「もしもし」

やっぱり昼間の子だ。なんで私じゃダメなのだってさ。そんなのわかんないけどなんか気分じゃないんだよね。

「ごめんね」

理由になってないだってさ。もうめんどくさいなぁ。

「ごめんね、好きな人がいて今その人以外は考えたくないんだ」

最も説得力があったのか知らないけど電話きれた。

「優希、お風呂空いたぞ」

「はーい」


脱衣場まで石鹸のいい匂い。

...あ、見ちゃった。何をって、洗濯物を入れる籠の中。姉さんいるから嫌でも見たことあるけど...。姉さんのやつとは比べ物にならないくらいの大きさのブラジャー。しかも大きいのってあんまりデザイン無いのかな、なんか大人っぽくてエロいやつ。やばい、この前は我慢できたけど今日は昼間の告白といいタイミング悪いなぁ。


「お風呂ありがと」

はい、抜いてきました。人様の家で何やってんだって感じだけどこうしないと今日はやばいから。

「...なぁ優希」

要ちゃんがいつものようにちょっとぶっきらぼうに袖を引っ張る。

「...マッサージ...やって?」

うわ、今それ頼んじゃう?

「いいよ」

俺もなんで許可してんの。しかもまたあの際どい部屋着。普通にまた要ちゃんがソファーにうつ伏せになってとくに恥ずかしがってもいない。要ちゃんの危機感知能力ほんとに不安。

「ん...肩気持ちい」

またいじめたくなってきた。

「要ちゃんがいいのはここでしょ」

「ふぁっ」

内ももに手を這わせると前みたいな反応をしてくる。

「...そこはあの...凝ってない」

「ん?でも気持ちいんでしょ?」

「ふぅ...あ、気持ちくない...」

必死に声抑えちゃって、可愛い。するすると手を滑らせると小さい声が漏れてくる。今度は綺麗にくびれた腰を優しくなぞる。

「っ...力ちゃんと入れて」

そのままぐっと言われたようにぐっと力を入れる。

「ひゃあっ」

「今のはくすぐったく無かったでしょ」

「で、でもなんかちが...」

「違くないよ、気持ちいには代わりないでしょ、ほら仰向けになって」

目線は合わせないけど素直に仰向けになって要ちゃん涙目。

「んん...」

足の付け根を押すと目をトロンとさせながら口抑えてる。

「声が恥ずかしいなら俺の指噛んでなよ」

要ちゃんの手を掴んで俺の親指を口の中に入れると必死に痛くしないように甘噛みしてる。

えっろ、なんかしゃぶってるみたいで。またムラムラしてきた。脱がしたいなぁ。さすがに怒るか。

「要ちゃん、ちょっとキャミとズボン脱ごっか」







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