第16話「戦い 1日目・2日目」

◆展開、表現上詳細な闘病の描写があります。

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 猫戸は救急病院の待合スペースに座っていた。立川に引き倒された時に擦れた傷に薬を塗る処置だけを受けた。今更になって、尻もちを搗いた時にできたらしき打ち身がズキズキと傷んでいる。着衣はそのままだったため、猫戸のパンツは膝から下がぐっしょりと濡れ、やや朱がかった色に染まっている。左太ももには、猫戸の手に付いた立川の血液が付着し、こすれていた。

 猫戸の隣には、額に手をやったまま俯く社長が居た。少しも顔を上げない。

「康男さん……」

「……」

 張り詰めた空気の中、猫戸の声も届かないのか社長は全く返答せず、動きもしなかった。

 その時、年配の男性と、老年の女性が何かを探すようにやってきた。二人を見ながら猫戸が立ち上がる。年齢の割にはしっかりとした体躯で、四角い顔に、髪を短く切り揃えた男性には、明らかな立川の面影がある。

「立川さん……」

 猫戸の言葉に、咄嗟に社長が顔を上げ立ち上がった。やって来た二人は緊張した顔のまま、猫戸と社長の前に立った。

「初めまして、龍造りゅうぞうの父です。あと、祖母です」

 紹介された祖母が、ゆるく湾曲した背中をより曲げて深く頭を下げた。父親が猫戸の顔をじっと見た。濃い眉に真っ直ぐな瞳が立川と重なり、猫戸の視界が揺らぐ。

「貴方が、猫戸さんですか……」

「はい」

 猫戸が用意していた名刺を差し出した。受け取ると、父親は猫戸の手を握った。

「連絡を貰えて、本当に良かった。ありがとうございました……」

 横から、祖母が震える声で「ありがとうございます」と言った。父親が急くように猫戸に問う。

「あの、龍造は、今……?」

「――初療室で検査と治療を受けています」

 深い悲しみを湛えた父親の瞳にみるみるうちに涙が滲んでいく。それを間近で見ながら、猫戸は唇を強く結んだ。隣から社長が名刺を差し出して、深く腰を折った。

わたくし、株式会社ジモテックの社長で、総責任者をしております」

 父親が受け取り「いつも龍造がお世話になっております」と頭を下げた。社長は頭を垂れたまま、苦し気に言った。

「この度は……私の孫を助けるために、龍造さんが事故に遭ってしまいました……誠に……誠に、申し訳ございません」

 社長の肩が小刻みに震えている。父親が社長の腕に触れて「いやぁ、頭を上げてください、お孫さんのせいじゃないんですよ」と言った。社長がゆっくりと顔を上げると、父親は頭を掻きながら唇を引き上げて笑顔を見せた。

「あいつは昔っから、周りも見ないで動いてしまうところがあって、多分ね、ちゃんと見てたら、こんな風に事故に遭わないで済んだかもしれないのに、本当に馬鹿なやつなんですよ、もう、小さいころからそうです!」

 重苦しい空気を壊そうとするように父親が言ったが、その唇がわなわなと震えた。耐えきれなかったように、目頭から涙が落ちる。

「この間、母親の一周忌を終えたばかりで……こんな……」

 口を押さえて俯く父親の背中を、祖母が慰めるように擦った。そして、優し気な眼差しを社長に向けた。

「お孫さんは、大丈夫でしたか」

「はい……おかげさまで、今、別に治療を受けていますが、大したケガもありません」

「そうですか、それは良かったです」

 祖母が頷いて微笑んだ。父親が鼻を啜ると祖母に向かって「ちょっと学校に連絡してくるから」と告げ、猫戸と社長に「すみません、職場に連絡してきますので……」と説明すると、席を外した。

