1-10『密売インフォメーション6』

「――信濃さん」

 と、僕は現れた人影に声をかけた。

 彼女は答える。気安い性格で、話しかけやすい女の子だった。

「んん、若槻ちんか。何用?」

「波崎がずっと捜してたよ。今日は新聞部で、何か用があるんじゃないの?」

「へっ? ……ああっ、忘れてたっ!?」

 が――ん、とかいう効果音が聞こえそうなほどのオーバーリアクションで頭を抱える信濃さん。


 僕のクラスには面白い奴が多いなあ、と、そんな認識を改めて得た。

 入学してまだ数ヵ月、未だクラスメイトたちのキャラクターを掴み切れているとは言えないけれど。それをもったいなく思うくらいには、僕はこの青春を気に入っていた。

 ――なんて。

 そんな思考が出てくるのも、暗号が解けた解放感からなのだろうか。

 我ながら、少し気分が昂揚しているようだった。

 考え込んでしまった以上、溶ければやはり嬉しいものなのだ。


「これから部室に行くの?」

「うん、そうするよ。いやー、参ったなー。みんな怒ってっかなー……」

「あ、行く前にひとついい?」

「んー?」

 首を傾げる信濃さん。

 僕は机に置いてあるノート(そういえばぜんぜん勉強していない)に文字を書き込むと、それを破って彼女に手渡す。

「これ、波崎に渡してくれないかな」

「? いいけど……何これ?」

 あれ、信濃さんは知らないのか。

 すると、やはりあの取引は、波崎が個人で勝手にやっているものなのだろう。


「ま、ちょっとした暗号だよ」


 波崎の個人趣味をばらすのも憚られるため、はぐらかすように僕は言っておく。

 これは貸しひとつ、かな。奴がどう感じるかわからないけれど、波崎に貸しを作れる可能性があるのなら悪くない。

 ともあれ、

「じゃあ、頼んだよ」

「んー、わかんないけどわかったー」

 ――じゃねーっ!

 と机から鞄を持ち出し、教室から駆け出して行く信濃さん。その背を見送ってから僕は、


「ってなわけで」


 呆然とする皆へ振り返り。

 そして言った。


「暗号。たぶん解けたよ」

「……みたいだな。教えてくれよ」

 最初に一色が言った。少し遅れて、

「はあー……。わたし結局わかんなかったよー」

 と芽室さん。悔しそうにするでもなく、純粋な好奇の視線を僕へ向けてくる。

 そして――しかし。

 朝霧だけはただ黙したまま、眠たげな、それでいて醒めたような瞳を崩さない。

「――……」

 その瞳を見て、ふと思った。


 こいつ、もしかして暗号解けてる……?


 無反応を貫く朝霧。その心中を完全に推し量ることはできないけれど、少なくとも今ここで口を開く気がないということだけは明白だろう。

 仮に理解していたのだとしても、朝霧は何も言わない。

 まあ、ならば僕が語るだけだ。


「……暗号の読み方だけどね。さっきも言った通り、それぞれ学年、クラス、出席番号を意味してる。で、まずは《波》の部分だけど」

「これが学年を意味してるの?」

 疑問する芽室さんに、僕は頷く。

「そういうことだね」

「でも、《波》でどうやって学年を……」

「《なみ》、じゃないんだよ」

「え?」

「それは《なみ》じゃなくて、《は》って読むんだ」

 波崎に関係する暗号であるためつい《なみ》と読みたくなるが、これは《は》と読んだほうが正解には近い。

 僕は芽室さんに向き直り、


「――ところで芽室さんは、《いろはかるた》ってやったことないかな」

「えと……。それって、《犬も歩けば棒に当たる》、とかの?」

「そう、その」


 江戸や上方などの違いはあるけれど、それはさしあたって関係ない。もっと言ってしまえばかるた自体が無関係だ。

 波崎はよくかるたの言葉を引用しているけれど、重要なのはいろは順の、それも最初の《いろは》の部分だけだ。


 いろは。

 それはつまり、物事の初めの部分。


「えっと……、それが?」

 判らない様子の芽室さん。僕はさっき信濃さんへ渡した紙の残りを手許に寄せ、

「いろははね、漢字だとこう書くんだ」


 そこに《伊呂波》と書いてみせた。


「……あ、」

 眼を丸くする芽室さん。

 僕は「そういうこと」と頷く。

「一年、二年、三年。これをそれぞれ、伊、呂、波に置き換えて表してるんだ」

「そういうことかー……」

 ほう、と芽室さんは溜息をつく。


 ……本当のところ、僕も波崎の癖を知らなければ、恐らく思いつかなかっただろう解釈だ。仮に思いついたとしても、他人に語って聞かせられるほどの自信は持てなかっただろう。あいつは古典が好きだと、語っていたのは一色だったか。

