際に家出を支援して少女達をかくまっている、って事か?」

「ええと、実際はどうなのかはわからないですけど、誘拐をしている人は本当は彼女たちのためにしてるんじゃないかって思って」

「・・・君にそう言われると、何故だかそうなんじゃないかって思えてくるな」

「でも、本当に悪い人なのかもしれないですし・・・」

「まぁ・・・そうだな。とにかく明日の調査ではっきりすると思うよ」

「そうですね、女の子たちが無事に見つかるといいですね」

「ああ、そうだな。さて、そろそろ帰るよ」

「はい、今日も一日お疲れさまでした」

いつものように一人と一匹に挨拶をしてその場を後にする。


杏莉さんが言った言葉が妙に心に引っかかった。

犯人が完全な悪人ではないのかもしれないと言う事。

とはいえ仮にそれが事実だとしても犯人が行っていることを容認する訳にもいかない。

気持ちを切り替える。楽観はできない。

常に最悪の状態を想定していなければ足元をすくわれる。

明日は必ず少女達を見つけ出して見せる。そう固く心に誓う。

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