 その時、入れ違いに足に包帯を巻いた梨花がひょこひょこと足を庇いながら歩いてきた。オレンジ色のドレスではなく、病院貸出しのパジャマを着ていた。文恵は梨花の隣に立ち手を繋いでいたが、それをそっと離すと焦る気持ちのまま速足で立川の祖母に近寄り、頭を下げた。

「大変申し訳ございません」

 名乗る事も忘れ、文恵はじっと動かない。追いついた梨花は文恵の背後に隠れるように近づいたが、そっと姿を現すと、文恵のスカートをぎゅうと握って言った。

「ごめんなさい」

 近づいた梨花は、腕や顔に傷を保護するテープを貼っており、痛々しい姿だった。梨花の瞳から大粒の涙が落ちた。

「リンちゃんが走ったからなの」

 その言葉を聞いた文恵から嗚咽が漏れた。立川の祖母が「あらまぁ」と言い、文恵に近づくと腕に触れ、梨花の前にしゃがんだ。

「こんなにお人形さんみたいな子だったら、龍造が守りたくなるのも分かるわねぇ」

 梨花が涙と鼻水でぐずぐずになった顔で立川の祖母の顔を見ると「わぁーん」と尚更声を上げて泣いた。そこに、立川の父親が戻ってくる。

「なんだ、どうした」

 何が起こったのか分からずオロオロする父親に、文恵が改めて挨拶と謝罪をした。

 猫戸は梨花を責める気持ちなど微塵も無かったが、梨花は猫戸の視線から逃げるように何度も姿を隠し、それどころか一度も目を合わせようとしなかった。


 その日、四時間後に立川の父親と祖母が初療室の中に呼ばれた。そしてその三〇分後には、ストレッチャーに寝たままの立川が初療室から病棟に移される。気を遣って、社長一家はそこで帰っていった。

 立川は検査の結果、自発的な呼吸が出来ており、頭部も脳挫傷は無く外傷だけだった。一方で、肋骨が二本折れ、さらに一本にはヒビが入っていること。大腿骨頚部を骨折しておりスクリューを入れる手術をしたうえでリハビリが必要で、完治までは時間がかかることは確定している。

 そして一番の問題は、意識が無く、物を飲み込む嚥下えんげ反射も無いため、食事を口から入れられない状態であるということだった。


 病室には他に二人の患者が居た。その相部屋にガラガラと運び込まれ、数人の看護師で息を合わせてベッドに移される。そのまま、点滴や排泄の準備が施されると、病室にようやく静けさが戻った。

「いや、ハハハ……こうやって見ると、結構元気そうじゃないか、龍造」

 父親が顔を覗き込みながら言うが、立川は瞳を閉じたままだ。頬から顎にかけての傷を隠すように、肌色のテープが貼られている。頭にはガーゼが押し当てられ、ネットのようなものを被っている。太い腕に浮かんだ血管に針が刺さり、そこには管を通してポタポタと点滴の液が落ちていた。

 猫戸は何も言うことが出来なかった。息子を案じる父親と祖母の背中が、小さく悲しく見える。二人の背中に「立川さん、また明日も来させていただきますね」と声を掛けて一礼し、背を向ける。意識して足を前に踏みださないと、足は勝手に立川の元へ戻ってしまいそうだった。


【一日目 月曜日】

 翌日、急遽休みを貰った猫戸は、朝から病棟へ向かった。花のアレンジメントを買い、病室の前に着くと大きく呼吸をする。病室を区切る大きく白いカーテンの向こうには、本当は誰もおらず、自分の変な夢だったのではないかと猫戸は漠然と思った。

 しかし実際は、カーテン越しに立川の父親の低い声が小さくひびいている。それが、現実だ。

「――立川さん、おはようございます」

 カーテンの向こうに声を掛けると、カーテンを開いて父親が顔を出した。

「猫戸さん、おはようございます。ありがとうございます、来て下さって」

 そう言って猫戸をカーテンの中にいざなう。そこには立川の父親と祖母がいた。祖母が座ったまま、皺だらけの手で立川の手をゆっくりと撫でながら、頭を下げた。ベッドの上の立川は昨日と寸分違わぬ位置で黙って瞳を閉じている。

