キマイラを発射してからキリュウはイライラしている

スパイがあぶりだされた知らせでよけいにだ

ヒカルはせまいカプセルの中からそれを見ていた

肉体はカプセルにあるがヒカルの意思は違う所にあった

『そなたの申していることは我らにも重大なことじゃ。ワシラのとこにきた者は安全じゃ。』

ヒカルと話す老婆はウニバルゾの『アース』にいるという

彼女の見守る小さな村に『ヤマト』の人々はいるらしい

…………ヤエや昴さん達は生きている

安心する

ウニバルゾの悪の支配者、シオンに作られた

そうキリュウは言っていた

メタトロンさん達には迷惑をかけた

ここに縛られていれば犠牲もでないだろう

「キリュウ様、こいつを送りこめば反組織の本部がわかると思うのですが？」

キリュウの側近がいう

「やつらが集結してからだよ最後のコマを使うのは。こんどは東に撃ち込みたいのにまだ完成しない。あの赤いネズミが台無しにしたせで。」

もぐりこんだユーキスは敵のダメージを与えていた

ウニバルゾでも強い力を持つティティの心臓石をここの中心部にとかしこんだ

悪の力を嫌うこの石はキリュウの悪の力を浄化してしまった

システムもまだ地球では溶けないプログラムに何個かかきかえた

「北に逃げたのはわかっているんだがつかまらない。アーリアにまかせとけばつかまるか。」

発散で乞わしきった者を焼きキリュウはニヤリと笑った

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