2021年の想い
仕事の疲労に身体を休ませながら、PCの画面と向き合う。
趣味の時間に鳴らすことが少なくなったタイプ音は相変わらず。
BGMは大好きな曲をループさせながら。
今年も綴ろうと思います。
毎年、この時期になるとあなたのことを考えます。
去年も、電子の海に言の葉を流しました。
来年は、どうなっているのか自分にも、誰にも分からないことでしょう。
――この1年、世界が変貌しました。
まるで100年程前の再来というように、病魔が世界に広がり、多くの人を苦しめていきました。
今も苦しんでいる方々、今も必死に戦っている方々、様々な方々がいらっしゃると思います。
僕個人としては、職場からの別れ、新しい分野への旅立ち。
慣れたようで慣れない仕事に、日々泣きそうになりながらも動いています。
逃避する時間すら失われた時期もあり、眠っているようで休めていない日々が続いています。
自分の紡ぎたい世界は、真っ白なまま。
けれど、どうにかしようと足掻き紡いだものもありました。
一方で錆び付いている感覚も強く、焦りが身を焦がしていきます。
変貌を遂げた世界で、好きな世界で知り合った方々によって、細々ながら僕の世界は広がっています。
初めての経験。引き篭もる日々。初めての選択。
悩み続け沈むこともあれば、時に困らせてしまうことも多いですが。
一線を超えないための力として、僕を留めて下さっていると思います。
そしてこの1年の間に、悲しいことがありました。
衝撃が大きく、今でもそのことが信じることができずにいます。
思い起こすだけで指が震えて、唇が震えて。今にも泣いてしまいそうです。
変わり続け先の見えぬ世界を、僕は歩いていきます。
――――少しずつ、あなたから離れていきます。
――――少しずつ、あなたの知らない僕へとなっていきます。
こんな僕を見て、あなたはどう思うでしょうか。
――――その答えを、あなたから得ることができないなど、分かりきっていることなのに。
幾度となく問い掛けを繰り返し、得ることの出来ない答えに今年も落ち込みます。
それでも、愚かな僕は問い掛けをやめることはないでしょう。
あなたに問い続けることが、僕に出来ることだから。
躓き、歩くことを止めそうになっても、あなたへの問い掛けはやめることはできないでしょう。
だって、あなたは僕にとって**だから。
それが、僕にできるあなたへの***だから。
たとえ、多くの人に理解されない行動だしても。僕はきっと、続けていくことを誓うでしょう。
今年も、あなたへの想いを流しましょう。
電子の海に、あなたへの想いを流して。
――END……?
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