おまけの設定集(※本編ネタバレを含みます)
おまけの設定集 連合軍編
以下はキャラ設定です。本編で書けなかった裏話もあります。
容姿に関してはなるべく読者様の想像にお任せしたいため、髪の長短や色ぐらいしか設定していませんが……中にはそこそこ細かく設定してある作者お気に入りのキャラもいます。
そして肝心のバストサイズですが、これはGETSに触れる『表面積』が大きなポイントになるため、トップの数値ではなくカップサイズで設定してあります。
注:カップサイズは海外準拠なので、同じアルファベット表記でも日本のものより大きいです。
E(ハンドボール小) F(ハンドボール級) G(ハンドボール大) H(バレーボール小) I(バレーボール級)ぐらいのイメージです。
まずは連合軍のキャラから。
(注:年齢は作品開始時のものです)
○アーサリン・ロイ・ブラウン 年齢:十六歳 階級:少尉(上級曹長→准尉から昇進) カップサイズ:A 髪の色と長さ:金髪ショート
言わずと知れた本編主人公。モデルになった人物がリヒトホーフェンを撃墜した(自称であり、実際にはリヒトホーフェンは高射砲にやられたという説が有力)というエピソードからこの名前とポジションを与えられた。
本作第一部のテーマの一つが『持たざる者が持てる者に立ち向かう』だったせいでAカップにされた可哀想な子。
貧しい胸のせいでGETSの出力は低いものの、操縦そのものに関しては意外と才能あり。
一般的な家庭の子だが育ちは良く、誰にでも優しく接するよう
その反面『いい子』でいようとするあまりストレスを溜めやすく、アルコールなどでその
『諜報部所属の少女が友人を救うためにAMパイロットを目指す』というストーリーのため、諜報部=大隊幕僚であることから初期は上級曹長に設定されていた。
AMパイロットになったことにより特例で准尉に昇進し、出撃初日にマクシーネ・インメルマン、二日目にマルグリットを倒したことで少尉に昇進。これは昇進が早すぎることを問題視する声が軍内部に挙がったからであり、もしも二人の撃破にもっとスパンが開いていたなら、おそらく中尉まで昇進していたものと思われる。
○ルネ・フォンク 年齢:二十五歳 階級:少佐 カップサイズ:I 髪の色と長さ:紫ロング
連合軍のAM部隊長にして最強のAMパイロット。
ルネという名前は男性形と女性形が同じため、モデルになった男性パイロットと全く同じ名前になってしまった。(スペルはLuneとLunneで違いがある)
しかもその人物は非公式記録(敵パイロットの死亡を問わない)を含めた場合、リヒトホーフェンより四十五機も多い百二十七機を撃墜したというバケモノだったため、彼女も作中最強にして最大の胸を持つキャラという位置づけになった。
いつもニコニコと仏のようなアルカイック・スマイルを浮かべている。
二十歳を超えている相手には『さん』付け、未成年に対しては『ちゃん』付けで呼ぶため、彼女の呼び方によって対象キャラが未成年かどうかを判別することができる。
自分はそろそろロートル扱いされる年齢なのを気にしており、それに関して気に障ることを言った相手には漆黒のオーラを放って周囲の次元ごと圧殺しようとする。
○ラモーナ・コリショー 年齢:二十三歳 階級:大尉 カップサイズ:H 髪の色と長さ:金髪ショート
ルネがWEU軍の頭領なのに対し、彼女はRUK軍の頭領といったポジション。だがルネのことは尊敬しており、その命令には素直に従う。
いかにも軍人的な
ちなみに実在の戦闘機であるソッピース・トライプレーンを最も有効活用できると言われているのは、実はこの人のモデルとなったパイロットである。
本人は否定しているが、かなりの味オンチ。
○ウィルマ・ビショップ 年齢:十八歳 階級:中尉 カップサイズ:B 髪の色と長さ:銀髪ショート
モデルにした人物がイギリス軍で最もスコアの多いトップエースであるため、胸のサイズが平均以下という設定にすることで主人公アーサリンが目指すべき最強の貧乳パイロットという位置づけになったキャラ。
反射神経と野生の勘がずば抜けているという設定を強さの根拠としているが、いつも眠そうにしている省エネキャラにすることでさらに強キャラ感を出しつつも、「もう、あいつ一人でいいんじゃないかな」と言われる便利キャラにならないようにしている。
