移民~トシ&ナホ~

地球が崩壊してからどれくらい月日がたっただろうか?

ここは宇宙でもない

夜、闇が来るまでにはまだ長く移民した人々はまだ経験していなかった

人々は暖かな優しい物作りを職にしている人々に癒されていった

「役に立ちたい気持ちはわかるがわしらではどうにもならない。」

この地にもう長く住む日向夏輝が静かに言う

彼自信も地球からの移民だという

スバル達を支えるために村まで着てくれている

「俺達を追いつめたやつらを倒したい。戦いの経験はないに等しいけど役に......」

「たたん。わしの技術でも手助けはほぼできん。」

日向は研究者だった

天才といわれ彼は惑星も作り出せると評価された

その彼でもシオンを止めるのは無理だったのだ

「スバルさん、あなたは民をまとめるのがお役目です。」

入り口の近くにいた銀髪の男性がいう

「この世界を知ることじゃ。魔術を持てないわしらに出来ることは薬草や医療の技術を学ぶことだけじゃ。」

日向の言葉にスバルはこぶしを握りしめた



「あなたはほんとに違う空間からきたの?」

大きな瞳に藍色の髪の少女がいう

「私はユン見たいにきれいな魔法を使えないし、おばさん達みたいに怪我や病気も治せない......」

「聖獣が住みかを教えるってすごいことなんだよ。ババ様だって王の住みかにしか入ったことないぐらい。それに加護を三つも貰ってすごい。」

ユンが驚いている理由は奈帆が腕に抱いている白い豹のような子供と頭にのる真赤な鳥だ。

「加護?」

「この子は大地の聖獣、タイガー、頭の子は火、風、大地の聖獣、オーク。つまり奈帆ちゃんは水以外は加護されているってこと。オークの子供でこんなちっちゃい子はじめてみたよ。」

そんなにすごいこととわ奈帆自身は実感がない

最後まで病人、けが人の手当てをしていた奈帆とトシは気がつくと大きな鳥の巣の仲にいたのだ。

そこには赤い鳥のヒナがいた。

親は不在らしく二人で近くにある木の実を与えていたところに金色の光りに包まれた朱色の大きな鷲のような生き物があらわれレッドと名ずけた赤いヒナをたくされたのだ。

腕の中のレオは迷子だ

「私達て役に立たないの?」

「他の人達は魔力はないけど奈帆ちゃんとトシさんはあるみたいだから治療なら出来るかも。」

はじめの移民というより一時避難はほとんどが女性や子供たちだったが後からは重傷者の方が多かった

ここにたどりついて息を引き取ったもの以外

奈帆が見つけた泉の水で直ってしまった

欲の深い者が同じ水を使っても効果はない

村人に巫女扱いされるのがいやで奈帆はトシと共に村を離れた

「癒しの力はとっても役にたつんだよ。村にいずらいなら私達と移動する?」

「うん、ユン達といたい。」


奈帆とトシはユンの一族『牙族』と一緒に移動をした

そこはネプチューンの守人、マシェの住むシティー『ディア』に近い場所だった

そこに住む『癒しの手』の生き残りと共に二人は傷ついた人々の治療にあたった。

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