悲劇を裏から観ると喜劇になるといいますが……。
「白鳥さんのいいなりになんてならない!(仮)」は酷すぎる。
主人公が気の毒で笑いが止まりません。
頭脳明晰、容姿端麗。絵に描いたような学園のマドンナ、白鳥里緒菜に「好き」と言われた市川爽太は、まさに悲劇の主人公。
あろうことか、里緒菜の書くBL小説(どこかのコンテストでグランプリにノミネートされている)の主人公のモデルだと告げられて、心が折れるところから物語は幕を開けます。追い詰められていく爽太のモノローグが最高に可笑しい!
完成度の高いラブコメです。おすすめ!!!