後述のウィルメッタやゲルマニア軍のヴィルヘルミナとヘルミーネなどもそうだが、モデルにした人物のファーストネームが被っているため、それぞれ別の女性形を探すのが非常に難しかった。
○エダ・リッケンバッカー 年齢:十九歳 階級:中尉 カップサイズ:H 髪の色と長さ:金髪ロング
オハイオ州コロンバス生まれ。
ギターに関するエピソードはモデルにした人物からまんま持ってきたもの。
巨乳揃いの連合軍にあっても乳牛(“にゅうぎゅう”ではなく“ちちうし”)と
本来妹キャラのはずなのだが、作者がいかにもアメリカンなお姉ちゃんの風貌を想像したために姐御肌の性格となり、連合軍におけるアーサリンの姉的な存在にしようかと思っていた。
口はよく回るため会話シーンでは使いやすいのだが、戦闘シーンにおいてはあまり活躍する機会がなかった。
○ジョルジーヌ・ギヌメール 年齢:二十二歳 階級:大尉 カップサイズ:H 髪の色と長さ:金髪ロング縦ロール
ゲルマニア軍の副隊長ウーデットのライバルであり、当初は整備兵でSPAD社の設計士と親しかったなど、そのあたりのエピソードは全てモデルになった人物に準拠。
「おフランスのお嬢様ってこんな感じなんでしょ?」という作者の偏見を全てぶっ込んだ風貌と性格にしたため、書きやすいキャラではあった。
ただギヌメールという(本来はギ“ン”ヌメールなのだが、語感をよくするために発音を省略した)語呂の悪い名前だったため、多分読者から人気出ないだろうと思って最初の犠牲者になってもらった。(死亡ではなく負傷による長期離脱になったのは作者の良心)まさかこのキャラを考えたすぐ後にマク○ス最新作で同じ姓の人が出てくるとは……
○シャルロット・ナンジェッセ 年齢:十八歳 階級:中尉 カップサイズ:F 髪の色と長さ:金髪おかっぱ 眼鏡あり
まず最初にジョルジーヌを姉のように慕うキャラというプロットありきのため、彼女と同じく技術者出身という設定になった。
モデルになったパイロットは機体にドクロと棺桶を描いていたというロックな人物だが、さすがに彼女のキャラに合わないためパーソナルエンブレムは白百合に変更。
アーサリンがパイロットになるための試練は当初『彼女に認められるかどうか』にする予定だったが、訓練を通じて和解という流れに変更され、アーサリンの師匠のような位置づけになった。
ジョルジーヌが負傷する原因となったアーサリンにグチグチと絡む嫌味なキャラとして登場させたはずなのだが、上記の流れのおかげで作者が思っていた以上にいい関係になった。
アーサリンの特訓を指導するシーンで作者の格闘技好きがつい暴走してしまったため、本来格闘戦の達人として登場させたはずのアルバータよりも格闘技の達人っぽくなってしまった。
おかげで第二部でもそっぴーちゃん暗殺阻止の格闘シーンが書けたのは嬉しい誤算だったが、彼女はあくまで
ちなみに作中で使ったフランスの格闘技サバットだが、これは作者が昔見たジークンドーの技術ビデオで解説されていたテクニックを参考にしている。
○アルバータ・ボール 年齢:十八歳 階級:中尉 カップサイズ:F 髪の色と長さ:赤髪ベリーショート
ボーイッシュな俺っ
格闘戦に長け、生身でも強い。その根拠は第二部の後半で明かされるが、こういうエピソードを単独で描写されるあたりにも作者の気に入りっぷりが
元はレスリング出身だが肩幅の広いレスリング女子にありがちな体型ではなく、むしろボクサーに近い細身の体型である。筋肉そのものもあまり彫りの深いカットは出ておらず、ただひたすら健康的でエロい。
○ジョルジアナ・マクエロイ 年齢:十九歳 階級:中尉 カップサイズ:F 髪の色と長さ:青みを帯びた銀髪ショート
モデルになった人物はアイルランド人のトップエースなので彼女もアイルランド出身という設定に。
冷静沈着で氷のようなキャラというコンセプトだったのだが、作者自身お喋りなせいかどうもこの手のキャラを動かすのが苦手であり、解説役もロベルタに取られる形になってしまったためにあまり目立った活躍ができなかった。
○ウィルメッタ・バーカー 年齢:十八歳 階級:中尉 カップサイズ:G 髪の色と長さ:金髪ショート
モデルになった人物のファーストネームがウィルマと被っているという理由で早期退場してもらっていたが、第一部の最終決戦で敵の目を
当初はもっと真面目なキャラにする予定だったのだが、帰ってきたときには今さらな感じだったので思いきってアホの子にしてみたら結構可愛かった。
