第14話天才な俺
色々できましたよ。
やはり俺。
俺ゆえに天才。
つまり天才。
何が出来たかって?
聞きたい?
特別に教えて存ぜよう。
てれれれってれ~
黒曜石鏃の矢。
奥さんこれ見てこれ。
これをヒュンと飛ばすとズサッと刺さってグサッと貫通するんですよ。
でもお高いんでしょう?
いえいえ。それが拾いもんなんですよ。
山登るでしょ。黒い石拾うでしょ。鏃風に叩いて形作るでしょ。矢に付けるでしょ。
出来たっショ。
従来品より飛翔力が3割増、貫通力が5割増。刺殺力も5割増。て奥さん買うっきゃない!
そして次の秘密道具。
てれれれってれ~
黒曜石の斧、黒曜石のナイフ。
そして黒曜石の
この鋸。二つに割った竹の間に複数の黒曜石の歯が等間隔且つ少しづつ出るように挟み込んで、木の皮で締め込み漆で固めたもの。
鉄の鋸にはぜんぜん及ばないが、少しは切れる。と言うか削れる。まあ、ぶっちゃけあるだけまし?
許す。
褒めていいぜ。
褒めたたいて良いぜ!!
と黙々と作業を進めるりかちゃん3号に話しかけるぼっちな俺だった。
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