『ダビデ』の最後

また激戦が始まった

すざまじい揺れと赤い炎がティ達を黒く染め上げた

「ちくしょう俺の力じゃこれが限界か。」

エイジは息を切らせた

コントロール室に今は行くことだけを考えよう

倒れる仲間を乗り越え走る

リュウヤがさらわれた今、アマンだけでは大きな力は無理だ

「私が原動力になれば人工惑星は守れる。エイジさん無茶はするな。」

銀色に赤が混じる髪

彼は龍だ

「俺はやつのクローンだ死んだところで悔いはない 。エディさんこそむちゃはしないほうがいい貴方には守らなければならないものがある。」

ネプチューンの前王の主龍の彼には王国を守るという役目があるはずだ

「私は汚れた王の守龍、三つ目一族の恥さらしだ。」

エディーラが美しい龍になるせまる炎が彼の美しい鬣をやく

鱗の破片を散らす龍の上にエイジは倒れこんだ

すざまじい衝撃と共に銀色の板が目の前にあった

体が燃えているようだった

「我は三つ目一族のエディーラ、皆を助けよう。」

息が苦しい

銀色の光りと共に『龍慧音』は空中にまったそれと同時に赤い塊がふり『ダビデ』は吹き飛んだ。

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