悪魔の兵器キマイラ
アールグレイは『ダビデ』に急いで帰ろうとしていた。
しつこく来る闇の生物
『トリオシティ』と離れた場所にある『デーモン』でシオンは地球から持ち帰った兵器の強化を続けていた。
『じゃまなゴミごと飛ばしていい。ちょうどいい原種の鳥にこれが有効かためす。』
悪魔のささやきで決定した
急ぎたいが『ダビデ』は闇の裂け目に近付く時がせまっていて距離がある上に魔物が多い
苦戦するアールグレイ達を嘲笑うように
赤く輝くシティーの口が空く
「もう君達に未来はないさ 。君とナターシャは昔のよしみで助けてあげるよ。」
金髪をなびかせシオンが立っていたその足元で傷だらけの二人が囚われている。
救いに行かなければ
「アーリアちゃんキマイラの回路を邪魔するやつを殺っちゃって。」
アールグレイ達に大量の魔物がよってくる
「全く空中戦は得意じゃないんだよ。」
シルバー髪をなびかせる男はオニキスだ
「ベガ様だ......」
またがるペガサスはペガサスの王とゆわれるベガだ
大きな金色に輝くからだ
翼のように広がる光りに闇の者が浄化されていく
「めざわりだな。一気に掃除しちゃおう。」
シオンが金色のレバーを引くと紅の塊が飛んでくる
間に合わない
アールグレイはその塊にぶつかった
体が痛い魔術が使えない
「なんだこつは?」
オニキスの剣が溶け
ベガの光が炎にのまれる
「気を付けろこいつはただの炎じゃない。」
叫び声がきこえ
塊はダビデをかすめる
「モルモットのくせにやるねえ。次ははずさない」
オニキスとアールグレイの仲間の攻撃がシオンの円盤を直撃する寸前にシオンがまわりのレバーを一気にひいた
先程とは違う青白いオーラに囲まれた炎はすべてを溶かした
「『マホロボ』に向かえ。」
最後のしじと同時にオニキスも光もろとも飛ばされた
ドーンというすざまじい音と同時に『ダビデ』が破壊される
銀色の光りと衝突した炎は闇のすき間に吸い込まれていき
閉じることがなかった裂目が閉じた。
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