 まあ、つまり運がよかったということ。僕は今、自分の運のよさを自慢している痛い奴なのだった。

 ……。

 ともあれ、これで暗号の最初の部分は、三年生を指しているということが判る。


「次は《弥》の部分だけど、」

「これはじゃあ、《弥生》ってこと?」

 僕の言葉の後を取って、芽室さんが言う。

 確かに、それも考え得る可能性ではあるが――

「いや、僕は違うと思う」

「あ、やっぱり」

 別段驚いたふうもなく、むしろ否定されることを予測していたというように言う芽室さん。

「芽室さんも違うと思うんだ?」

「んにゃ、別に他の答が思いつくってわけじゃないんだけどねー」芽室さんは軽く頭を掻く。「でも、月は全部で十二あるけど、ウチの学校は六組までしかないからさ。なんか違うかなー、って」

「……なるほど」


 実際、その辺りは微妙なラインだとは思うのだ。現に伊呂波の場合は最初の三文字しか使っていないわけであるし。

 ただ伊呂波は、たとえばアルファベットのABCなんかのように最初の三つだけを抜き出して言うことがあるけれど、月の名前を六月までで止める理由はあまりないように思える。

 波崎がどこまでこだわっているのかが判らないけれど――とりあえず。

 僕は、波崎は六文字ちょうどにこだわる奴だと思えるのだ。証拠のない、ただの勘ではあるのだけれど。

 ま、こういうものは結局のところ、どれだけ蓋然性を求めたとしても最後のところは勘でしかない。本の出し主捜しのときと同じ話だ。


 加えて、何度も言うけれど――大前提。

 この暗号は、より単純なモノを答とするべきなのだ。

 ならば、


「『弥』のつく六文字のモノといえば、だ。一色」

「や、俺に訊かれてもな」

 別に訊いたわけではない。

「そうじゃなくて。……江戸川乱歩、読んでるって言ってたよな?」

「まあ、言ったけど。それが?」

「乱歩の処女作は読んだ?」

「いや、読んでねえ。俺が読んでるのは『怪人二十面相』だ」

 あれ、読んでないのか。そっちのシリーズだとは思わなかった。

「ならタイトルは?」

「……それは知ってる」訝しみながらも一色は言う。「『二銭銅貨』だろ」

「そうだね」


 もし既読であるならば、この時点でピンときていることだろう。

 波崎が知ってか知らずのことかは知らないが、かの乱歩の作品にも、同じネタを使った暗号を作っている。もっとも出来のほうは、それこそ天地の差があるけれど。


「あの作品は、まあ読んでないって言うからネタバレは控えて説明するけどさ、あれも暗号トリックなんだよ。そして『二銭銅貨』で使われている暗号の主題になってるのは――」

 と、僕は再度、紙にある文字列を書き込む。

 そして言った。


「『南無阿弥陀仏』だよ」


 今度は。

 誰も、何も言わなかった。

 構わずに僕は続ける。

「これも同じで、南が一組、無が二組、……というふうに読む。弥は、だから四組だね」

 単純な置換。

 もし『弥生』の弥なら三組、という解釈になるが、こればっかりは勘で解くことになる。どちらのほうが簡易、かつ綺麗な答かと問われれば、僕はこちらのほうだと思う――というだけのこと。

 ともすれば他にも解法があるのかもしれないし、正直、言い始めたらきりがない。共通点なんて、こじつけてしまえばいくらだって浮かぶのだから。

 だからこそ確認の手段は打っておいたわけだが――まあ、今それは関係ない。


「ここまでで判ったことは、暗号が示す人物が三年四組の、ついでに三月三日生まれでAB型の誰かである――ということだね」

「はー。じゃあ、最後は出席番号だね?」

 感心したか、それともむしろ呆れたか。どちらとも取れない雰囲気で溜息を零す芽室さん。

 僕は小さく頷いて口を開く。

「そうだね。これも、すぐに答を言ってしまうけど――」

 ひと息、溜めた。そして、


「単純な話、出席番号1番から順に、a、b、c……ってことだと思うよ」


「え?」「は?」

 間の抜けたリアクションが、芽室さんと一色から同時に漏れてきた。僕は思わず吹き出してしまう。

 そんな僕の反応を、しかし二人は気にする様子もなく言う。

「それはおかしくない?」と芽室さん。「だって、これcとdのふたつが書いてあるんだよ?」

 その疑問を受けて一色も言う。

「そもそも、アルファベットは二十六文字しかないだろう。一クラスの人数は、クラスにもよるけど、三十人以上いることも少なくないぜ?」

「……そうだね」

 後者の、一色が述べたほうの疑問には、割と簡単に答えられる。

 問題は前者、芽室さんが言ったほうの疑問点だ。これには本当に惑わされた。勘づけたのは信濃さんがやって来たからで、もし彼女が教室にやって来なければ、たぶん今でも悩み続けていたと思う。


