第7話 スキルの謎
「よーし!良いぞー使ってみてくれー」
未知のスキルを使用するということで神官達と両親は後方に10メートル程離れ更に神官の持ってるスキル『マイティガード』を使用して未知のスキルが広範囲に影響を及ぼす可能性も視野に入れて体勢を万全にして合図が来た。
防御力と魔法耐性が倍になりもしもの時は直ぐに回復魔法も使えるように治癒スキルを持ってる神官も待機している。
「それじゃいきます!」
ゴンザレス太郎は大きく宣言してスキルを使用する。
(確かスキルの使い方はスキル+スキルの正式名+発動の3つの言葉を使いたい時に連続して唱えるって言ってたな)
「スキル『プロアクションマジリプレイ』発動!」
スキル発動を宣言すると同時にゴンザレス太郎の目の前にウィンドウが現れる!
上部に入力された内容、下部に数字とアルファベットの一覧が現れゴンザレス太郎は内心超歓喜した。
だが、これを知られるわけにはいかないと考え「知らないウィンドウが出て知らない記号が並んでいる」っと地面に簡単に略したウィンドウを絵に描いて近付いてきた人々に説明した。
それを見た人達は一同に…
「これは…錬成系スキルかな?」
っと口々に話始めた。
※錬成系スキルとはその名の通りスキルを使って物を加工したり出来るスキルで鍛冶士や料理人が扱うスキルである。
ゴンザレス太郎はそのまま「錬成系スキルならそこまで騒ぐことじゃないでしょ」っと言う神官の言葉に安堵しその場は解散となった。
ゴンザレス太郎は口に出さなかったのだ。
ウィンドウ右下に『コードナンバーガチャ』って項目があり、中を見ると5000神力でガチャが一回回せる事が分かっていた。
この世界ではスキルの使用には神力が必要で神力は魔物を倒す他にも日常生活で何かをする度に少しずつ溜まる。
ゴンザレス太郎も親のお手伝い等をやって貯めた神力がガチャ1回分あり今夜家で試そうと内心ワクワクしながら少し落ち込み気味の両親と家路についたのであった。
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