『動かず、喋らなくても立川はここに生きている』

 そう思い、猫戸は口元に笑みを浮かべて「立川ァ、花持ってきたぞー」と声を掛ける。父親が頭を下げた。

「凄いね、これ。ありがとうございます」

 猫戸はアレンジメントをベッド横の床頭台の上に置くと、向きを調節しながら言った。

「以前、たちか……龍造くんが、赤いカーネーションは母親への愛だっていう花言葉を言っていたので、起きたときにパッと目に入るかな、と思いまして」

 猫戸の言葉に、父親は唇を強く横に引いて、笑みで答えた。そして、手に持っていた濡れタオルで眠る立川の顔を丁寧に拭きながら呟いた。

「いつの間にか、馬鹿な息子が、こんなに大きくなってるんですよ。本当に……デカいんだから、手間かけさせんなっていう話ですよ、もう」

 それは誰に喋り掛けるわけでもなく、賛同を求めるわけでもなく、父親の口元で不意に消えてしまうような内容だった。

 猫戸が奥に居た祖母の隣のパイプ椅子に腰掛けたそのとき、仕切のカーテンの向こうに人影が現れた。その人物は躊躇なくカーテンを開け放つ。

「あ、お父さん」

 立っていたのは、まだ一〇代の少年だった。

「おう、龍二りゅうじ、そこ開けっ放しにすんな、閉めろ」

「あ、ごめん」

 何の苦悩も不安も感じていない表情で、あっけらかんとしている。父親譲りの精悍な顔立ちの中に甘さがある。おそらく母親似なのだろう、と猫戸は思った。

 父親に指摘され龍二はカーテンの内側へ入り込むと、そのまま、眠る兄の顔をまじまじと覗き込んだ。

「兄ちゃん。おい、兄ちゃん」

 声を掛けるが反応は無い。父親を振り返って首を傾げている。

「――寝てんの?」

「いや、だから、意識が無いんだ」

「うそだろ、コタツで寝てる感じと一緒じゃん」

 そう言って「おい、起きろよ、おーいおーい聞こえますかーブラジルの人、聞こえますかー」と呼び掛けながら、龍二は緊張した面持ちで兄の身体をつついている。そんな自分を見ている視線に気づいたのか、龍二がふと顔を上げる。猫戸と龍二の目が合った。

 猫戸が立ち上がり一礼すると、穏やかな笑みを湛えて自己紹介をした。

「初めまして、お兄さんと同じ職場で働いている、猫戸 歩と申します」

「あ、はい……弟の龍二です」

 龍二は居心地が悪そうに視線を落としている。父親がそんな龍二の横腹をぐい、と押した。

「お前、ちゃんと挨拶しろよ、猫戸さんは龍造の事故のこと、すぐに連絡してくださったんだぞ」

「お、おー……ありがとうございます」

 やはり思春期特有のシャイを全面に押し出す龍二を見ながら猫戸は苦笑して、荷物を持つと立ち上がった。そして、隣に座っていた祖母にそっと声を掛けた。

「立川さん、こちら、皆さんで召し上がって下さい」

 紙袋に、ゼリーが入っている。祖母が「いいのよ、気を遣わないでください」と微笑んだ。猫戸が優しく首を振る。

「気遣いではなく、私のためでもあるんです……皆さんの為に私にできることなら、何でもやらせてください。すぐに出来ない事だとしても、応えられるように頑張りますから」

 懇願するような猫戸の言葉は、立川の父親と弟の耳にも届いた。そこまでの想いを抱いている猫戸を祖母は不思議そうに見上げていた。猫戸は微笑むと、対面側で龍二と並んで座る父親を見て言った。