「まあ、一色が言っていたことの答は簡単だよ」僕は言う。「この出席番号は男女別なんだろう。アルファベットの大文字なら男子、小文字なら女子を表しているんだと思う」

 それなら26×2の五十二番まで表すことができる。この学校は、一クラスにどれだけ多くても四十人程度しか生徒は在籍していないし、男女比も平均すればほぼ五対五。二十六あればまず足りる。

 伊呂波(学年)や南無阿弥陀仏(クラス)と違い、出席番号については全クラス同じ数、とはいかない。ひとつだけ数がぴったりじゃないのはそのためだろう。


 ちなみに、大文字が男子で小文字が女子、という考えに根拠はない。波崎と、何より取引相手だった男子生徒の台詞。それを思い出すと、おそらくは小文字が女子なのだろう、と考えただけだ。

 ……男が男の誕生日だの血液型だのを知りたがる理由もそうそうないだろうし。


「でも、それだとcとd、ふたつ書いてあることの説明がつかないよ?」

 と、芽室さん。だがそれにも説明はつけられる。

 僕は軽く言った。

「つくよ」

「どうやって?」


「だから、単に二人分だったんだよ」


「……え、そんなこと?」

「そんなことだよ」

「いや、でも、……待ってよ。誕生日も血液型も、一人分しか答えてなかったんでしょ?」

「実はふたり分答えてたんだよ」

「へっ?」

「つまりさ――」

 そこでまた溜めを作る。

 僕もここでだいぶ悩まされたのだ。これくらいの役得は許してもらいたい。


「――要するに、双子だったんだよ」


「あ、」ぽかんと眼を瞠る芽室さん。

 僕は肩を竦め、「正直、これは信濃さんが来なかったら気がつかなかったと思う」と、そう呟く。


 波崎が捜していた信濃さん。

 フルネームで信濃なずな。


『みたいだな。……なあ、誰か放課後になってから信濃を見なかったか?』

『信濃、って……?』

『なずな、な。信濃なずな』

『……ああ。いや、俺は見てないが……』


 先刻の、波崎と一色の会話。あのとき一色は、なぜ一瞬、疑問を浮かべたのか。

 それはだ。


 波崎と一緒にいた、信濃さんを捜している側の信濃さん。

 フルネームで信濃すずな。

 、ではなく、


 隣のクラスに在籍する、信濃なずなの――


 誕生日も、血液型も同じで、なおかつ出席番号まで隣り合っているとしたら。

 その事実を偶然以外の言葉で説明するのとしたら。


 それは、双子以外にあり得ないだろう。


 三年のクラス分けは文理選択などの要素に左右されるため、双子が同じクラスになることも充分にあり得る。小学校や中学校なら、双子を意図的に別のクラスにすることもあると聞くが、まあ違うのならどうでもいい。

 これで全ての文字が読み解けたことになった。

 この解法が正しいとすれば、暗号が指示している内容は即ち、


「――『』」


 となる、はずだ。


「その双子が、誕生日が三月三日で血液型がAB型の先輩、ってことだと思うよ」

「……なるほど、そういうことか」

 と呟く一色。その隣で、芽室さんは感心したふうに頷いている。

 ……その中で唯一、朝霧だけが何のリアクションも起こしていない。

 やはり気づいていたのだろうか。わからない。暗号は解けても、朝霧の心中は推し量れそうになかった。


「ま、あってる保証はないんだけどね」

 僕はそう言って肩を竦めた。

 これだけ自信満々で間違っていたら恥ずかしいし、いわば保険の意味も込めての台詞だ。

「えー、あってると思うけどなあ」と芽室さん。

 僕も頷きを返し、

「僕もそれなりに自信はあるよ。でも、暗号って案外、どうにでもこじつけられちゃうところがあるからさ――」

「や、そうじゃなくって」

 首を横に振る芽室さん。そして続けて、

「この暗号ってさ、つまり《三年四組の三番と四番》って意味なんでしょ?」

「まあ、僕の推測が正しいなら、だけど」

「それで、そのふたりは双子なんだよね?」

「……うん」


「当たってるよ、それ」


 気負いなく言ってのける芽室さん。

 僕は思わず目を見開いた。

 言葉を失った僕に代わり、一色が芽室さんに問う。


「どういう意味だよ、彩愛」

「だって、それ可愛えの先輩のことでしょ?」

「え、可愛……?」

 それって、昼休みに僕のところに来た……?

