おばけの子供
こんな月の妖しい夜には
おばけの子供も散歩する
ざわざわ木の枝手拍子すれば
おばけの子供も踊ります
ふらふらふらあり ゆらゆらり
柳の木の下踊っているよ
ふらふらふらあり ゆらゆらり
迷子の黒ネコ 目が合った
黒ネコじいっと見つめてる
おばけの子供も見つめてる
黒ネコにゃあと叫んだら
おばけの子供逃げ出した
ネコが怖い訳じゃないんだよ
ビックリするのがダメなんだ
本当はもっと仲良くしたいのに
夜はますます更けまして
今宵の月は妖しさを増すばかり
骨の太鼓が響きます
バクが夢を食べてます
子供のおばけはふらふらり
崩れた廃墟でしゃがみます
もう誰の耳にも届かない
懐かしい友達何処にも居ない
こんな月の妖しい夜には
おばけの子供も浮遊する
たまには写真にだって映っちゃうよ
みんなそんなに怯えないでよ
誰か僕の独り言に気付いてよ
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