light up in the dark
俺は青い炎を地球の底につけた
青い火
光
柔らかい
火は
瞬間的に心を焼く
ウイルスくらい小さな
微粒子くらい小さな
静電気
は
心を底まで引き釣り込む
永遠があるなら
それは僕の知らない物語
部屋の中でピアノを弾く
旋律は心を反照する
メロディーというよりは
心が裂ける音
激しく静かに強烈に
ポンポンポン
ドドレレミミ
あ
人の数だけ芸術があるよ
だれもがここでは主張できる世界だ
心の中に秘めた思い出は
何を語るのか?
俺は知らない。
俺の名前は
ずっとコンプレックスだったのは
かっこいい名前が欲しかったからだ
けい
みたいな
大人びた声も嫌いだった
ちんこも嫌いだった
何もかも自分を殺したいほど憎んだのは
20年だ
歳月は時を刻む
何もかもに意味があるのなら
羞恥心にも憎しみにも
俺の行動にも
もしかしたら君らの一挙一動にも意味があるのかもしれない
何をしても許される
らしい
制限などはない
はずだった
虚無主義に沈んだのは過去の俺
人間をあきらめていたのは
昔から
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