今川良知の決断
ツーツッツッ!
電子信号が送られてくる
『ダビデ』に潜りこんだ真田幸村からの伝言だ。
古い電子方法だからこそ敵は気づかない
「ウニバルゾ、ユーリの故郷か……」
ユーキスが持ってきたデータを見なければ異世界など信じないとこだろ
今川はカプセルシティーの外の生まれだ
幼いころに天才的頭脳を変われ研究施設に連れてこられた
プログラムやら電子とすごしたのでこの世の中に奇跡などないとわかっていた
「魔力などあるわけない。」
聖霊の石、龍のうろこなど書かれたデータは役にたたないと判断した
出来そうな物もあるが素材を探すのが大変 だ
今川が引かれたのは
日向という研究者のものだ
「もしかして、人工太陽の第一責任者、日向夏希?」
彼は死んだはずだ
あるロボットのプログラムを見て今川は確信する
間違いない
ビー
画面が消えた
[このチップが地球の誰かの手に渡ったと思い話そう。私は日向夏希、『ゴッドソール』の責任者だ。人工太陽の成功の知らせはきいたことがあるだろう。しかしタウンカプセルを充たすほどの勢力はなかったのが事実だ。上の人間は自分達だけ助かればいいと思っていた。だから私は自爆したのだ、すべての生き物を救う物でなければ腐りきった連中だけになってしまう。そもそも太陽や人類を我々は作っては行けなかったのだ。人工太陽の作りかたは封印した。ただある人に人工惑星の作り方をいれたチップは渡した。チップは時がきたら燃やすことを条件に……このチップを手にした者もそうしてほしい。私が生きているかは確かめないでほしい、私は君達が探せない場所にもういるからな。では地球の平和を祈る。]
今川は一礼した。
海底火山が活発になっている
このままでは間違いなく火山に近い地域はなくなるだろう
「今川様、『モグラ』を使いますか?」
真田寅次郎がいう
地中深く密かに隠された爆弾
試したことはないが『ゴッド』本部ぐらいなら潰せるだろう
「いやまだ使わない。仲間割れをしているようだ、少し様子をみよう。寅次郎、『ダビデ』の基地の近くにも『モグラ』を集めよ。」
ハッと一声、返事して寅次郎が出ていく。
[キボウヲヒキダシジンメイキュウジョ二ムカエ。キカンヲイノル。]
東にいる十兵衛への伝言だ。
届いたかはわからない
敵の妨害が強くなっている
南はサラマンダーもモーゼもいるのでだいじょうぶだろう
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