○ロベルタ・リトル 年齢:十八歳 階級:中尉 カップサイズ:F 髪の色と長さ:黒髪おかっぱ
モデルになった人物はイギリス軍所属でありながらオーストラリア人というエースだが、そのあたりの設定はあえて生かさなかった。
見た目のイメージはマフラーを巻いたコロポックル。
カピバラのように穏やかな性格で、無口キャラという設定のはずだったのだが、「普段無口な人間が喋ったら説得力あるんじゃないか?」という考えから解説・提案キャラになってしまった。
そのせいで逆に喋らせすぎた感があり、正直ジョルジアナと台詞の量を反対にすべきだったと反省。
○フランチェスカ・バラッカ 年齢:十七歳 階級:中尉 カップサイズ:G 髪の色と長さ:金髪ツインテール
作者のイメージするイタリア人像を体現したかのようなアホの子キャラだが、活躍したのは第一部のギャグ回とラストのみ。
本来は第二部でローマ共和国をゲルマニアに寝返らせ、敵側として再登場させる予定だった。(ニューポールXIの頭を交換したトマサに復讐しようという流れで、アネットと意気投合させる構想だった)
しかし第二部の冒頭部分で登場させるタイミングを逸し、そのままヒンデンブルグ号を離陸させてしまったせいで再登場できなかった可哀想な子。
キャラ自体は大好きだったので非常にもったいないことをしたと反省。
乗機であるニューポールXIのモデルになった戦闘機は実はフランス製であり、ジョルジーヌやシャルロットのモデルになったパイロットたちもスパッド以前に乗っていた機体なのだが、二十四話のギャグ回をやりたかったがためにローマ共和国(旧イタリア)製という設定になった。
○クリスティーナ・ドレーパー 年齢:十六歳 階級:少尉 カップサイズ:E 髪の色と長さ:ブラウンロング デコ出し
作中で連合軍唯一の死亡者となった可哀想な子。
彼女をはじめとした新人三人組は元々ただの数合わせとして登場させたのだが、話の流れでアーサリンの成長を促し、戦う動機を強化するための役割を担うことになった。
性格はさっぱりとした元気キャラで、個人的には好きだったので本当なら死なせたくはなかった。
しかしアーサリンの心に深く食い込む必要があったため、あえて三人の中で『一番いいと思うキャラ』『一番キャラの立っている子』として彼女を選ばなければならなかった。
マクシーネ・インメルマンとの戦いでアーサリンに呼びかけたのが彼女の霊だったのかどうかは不明。
○ジャクリーン・ホワイト 年齢:十六歳 階級:少尉 カップサイズ:E 髪の色と長さ:黒髪の三つ編みお下げ
新人三人組のうちの一人。
性格は優しいが少しおとなしすぎるきらいがあり、いつもどこか自信なさそうに振舞っている。
クリスが死んで以降、仲間の死には特に臆病になった。
好きなものは甘いお菓子。
ちなみに彼女たち三人組は全員Eカップだが、これはキャメルを実戦レベルで動かすのに必要な最低ラインである。
○シェリル・ローワ 年齢:十六歳 階級:少尉 カップサイズ:E 髪の色と長さ:黒髪ベリーショート
クリス、ジャクリーンとともにトリオを組んでいたが、クリスの代わりとなったアーサリンは一人で暴走することが多いため、いつもジャクリーンとコンビで戦うことになる。
身長が百八十センチ以上あり、狭いAMのコックピット内でよく頭をぶつけているという設定があったのだが作中では描写できなかった。
本来彼女たち三人は名前なしのモブキャラのまま行く予定だったため、あまりキャラが立っていない。
○トマサ・ソッピース 年齢:十三歳 階級:なし(連合軍の技術開発部主任と整備長を兼任) カップサイズ:AA(ぺったんこ) 髪の色と長さ:金髪 ツイン三つ編みお下げ
あらゆる危機や不利な状況を「こんなこともあろうかと」で解決する作中最高のチートキャラ。
本来トマサという名前の愛称は“トミー”か“タミー”のはずなのだが、仲間たちからは親愛を込めて“そっぴーちゃん”と呼ばれる。
それに対していつもツッコミを入れてはいるのだが、本人もあまり嫌がっている感じではないので、もはや誰も呼び方を変えようとはしない。
自分が天才であることを自覚しており、それを自慢してはばからない。またそれが自信に繋がっているのか、胸が一向に膨らんでこないことについては気にしていない。
他人を
長くなるのでゲルマニア軍編に続きます。
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