「また、来てもいいですか?」

「もちろんですよ、いつでも会いに来てやってください」

「ありがとうございます……今日は、これで」

 頭を下げながらちらりと立川に視線を向けると、猫戸の頬が僅かに痙攣した。すぐに視線を逸らしてカーテンの前に進むと、胸ポケットに入れた名刺入れから自分の名刺を取り出し、そこにスマートフォンの番号とSNSのIDを記入した。そして龍二を振り返ると「龍二君は、SNSやってますか?」と聞いた。龍二がきょとんとしながら「あ、ハイ」と頷く。猫戸が連絡先を描き込んだ名刺を差し出した。

「何か困った事があれば、会社でも私のスマホでも、SNSでもいいから、遠慮なく連絡をください」

「ありがとうございます」

 龍二が素直にそれを受け取った。大人の名刺をまじまじと見ながら、嬉しそうに両手でそれを持っている。

「では、失礼します」

 猫戸がカーテンを開けて出て行くのを、立川の父親が立ち上がって見送った。



【二日目 火曜日】

 朝から、猫戸は社用車で社長を迎えに行った。到着した社長宅では、たまに行われる梨花からの盛大な迎えも無い。後部座席に乗り込んだ社長が切り出した。

「猫戸、ちょっと、病院に寄ることはできるか?」

「――はい、大丈夫です。十一時までに出れば次のアポには間に合います」

「おう、頼むわ」

「その代り、ご休憩は取る事ができませんが……」

 猫戸の返答に、社長が笑って「いいよそんなの」と言った。


 病棟に着いて受付を済ませ、立川の居る病室に行くと、同室の見舞客がいたため軽く会釈をして挨拶を交わし、社長が先陣を切ってカーテンを開けた。

「おーい立川、来たぞー」

 立川は無言でそれを受けている。点滴は相変わらず等間隔で立川の身体の中へポタポタと入っていっていた。パイプ椅子に腰かけて、社長が立川に語り掛ける。

「おい、立川聞いてくれよ、この間の花屋のシステム、先方が使いやすいって凄く褒めてくれてよぉ、昨日わざわざ電話で連絡くれたんだぞ」

 努めて明るい声色で喋る社長の横で、猫戸はカーネーションのアレンジメントに水を含ませた。

「年寄りばっかりで、パソコン使うのなんて難しいと思ってたって仰ってたから、お前がよく相手を見て構築したお陰だよなぁ。ありがとうな、立川」

 社長はひたすらに喋り続けている。猫戸はじっと、二人の姿を見ていた。静かに寝息を立てている立川に掛ける社長の声は朗らかで明るかったが、その瞳は切実で悲しいものがある。

