ましまろ

 まあるく世界がはずんでる

 のんびり汽車が走ってく

 踏み切りの前で待っている間だって


 ぴょんぴょんうさぎはねるよに

 ゆかいな気持ちでまいりましょ

 お空のましまろおいかけながら


 ずうっとずうっと昔から

 みんながみんなここにいて

 ああ それだけでうれしくて


 とことこ走るこねこたち

 きょうも楽しくかくれんぼ

 白いしっぽがおどっているね


 ぼくはと言うとぼうっとしながら

 お気に入りの音楽ゆらゆらゆれて

 早くふとんに入りたいなとか

 そんな事ばかり思ってる


 う~んとう~んとせのびして

 心の中の時間を止めて

 え~と、それから何しよう


 青空あおあお知らんぷり

 どこまでもやわらかいひざし

 さっきまで眠っていたはずなのに

 あくびがまた口から逃げていく


 そんな魔法みたいな昼下がりですよ

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