裏切り

アーリアはある場所にたった。

これがあの都会だった場所なのだろうか?

かつてアーリアが育った国は只の岩だなになっていた。

侮辱してきたやつら

奴隷にしてきたやつら

その子孫は消える……アーリアは笑がわいてきた

未來に消える一族を末梢してもいいんじゃない?

この任務が終わったらシオンの元を去りあいつらを殺りにいこう。

強烈な雷と噴火を起こさせ、アーリアは憎き大地をほうむった。


今回はあのクローン達の回収が目的だがウニバルゾの統一を図る、シオンはこちらの殺人兵器にも興味を示した。

ネオスが同盟を結び魔力の攻撃が通用しなくなり巨大な兵器を作るのが難しくなってきたのだ。

「なに?北の魔力戦力が壊滅だと。」

カツヤは機械部隊の報告をきき持っていたグラスを床に投げつけた。

「龍とネオスの『守人』の息子が関わっているようです。」

ハヤトが報告をききカツヤは考える。

「クローンの光の家族は生捕り出来なかったか。まあよいヒカルは捕まえた。」

もう一人のクローンの行方を追っていたが発信器があった場所は廃墟かしていたらしい。

「まあ生きてる確率はひくいだろう。キリュウさん後は好きにしてくれてけっこう。」

内心、態度のおおきいカツヤにイライラしているがそれをだすキリュウではない。

「ここは僕の王国さ。もう手配は住んでいるカツヤくん君は帰ってもいいんだよ。プレゼントは船に積んだし。」

ここはシオンの欲しい場所とは違う。

「それはありがたい。魔法部隊を調達するから俺は戻る。」

カツヤは一人で戻り部隊は全滅したが殺人兵器は持ってきたと報告しようと思っていた。

同じ頃、アーリアの水晶にシオンから通信がきた。

「僕からの特別な薬湯だとかいってやつが乗る前に毒をあおげ。」

アーリアはうなずく。

「カツヤ様、出発されるまえに特別な宴をご用意いたしました。」

アーリアの色っぽいドレスにカツヤは見とれてアーリアが飲み物に薬を仕込んだことを知らずに飲み干した。

それをキリュウは見ていた。


カツヤは出発したそして宇宙のもくずとなった。

「意気地無しは必要ない。」

花火のように宇宙空間に光散り散りになる宇宙船をキリュウは冷静に見つめた。

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