 一時間ほど、社長はほぼ休まずに語り掛け続けた。そうしてようやく、踏ん切りがついたように笑って溜息を吐いた。

「よし、じゃあクライアントも待ってるし、今日は行くわ、立川」

 猫戸に視線を投げ掛けて、立ち上がる。猫戸は病棟から出ながら社長に向かって行った。

「康男さん、今日は定時で退社させていただいてもよろしいでしょうか」

「当たり前だろ」

 そう答えると、社長が笑った。

 駐車場で、猫戸が開けた後部座席に乗り込んでから、社長が猫戸に呟く。

「俺のぶんまで、立川を頼むわ」


 同日一八時になり退社をして、猫戸は薬局で色々買い込んでからすぐに病院へ向かった。二〇時までの面会時間で、だいたい一時間三〇分は滞在できる。

 ナースステーションで受付簿に記入をしながら看護士に質問をし、礼を言うと病室へ行く。病室はナースステーションから一番近い部屋だった。

「立川、来たぞー」

 小さく言いながらカーテンを開けると、そこには立川の祖母が居た。やや驚いた表情で猫戸を見上げている。慌てて猫戸が頭を下げた。

「す、すみません!先ほどの記帳で気づけば良かったんですが、失礼しました」

「いえいえ、もう私なんか来たって、年寄り一人じゃ何もできなくてね」

 穏やかに笑いながら、皺だらけの手で、立川の腕を優しくさすっている。猫戸が薬局で買ってきたものを袋から出して、祖母に見せた。

「こういうものを買ってきてみました」

「それはなんですか?」

「髪の毛を拭くシートです。昔私が、龍造くんから貰った事があって……本人も、サッパリしたいでしょうし」

 そう言って笑いながら、猫戸がシートのパッケージを開けた。祖母は「最近はそんなのあるの、へぇ、すごい」と感嘆の声を上げている。

 猫戸は立川に近づいた。触れるほど近づくのは、事故以来初めてだった。立川を前にして、全身は緊張で張りつめる。眠るその顔をまともに見ることができないまま、猫戸が手を伸ばした。立川の髪の毛に触れそうになった指先は、そこに心臓があるかのように心音とともに揺れた。

「立川、ネット、取るよ」

 猫戸が言って、薄く網状に立川の頭を保護していたネットをゆっくりと外した。作業をしながら、不安げな祖母の視線に気付いて「さっき看護士さんに、ネットは外しても大丈夫と言っていただきましたよ。ガーゼの部分を外したりしなければ、大丈夫みたいです」と説明をする。祖母はほっとした様子で座り直した。

 猫戸は、髪拭きシートを取り出すとそっと立川の髪に当てて、優しく撫でた。いつしか立川に乱暴にぐいぐいと拭かれた時と同じ香りが漂う。

「ほら、いい匂いだろ?俺は結構この匂い好きだぞ」

 小さく呟いて、ガーゼを避けながら拭いた。二枚目に換えようとして、立川の髪から離したそこには赤黒い乾いた血液が付着している。一部分はシートの水分を含み、生々しい赤に変わっていた。事故の時の様子が思い出され、猫戸の視界が涙で揺らいだ。ゴクリと唾を飲み込んで、グッと耐える。

 二枚目をまた髪に当てて撫でると、髪の間から細かい砂利が零れ落ちてきた。

『痛かったよな』

 声を出せば、震えているのが伝わってしまう。猫戸は心の中で喋り掛けながら、立川の「おれ、しぬ?」という言葉を思い出した。

『死ぬわけねぇだろうが、お前は黙って死ぬような奴じゃないだろ』

 猫戸の手が止まった。

「猫戸さん、このカーネーション本当に綺麗ですね」

 突然祖母に話しかけられ、猫戸が我に返った。目が合った猫戸に微笑んで、祖母が続けた。

「龍造は本当にいいお友達ができて幸せねぇ」

「たちか……龍造くんには、本当にお世話になっていますから、このくらい当たり前です」

 使った髪拭きシートをビニール袋に入れてまとめながら、猫戸は笑い返す。祖母は目を細めて聞いた。

「二人はいつからお友達なの?」

「いつから……」

 猫戸は、すぐに返答することができなかった。やや考えてから、自分と立川の、友情だけとは言い難い関係は、歴史のあるものでは無い事に気付いた。三月に急接近してから、まだ四ヶ月しか経っていない。もっとずっと永く一緒にいたように感じていたが、数字にしてしまえばそんなものだ。

 猫戸は苦笑いを浮かべて頭を掻いた。

「まだ、友達になって四ヶ月でした」

「あらまぁ、そうなの?」

 祖母が驚いた表情を浮かべたのを見て、当然の反応だろうと猫戸は感じた。しかし、祖母は予想外の言葉を続けた。

「龍造にとっては、すごく楽しい四ヶ月だったでしょうね」

 祖母が言った言葉に、猫戸は心臓を強く掴まれたような衝撃を受けた。立川の笑顔が頭をよぎり、悲しみと後悔が突き上げてくる。

「私にとっても、貴重な時間でした」

 咄嗟に天井を見上げてから立川に向き直り、眠る顔を見て震える息を吐きだした。

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