平和の一時

ユックリと『サイエンス』の周りを廻る『ダビデ』には『恵みの時』という王の住むシティー『アポネス』と引かれ会う時期がある

その時期になると一つだけある山ギボンに恵みの水がくる


平和だ……まさか読みがハズレるとは……

リュウヤは本を置いて伸びをする

滝が注ぐ湖で子供達とリアが遊んでいる

「何だろうねこれ?」

かつては争いがあった場所に水がたまり

底には残骸がある

子供達は宝探しの感覚で拾うらしい

ここの子供達は孤児が大半でかつての悲劇を知らない

息子のイナゾウも覚えては居ないだろう

「父さん見て見て!」

丸く固められた固まり

息子にもプルート家の力は引き継がれている

物を作る能力は彼独自のものだ

「ニイニよりユラのほうがじょうずよね?」

「二人ともじょうずだよ。」

サヤの娘、ユラと息子は仲良しだ

魔力で物を作り出す『紡ぎの者』の血を引くユラは紙などで形を作り遊んでいた

ユラの作るものは繊細だ長くはもたないが小さな小鳥の形をしている

「イナのも飛ばないかな?」

「浮いてるけど?」

「飛ばなきゃやだ。」

頑固なとこはリュウヤソックリだとアマンに笑われる

「後でバード型、ロボットでも作ったら?」

「うん、すごいの作ろう。」

駆け足でまた水に飛び込む

「楽しそうだね。俺も参加してこよ。」

黒髪の男性がかけていく

移住者のエイジだ

異世界からの移住者の一部を引き受けた

大半は子供だが

エイジはわけありでここにいる

技術系が優れている彼はロボット技術者、龍馬のおきにいりだ

そういえば風の民とあっていない

平和だからだろうか?

昔はよく休みに来ていたが





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