「詠む残痕」
煩先生
深い侮蔑に
言葉が踊る
絶望の声で
交響する心
鍋で炒めた
憂世の道理
僕は臓物を
文学に磨く
重い短詩に
悪夢が燈る
落日の色で
反転する泪
毒で浄めた
美感の手枷
僕は音韻を
病巣に抱く
「詠む残痕」 煩先生 @wazurai
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます