南の指導者モーゼ

「ユーリ、無事でよかった。」

銀色の戦闘機から降りたメタトロンは顔が疲れていた。

「迷惑をおかけしてすいませんでした。みなさんご無事ですか?」

「いずれはあそこも襲撃されていた。内部に裏切りものが何人かいたんだ。我が部隊は俺が指導者のようで実際には違う、個々で動くからな。」

裏切りものの追跡をしたり大変だったのだろう

メタトロンは何も言わずに通路を歩いていった。

「連絡がとれない者が多いのでメタさんもきがたってるんですよ。」

後からきたマヤがそういってユーリに笑顔を向ける。

メタトロンは怒りをあまり出さない

まわりが荒くれ者ばかりで気づかれないというのもあるだろうが。

大きめの丸い戦闘機が着きなかからエルと数名降りてくる。

水色のマントを付けている者もまじっている

東の『サウンズタウン』の生残りだろう。

降りてきた者達が敬礼をして並んだ。

「モーゼ樣。」

丸い戦闘機の階段をゆっくり降りてきたのは南のモーゼだった。

「ユーリ殿、無事でなりよりじゃ。」

握手をかわす。

薬師でもある手は大きくてかたい

年を感じさせる白髪の髪と髭

背筋は伸び赤いマントを着ている姿はユーリが見たときと変わらない

彼は南をまとめている

太古、昔の力を受け継いでいる彼は魔術を使える

魔術と技術の複合で作り出した彼の作品は素晴らしい

ただモーゼ事態は目立つことは嫌いで自分の暮らす島でひっそりと暮らしていた

いよいよ最後の戦いかな。

ユーリは護身ように付けている短剣を握るてに自然と力が入った。


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