 首を傾げる僕に、芽室さんは続けて、

「一色くんだって知ってるでしょ。三年の可愛先輩。一卵性の双子で、どっちも生徒会役員だから、有名人だもんね」

「あー、確かに。そうか、あの二人、三の四だったのか」

 納得したように首肯する一色。

 ……そうだったのか。


 いや、思い返してみればヒントはあった。


 たとえばあのとき、可愛先輩が僕に宣った台詞。

 ――『実は双子の若槻佑太郎とかじゃなく?』

 あの発言は、自身が双子だからこそ出たものだったのではないだろうか。


 たとえばあのあと、一色が僕に告げた情報。

 ――『確か生徒会の、……あー、書記か会計か、そのどっちかだよ』

 あの逡巡は、双子のうちのどちらなのかは判らない、という意味合いだったのではないだろうか。


「……まあ、今さらか」

 やっぱり僕もまだ注意力が足りない、ということなのだろうか。

 なんて、ヨミが聞いたら大笑いしそうな話ではあるけれど。


 と、そのときだった。


「――わっ、若槻いっ!?」


 突然、凄まじい速度で教室に駆けこんで来る人の姿があった。

 波崎諷だ。

「うおっ!?」「ひゃっ!?」

 あまりの勢いに驚く一色と芽室さん。なんと朝霧までもが目を丸くしている。

 かくいう僕も驚いた。僕なんか、波崎がここに戻ってくると予測していたにもかかわらず、だ。

 波崎は一瞬で僕の前まで詰め寄って来ると、手に持った一枚の紙を突き出して、

「お前、こ、これ……、どこで……っ!」

「……いや、落ち着きなよ」


 まさかここまで慌てるとは思っていなかった。

 悪いことをしてしまっただろうか。ちょっと確認を取りたかっただけなのだが。


「でもその様子だと、どうやらあってたみたいだね」

「は、……あって? はあ?」

「大丈夫だよ、波崎。別に何かしようってつもりはない。それは推理で解いたんだ」

「……はい?」

 首を傾げる波崎に、僕は順を追って説明することにした。


 実は波崎には、信濃さん(姉の《なずな》のほうだ)に頼んでメモ用紙を手渡してもらった。

 その用紙に僕は、『伊/南/S』と書いておいた。

 解法に照らせば『一年一組十九番』――すなわち僕、若槻佐太郎を指す暗号である。

 もし波崎がこれに反応したのなら、僕の推測の裏付けになると思ったのだ。


 まあ。

 結果としては、大当たり以上の反応を得てしまったわけだが……。




「――じゃあ、マジでこれだけで読み方を当てたってのか?」

 僕の説明を受け、波崎は呆然として言った。

「まあ、そうなるかな」

「……あり得ねえ。なんだそりゃ。お前おかしいぞ、ちょっと」

「失礼な」

「いや、確かに佐太郎は若干おかしい」

「いや、だから一色に言われたくない」

「いや、確かにおれは若槻のことを舐めてたみたいだぜ……」

 慄然として言う波崎だった。

 運がよかっただけなのに、一色の言うことを真に受けて過大評価されている気がする。

 ……変な情報が波崎に蓄積されてないかなあ、これ。ちょっと怖い。


「しいて言えば、真ん中は少し違うな」波崎が言う。

「あ、やっぱり何か間違ってた?」と僕。

「解釈はあってる。ただ、おれが教えた奴は、真ん中はカタカナで書くんだよ」

「カタカナで?」

「そ。漢字、カタカナ、英字でちょうどよく分かれたほうが綺麗だからな。それに『南無阿弥陀仏』を漢字でパッと書けって言われたら、意外と間違ったりするからな」


 なるほど、聞いてみれば確かに、それは波崎らしいこだわり方だと言えた。

 それに僕が《弥》を《弥生》ではないと判断した理由も、月の昔の名前なんて覚えてない人には書けなくなってしまうから――言い換えれば簡単な暗号じゃなくなってしまうから――だったわけだし。

「……でも、それだと《仏》の部分が二文字になっちゃうよ?」

 ブツ、だから。

「《仏》だけは漢字でいいんだよ」その指摘に波崎は肩を竦めて。「《仏》が書けない高校生はさすがにいないし、それに、分解したらカタカナになるだろ?」

「…………」


 イとムで仏、か。

 さすがにそこまではわからなかった……。


「まあ、あまり吹聴しないでくれよ? 知ってる奴は知ってることだし、別に暗号である意味もないっちゃないんだけどな……。こういうのはロマンだから」

 やれやれ、とばかりに肩を竦めて波崎が言う。

 僕は小さく頷き、

「わかってるよ。ていうか、別に言う相手もいないし。暇潰しに解いてみただけだから」

「暇潰しで解読されちゃ、それこそ堪ったもんじゃないんだが……」慄くように、波崎。「でもまあ、いいわ。おれは戻るとするよ。部長にどやされちまうからな」

「ああ、また」


 再度教室を飛び出していく波崎に、僕はひらひらと手を振った。

 なんというか、今日は波崎によく会う日だなあ、なんて思いながら。

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